DTMパソコンは、デスクトップミュージック(DTM)を作成するためのコンピューターであり、音楽制作における重要な役割を果たします。
音楽制作の世界に足を踏み入れようとしている方にとって、DTMパソコンの選択は重要な一歩です。
・楽曲したいけど、パソコンの性能はどれくらい必要?
・なるべく安いパソコンでDTMがしたいけど、どのくらいの予算を見積もればいい?
・DTMだけじゃなくて、PCゲームやYouTubeの動画編集もしたい。
などの疑問を持つ方がたくさんいらっしゃいます。
本記事では、DTMパソコンに必要なスペック・選び方について解説し、DTMのおすすめパソコンをご紹介していきます。
*DTM(Desktop Music:デスクトップミュージック)とは、パソコンを使って楽曲を作る行為のこと。
DTMに必要なパソコンスペックは?
音楽制作において、パソコンはクリエイティブな作業に必要不可欠なツールです。
しかし、数多くのDTMパソコンが市場に存在し、どれを選べば良いのか迷ってしまうことがあります。
「多くの楽器音源やエフェクトプラグインを同時に扱うから、高いパフォーマンスのパソコンが必要なんだろうってことはわかるけど…」
初めてDTM用のパソコンを購入しようと考えている初心者の方なら、誰しもが持つ疑問です。
指標の一つであるDAW(Digital Audio Workstation:音楽制作ソフト)に記載しているパソコンの推奨スペックは、快適に作業できるというよりは、最低限のスペックであることが多いです。
この推奨スペックを高めに設定すると、他社の音楽ソフトより動作が重いととらえられてしまう可能性があるので、会社側はなるべく低めに設定してしまう傾向があります。
この記事におけるDTMに必要なスペックは、最低限動作するのではなく、日常的にDTMを快適に行えるパソコンスペックを載せていきます。
CPU:Core i5以上
CPUはパソコンの頭脳のようなものです。
様々な作業の処理能力を司ります。
DTMでは多重トラック録音やエフェクト処理など、高い処理能力が求められます。DTM作業の中核となるCPUは非常に重要です。
高性能なCPUがあれば、複雑な音楽制作作業において優れたパフォーマンスを発揮します。
現在のCPU市場では、インテル社の「Core」シリーズとAMD社の「Ryzen」シリーズが主要な選択肢となっています。
両社とも高性能なCPUを提供していますが、古くから存在するインテル社の「Core」シリーズのほうが、DAW(音楽制作ソフト)との相性は良い傾向にあります。
「Ryzen」シリーズは相性抜きに、ずばぬけたコスパのパソコンを販売することがあるので、有力な選択肢であることには変わりはありません。
「Core i5/Ryzen5」以上のCPUを選びたいところです。「Core」「Ryzen」ともに、数字が多きいほど高性能と考えていいです。
1つ注意していただきたいのは、低い性能のCPUである「Atom」「Celeron」「Pentium」を選んではいけないということ。
これらのCPUだと最低限の動作もままなりません。
「Core i3」も選ばないほうが無難です。
Atom | ダメ |
Celeron | ダメ |
Pentium | ダメ |
Core i3 Ryzen3 | ギリOK (DAWによっては不足) |
Core i5 Ryzen5 |
OK!(DTM用に人気) |
Core i7 Ryzen7 |
OK!(本格的なDTM。 人気も高い) |
Core i9 Ryzen9 |
OK!(DTMを含めた マルチタスクが可能) |
メモリ:16GB以上
メモリは、CPUのデータのやり取りの情報を一時的に保管します。机のような役割です。
DTM作業では、多くの音源、サンプル、エフェクトプラグインなどを同時に扱います。これらのデータはメモリに読み込まれて処理されます。
メモリの容量が大きいほど、同時に行える作業量も増えます。
