Gray Zone Warfareは、MADFINGER Gamesによって開発されたタクティカルFPSです。
東南アジアの架空の島で起きた謎の事件が国際的な検疫を引き起こし、ほぼすべての民間人が避難させられる中、3人のPMCが秘密のクライアントからの依頼を受け、地域を探索し、秘密を解き明かし、貴重なものを持ち帰る任務に挑んでいきます。プレイヤーは戦略的なFPSゲームプレイを楽しめ、リアルな弾道シミュレーションや高度にカスタマイズ可能な武器システムが特徴になっています。
本記事では、
・Gray Zone Warfareの動作は重い?必要なPCスペックは?
・ゲーミングPCの予算はどれくらい見積もったほうがいい?
・Gray Zone WarfareにおすすめのゲーミングPCは?
などの疑問にお答えしていきます。
Gray Zone Warfareの概要を説明した後、Gray Zone Warfareを遊ぶために必要なPCスペックと、おすすめのパソコンを紹介していきます。
Gray Zone Warfareの特徴と魅力
Gray Zone Warfareは、MADFINGER Gamesによって開発されたタクティカルFPSです。
ラマン島の謎めいた大災害が起きたその場に立ち会い、未知の秘密と戦略的アクションが交錯する世界。
『Gray Zone Warfare』はSteamのウィッシュリストで世界第7位にランクインし、今、全世界のプレイヤーがその没入感ある世界を探検できます。
元特殊部隊員として、3つのPMC(民間軍事会社)のうち1つを選び、42km²の広大なオープンワールドで最大48人のプレイヤーや1000体のAIユニットと共に任務に挑んでいきます。
ジャングルの陰で激しいPvEvPモードを体験し、戦略を練ったり、友人と協力して敵と戦ったり、取れる行動は豊富。
タルコフとの類似性は?
『Gray Zone Warfare』は、タルコフと類似したシステムを持ちながらも、よりカジュアルなFPSゲームといった印象です。
タルコフのような難易度やリアリティを求める方にはオススメしづらいですが、タルコフに手を出しにくい、またはタルコフの難易度に苦労している方にはぴったり。
『Gray Zone Warfare』は、出撃ポイントの選択やソロプレイの難易度の低さなど、独自の特徴を持ちながらも、タルコフと同様に魅力的な戦闘体験を楽しめます。
良い点としては、出撃ポイントの選択によってゴミ湧きがなく、オープンワールドなので場面の変更がなく、マップの構造が覚えやすいという点が挙げられます。さらに、武器やアタッチメントの価格が手頃で、レベル1でもカスタムの幅が広いのも魅力です。
一方、悪い点としては、NPCの強さやダウンしたことを周りの味方に伝えられないなどの課題があります。また、アーリーアクセス特有のラグやバグの多さも指摘されています。
『Gray Zone Warfare』はまだ開発途中であり、タルコフほどの完成されたゲームシステムはないですが、独自の要素や魅力があります。価格も4000円と手頃であり、将来のアップデートに期待できるところもグッド。
Gray Zone Warfare用の公式PCスペック
Gray Zone Warfareを遊ぶためのPCスペックは、今のところ非常に高いです。
グラフィックはとてもきれいなので、当然グラボ性能は相応に高いものが必要。
加えて早期アクセスということもあり、画質の最適化という点でも、今後改良されていく余地が大いにありそうです。
昔に買った安いゲーミングPCなどでは、ほぼ楽しめないでしょう。軽めのゲームに慣れていると、だいぶ重く感じます。
一つ言うと、味方を殺さないように労力を使うので反応は少し遅くなるため、他のFPSゲームに比べてリフレッシュレート値はそこまで必要ないかもしれない。
以下、公式サイトのシステム要件より、引用・解説していきます。
最低スペック
PCパーツ | 最低スペック |
---|---|
CPU | TBA* |
グラボ | TBA* |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 40GB |
*TBA=to be announcedの略語。 「追って通知します」の意味です。
まだ早期アクセスの状態なので、最低スペックにはTBAになっている項目があります。
FPSゲームの中でもかなり重いので、現状の最低スペックを載せると、プレイヤーが遠のくという考えがあったりするのでしょうか。
画質最適化が進むと、必要スペックも下がると思うので、いずれ追加されるとは思いますが。
他のゲームと比較するとだいぶ重いので、最低スペックでも予算は15万円くらいは見積もっておくほうがいいですね。
ただし、最低スペックは起動はできるけど、快適なゲームプレイは望めません。本格的に遊びたいのであれば、推奨スペック以上のゲーミングPCを入手したい。
推奨スペック
PCパーツ | 推奨スペック |
---|---|
CPU | Intel® Core™ i7-9700K AMD Ryzen™ 5 3600X |