机で例えると、CPUが机の上で行う作業を、メモリは取りこぼさないようにする感じです。
高性能なCPUほど高負荷な作業が可能になり、それを受け止めるメモリも大容量である必要性が出てきます。
メモリの容量が不足している場合、パソコンのパフォーマンスが低下し、処理が遅くなる可能性があります。
音が途切れ途切れになったり、パソコンそのものがフリーズするケースも。
最低でも8GBは必要ですが、できれば16GB以上欲しいです。
メモリが16GB以上あれば、多重トラック録音や複雑なエフェクト処理を行うときにも、十分な余裕を持って作業を行えます。
もし、大規模なオーケストラ音源やサンプルライブラリを使用する場合は、32GB以上のメモリが必要となることがあります。
4GB | 厳しい |
8GB | 可能だが不安 |
16GB | 快適に作業可能 |
32GB | 大規模なDTM作業 (オーケストラ音源など) |
64GB | 同時並行かつ、 複雑な作業が可能 |
ストレージ:SSD
ストレージはデータを保存する場所で、データの読み書きも行います。
HDDとSSDが普及しており、SSDはデータの読み込みがHDDよりも高速。
音源データや録音データは容量が大きくなる傾向があるので、SSDを搭載したモデルをおすすめします。
HDDと比べて、楽曲や音源を読み込むスピードが段違いです。
容量も重要であり、数百GB以上のストレージ容量を確保したい。
作業時はSSDを使用して、完成した音源はHDDに保存すると、金銭的な負担が減っておすすめです。
ちなみに、SSDにはNVMe対応のモデルがあり、これはSSDの中でもさらに早い上位版と言っていい存在。
昔は希少でしたが、最近はNVMe対応のSSDのほうが多いです。
SSDかHDDか | 絶対にSSD |
オススメ | デュアルストレージ 例:SSD500GB+HDD2TB |
グラボ:場合による
グラボ(GPU,グラフィックボード)は、画面に映像や画像を映し出すためのパーツです。
映像処理に特化したCPUみたいな感じです。
ゲーミングPCや動画編集など、映像を扱う作業には重要なパーツですが、DTM作業においてはほとんど使いません。
ただ、高解像度のディスプレイや複数のモニターを使用する場合や、楽曲をPVなどの映像作品に絡めて作成したい場合は必要になってきます。
作業がDTMのみであるなら、グラボの性能は考えなくて大丈夫です。
不要な人 | DTMのみ |
必要な人 | 映像と絡めた楽曲 をする人 |
DTM:WindowsかMacか
DTMは、WindowsとMacのどちらが向いているのか。
DTM関連の主要ソフトは、WindowsとMacどちらでも使えることが多いです。
・Cubese
・Studio One
・FL Studio
などがとくに有名です。
これらDAW(楽曲制作)ソフトにはそれぞれ得意分野があり、EDM・テクノなどの電子音を主体にした楽曲制作がしたい場合はFLStudio、ギター・ピアノなどを録音しながら楽曲制作がしたい場合はCubaseなどの特徴があります。
しかし、Cubaseにも電子音主体の楽曲制作は可能です。正直、その差は大きくなく、主要ソフトであれば、ジャンルを選ばずに楽曲制作できます。
つまりソフトの機能面で、どちらかに軍配が上がることはありません。
ただ、フリーソフトの豊富さはWindowsです。
WindowsとMacで悩むとすれば、パソコンそのものの性能や値段になってきます。
性能・値段のコストパフォーマンスでいえば、Windowsに軍配が上がります。
市場シェア率も、WindowsはMacの十倍近い差をつけて圧勝しています。
DTMに限れば、値段に目をつむるならどちらでもOKですが、ゲーミングPCとしても使いたいなどの目的があるなら、絶対にWindowsです。
MacではPCゲームをそもそもプレイできないことがほとんどだからです。
有料ソフト でDTM |
互角 |
無料ソフト でDTM |
Windows |
コスパ重視 | Windows |
DTM:ノートPCかデスクトップPCか
DTMをノートパソコンで行うかデスクトップパソコンで行うかは、その人の好みや環境によって違ってきます。
ノートパソコンのメリットは、なんといっても携帯性の高さです。
音楽スタジオで仲間と打ち合わせなど、外出先でもDTM作業を行うことを想定しているのであれば、ノートパソコン一択。
デスクトップパソコンを外に持ち運んで作業するのは、おおよそ考えられません。モニターも持ち運ぶことになるのでなおさらです。
一方で、ノートパソコンには拡張性がありません。後から、USBポートなどの接続端子を増やしたくなっても増やすことは難しい。
対して、デスクトップパソコンのメリットは、コストパフォーマンスの高さです。値段当たりの性能はデスクトップパソコンが確実に高い。
特に、家での作業など、一点に腰を据えての作業を考えている方は、デスクトップパソコン。
別途で用意したモニター作業、基本的にノートパソコンのモニターより、デスクトップパソコン用に購入したモニターのほうが画面は大きいでしょう。
複数の工程を同時展開して作業することも多いDTMでは、モニターが大きいというメリットは作業効率にかなりプラスに働きます。
一方で、デスクトップパソコンはその大きさから持ち運ぶことはかなり難しいです。運ぶとしたら車などがいるでしょうし、持って行った後に、モニターとパソコンを繋ぐなどの一手間も面倒。
大きいので、自宅での置き場所も少しだけ考える必要があります。
外出先でも 作業する |
ノートパソコン |
家で作業 | デスクトップパソコン |
コスパ重視 | デスクトップパソコン |
DTMのパソコンはどこで買うのがいい?
パソコンの購入先の候補としては、
・Amazon/楽天/Yahoo shoppongなどの大手ECショップ
・BTO(Build To Order:受注生産)と呼ばれるパソコン専門ショップ
・家電量販店
などが挙げられます。
DTMのパソコンは、BTOでの購入をオススメします。具体的には、マウスコンピューターやパソコン工房、ツクモ、フロンティアなどです。
まず、同じ性能であれば、間違いなくBTOのパソコンが一番安いです。
AmazonなどのECショップは、そもそもBTOから依頼されての販売、手数料の分だけ高いです。直接、BTOから買ったほうが安いです。
家電量販店はシンプルに値段が高い。
また、BTOはシンプルで、余計なソフトがついてくるといった面倒ごとがありません。
不要なソフトがあると、それだけで容量を無駄に消費してしまい、さらに動作そのものが遅くなってしまう危険性もあります。
BTOパソコンは、届いたらDTMに必要なDAWソフトなどをインストールすれば、すぐにDTM作業に取り掛かることができます。
DTMパソコンのように、複雑かつ高負荷な作業に必要な高性能パソコンは、BTOでの購入一択です。
どこで買う? | BTO一択 |
DTMパソコンの選び方
DTMパソコンの選び方は以下のようになります。この選び方を基準に、DTMパソコンのおすすめをご紹介していきます。
Q&A
Q:DTMパソコンの必要スペックは?
A:
A:
CPU | Core i5以上 (高性能であるほど良い) |
メモリ | 16GB以上 |
SSD | 250GB以上 |
GPU | 基本は必要ない |
Q:OSはWindows or Mac ?
A:コスパ的にWindowsパソコン。無料ソフトが多いのも利点。
Q:ノートパソコン or デスクトップパソコン?
A:人による。持ち運び重視ならノートPC。家での作業、コスパ重視ならデスクトップPC。
A:人による。持ち運び重視ならノートPC。家での作業、コスパ重視ならデスクトップPC。
Q:Amazon/楽天 or BTO or 家電量販店 ?
A:価格が安く、故障時の補償も万全のBTO
DTM用パソコンのおすすめ6選比較【スペックなど】
これからご紹介するDTMにおすすめのパソコン一覧です。
ノートパソコン・デスクトップパソコン、それぞれ3選ずつ、計6つのパソコンをご紹介します。
パソコン 形態 価格 |
スペック |
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mouse F4-I5U01CG-A ノートPC 109,800円 |
CPU:Core i5-1240P メモリ:16GB SSD:256GB (NVMe) GPU:Iris Xe グラフィックス |
mouse K5-I7GM5BK-A ノートPC 149,800円 |
CPU:Core i7-12650H メモリ:16GB SSD:512GB (NVMe) GPU:GeForce MX550 |
DAIV Z6-I9G70SR-A ノートPC 359,800円 |
CPU:Core i9-13900H メモリ:32GB SSD:1TB(NVMe) GPU:RTX 4070 |
mouse MH-I5U01 デスクトップPC 134,800円 |
CPU:Core i5-14400 メモリ:16GB SSD:500GB(NVMe) GPU:UHD Graphics 730 |
mouse MH-I7U01 デスクトップPC 159,800円 |
CPU:Core i7-13700 メモリ:16GB SSD:500GB (NVMe) GPU:UHD Graphics 770 |
mouse MH-I9U01 デスクトップPC 194,800円 |
CPU:Core i9-13900 メモリ:16GB SSD:500GB (NVMe) GPU:UHD Graphics 770 |
DTMのおすすめノートパソコン
mouse F4-I5U01CG-A
⇒ 【マウスコンピューター】mouse F4-I5U01CG-A価格 | 109,800円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Core i5-1240P メモリ:16GB SSD:256GB (NVMe) GPU: Iris Xe グラフィックス |
解像度 | 1920×1080 |
サイズ 重量 |
14インチ 約1.38kg |
公式サイト | mouse F4-I5U01CG-A |
DTM入門用のノートパソコンです。安い。
CPUは、Core i5-1240P。DTMの作業用CPUとしては合格ライン。十分なパフォーマンスを提供し、音楽制作ソフトウェアやプラグインの処理に対応できます。
メモリが16GB。DTM用としては十分。複数のトラックやエフェクトを同時に処理する際に役立ちます。
価格が抑えめですが、CPU性能がしっかり備わっています。
DTM作業のできるパソコンを求めているが、予算が限られている方にオススメのノートパソコンです。
公式サイトで見る >
mouse K5-I7GM5BK-A
⇒【マウスコンピューター】mouse K5-I7GM5BK-A価格 | 149,800円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Core i7-12650H メモリ:16GB SSD:512GB (NVMe) GPU:GeForce MX550 |
解像度 | 1920×1080 |
サイズ 重量 |
15.6インチ 約1.97kg |
公式サイト | mouse K5-I7GM5BK-A |
本格的なDTM作業に最適なパソコンです。
CPUはCore i7-12650Hを搭載し、メモリは16GB。
Core i7-12650H は、より高性能なプロセッサであり、より多くの計算力を提供します。音楽制作においては、複雑なプロジェクトやプラグインの処理により十分な余裕があります。
優れたコストパフォーマンスと使いやすさが特徴。快適なDTM作業が可能です。
初心者から上級者まで、幅広くオススメできる高性能パソコン。
G-Tune P6-I9G60BK-A
⇒【マウスコンピューター】DAIV Z6-I9G70SR-A価格 | 359,800円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Core i9-13900H メモリ:326GB SSD:1TB(NVMe) GPU:RTX 4070 |
解像度 | 2560×1600 |
サイズ 重量 |
16インチ 約1.60kg |
公式サイト | DAIV Z6-I9G70SR-A |
[DAIV]はマウスコンピューターのクリエイターPCブランドです。DTM用としても非常に優れているので紹介します。
CPU[Core i9-13900H]搭載の高性能ノートパソコン。大規模なDTMプロジェクトや、CPU集中型のタスクにも快適に動作します。
GPU性能も高く、PCゲームや動画編集など、より高負荷な作業にも使えるハイスペックノートパソコン。
外出先でこのパソコンを開けば、即座に本格DTM作業を開始できます。
理想のクリエイティブ環境を味わえます。
公式サイトで見る >
DTMのおすすめデスクトップパソコン
mouse MH-I5U01
⇒【マウスコンピューター】mouse MH-I5U01価格 | 134,800円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Core i5-14400 メモリ:16GB SSD:500GB(NVMe) GPU:UHD Graphics 730 |
重量 | 約6.8kg |
公式サイト | mouse MH-I5U01 |
[Core i5-14400]はCore i5の最新世代CPU。旧世代のCore i7並みの性能を誇ります。
入門用としてリーズナブルながら、十分なパフォーマンスを発揮。
音楽制作において十分な性能ですが、より複雑なプロジェクトや処理が必要な場合は、より高性能なCPUが必要になりますね。
初心者にも取り入れやすい価格帯となっており、自宅でのDTM作業を中心に考えている方におおすすめのデスクトップパソコン。
公式サイトで見る >
mouse MH-I7U01
⇒【マウスコンピューター】mouse MH-I7U01価格 | 159,800円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Core i7-13700 メモリ:16GB SSD:500GB (NVMe) GPU:UHD Graphics 770 |
重量 | 約6.3kg |
公式サイト | mouse MH-I7U01 |
CPU[Core i7]の最新世代[Core i7-13700]搭載のデスクトップパソコン。複雑なプロジェクトや多くのプラグインを同時に処理する際にも優れたパフォーマンスを発揮します。
デスクトップパソコンのCore i7は、ノートパソコンのCore i7よりも性能は一段階上と考えていいです。
本格的なDTM作業もサクサクと快適。
高度なDTM作業が可能ですが、その場合ストレージ容量が不足する可能性があります。
カスタマイズ画面でストレージのSSD容量を増やせるので、追加することをおすすめします。1TB以上あると嬉しい。
500GB⇒1TB(+13,200円)
mouse MH-I9U01
⇒【マウスコンピューター】mouse MH-I9U01価格 | 194,800円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Core i9-13900 メモリ:16GB SSD:500GB (NVMe) GPU:UHD Graphics 770 |
重量 | 約6.1kg |
公式サイト | mouse MH-I9U01 |
超高性能なDTMパフォーマンスを提供するモデルです。
最新・最高スペックのCPU[Core i9]シリーズを搭載しており、複雑な音楽プロジェクトでもスムーズに作業ができます。ストレスとは無縁でしょう。
映像を絡めた楽曲制作もお手の物。用途は多岐にわたり、DTMだけでなく、ゲーミングPC・動画編集などの作業もサクサクこなします。
ただ、メモリとストレージがCPUの性能には少し物足りないです。メモリは32GB、ストレージは2TBくらいあると、CPUの性能をフルに発揮できます。
メモリ:16GB⇒32GB(+15,400円)
ストレージ:500GB⇒2TB(+27,500円)
DTM作業においては、このパソコンに上記のカスタマイズを施すのが、最もスペックと値段のコストパフォーマンスに優れていました。
まとめ
DTMの大きな利点の一つは、高品質な音楽制作を比較的手軽に行えることです。
過去には、高価なスタジオ機器や録音ブースが必要でしたが、現代のDTM技術を使えば、わずかな予算とパソコンさえあれば、自宅や小さなスタジオでプロフェッショナルな音楽制作が可能です。
決して簡単な作業ではありませんが、その努力によって得られる音楽制作の技術は大きな価値があります。
音楽制作においてDTMパソコンの選択は重要です。
本記事で、DTMパソコンの選択の一助ができていれば幸いです。
DTMに必要な機材についての記事や、DTMデスクのおすすめについての記事もありますので、もしよければご覧ください。
番外:モニター編
縦長、あるいはデュアルモニター
縦長のモニターは、DTM(Desktop Music)作業において便利です。
DAWソフトで使用する場合、縦長のモニターだと複数のトラックを同時に表示するとき、非常に見やすいからです。
長い楽譜を一度に表示するのにも適している。
ただ、DTM用だけのためにモニターを購入することに抵抗がある方は、2枚のモニターがあると便利。
デュアルモニターなら、他の用途でも大いに役立ちます。使用するプラグイン・エフェクト操作・画面切り替えなどがスムーズ。