グラボ | NVIDIA® GeForce® RTX 3070 Ti AMD Radeon™ RX 6800 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 40GB |
推奨スペックは高い。
PCパーツの中で最も高価なのはグラボになりますが、上記の「NVIDIA® GeForce® RTX 3070 Ti」の値段は7~8万円ほどします。「AMD Radeon™ RX 6800」は10万円弱くらい。
「AMD Radeon™ RX 6800」の値段が高いのは、旧型で割高になっているだけ。最新型で少し性能の高い「AMD Radeon™ RX 7700 XT」なら7~8万円。
上記の推奨スペックを持ったゲーミングPCを入手するには、最低でも20万円以上の予算が必要になります。
15万円くらいのゲーミングPCだと、画質を抑える必要があるし、FPS値も60でるか怪しくなってしまう。
Gray Zone Warfareにおすすめのパソコン5選
Gray Zone Warfare用パソコンでは、グラフィックボード性能を重視して選んでいます。
デスクトップパソコンを3選、ノートパソコンを2選、計5つのゲーミングPCをご紹介します。
Gray Zone WarfareにおすすめのデスクトップPC3選
デスクトップPC1
【マウスコンピューター】NEXTGEAR JG-A7G7S(人気ゲーミングPC。一段階上の本格スペック)価格 | 229,900円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Ryzen 7 5700X グラボ:GeForce RTX 4070 SUPER メモリ:16GB SSD:1TB(NVMe) |
重量 | 約9.4kg |
公式サイト | NEXTGEAR JG-A7G7S |
NEXTGEAR JG-A7G7S。
CPU[Ryzen 7 5700X]は、CPUの新世代。
Ryzen7のシリーズの中でも最高クラスの性能を持ち、コスパ面での評価も高いです。
グラフィックボード[GeForce RTX 4070 SUPER]は、ゲーミングPCとして優れたグラフィックとフレームレート(fps,滑らかさ)を実現してくれます。
ゲーミングPCとしても上位のスペックを持っています。
PCゲームの中でも負荷の大きいGray Zone Warfareでも快適に遊べます。
ただし、メモリ容量が16GBなので、カスタマイズ画面で32GBにアップグレードすることを推奨します。
16GB⇒32GB(+15,400円)
デスクトップPC2
【マウスコンピューター】G-Tune FG-A7G8S(超高画質プレイ。4Kを想定したゲーミングPC)価格 | 459,800円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Ryzen 7 7700X グラボ:GeForce RTX 4080 SUPER メモリ:32GB SSD:2TB(NVMe) |
重量 | 約18.9kg |
公式サイト | G-Tune FG-A7G8S |
G-Tune FG-A7G8S。
CPUとグラフィックボードの性能・バランスがよく、このパソコンがあれば、およそゲーミングPCとして不自由することはないです。
高額ですが、それに見合ったパフォーマンスを発揮してくれます。
デスクトップPC3
【マウスコンピューター】G-Tune FZ-I9G90(圧倒的ハイスペック。4K画質で100fps超えるゲーミングPC)価格 | 659,800円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Core i9-14900KF グラボ:GeForce RTX 4090 メモリ:64GB SSD:2TB(NVMe) |
重量 | 約18.4kg |
公式サイト | G-Tune FZ-I9G90 |
G-Tune FZ-I9G90。
4K画質でも100FPS以上が見込める超高性能のゲーミングPCです。
Gray Zone Warfareのキャラクターが滑らかに動いて、ストレス皆無。
CPU・グラフィックボードともに最新世代かつ最高スペックのパーツで構成されており、ゲーミングPCとしてだけでなく、動画編集など他の高負荷な作業でも快適です。
予算に糸目をつけない方にはこれ以上ない、最高のゲーミングPCです。
⇒【マウスコンピューター】G-Tune FZ-I9G90【公式サイト】
Gray Zone Warfareにおすすめのノートパソコン2選
ノートPC1
【マウスコンピューター】G-Tune E6-A7G70BK-A(ハイスペックノートPC。ストレスなしのプレイ環境)価格 | 279,800円 |
---|---|
OS | Windows |
スペック | CPU:Ryzen 7 7840HS グラボ:GeForce RTX 4070 メモリ:32GB SSD:1TB (NVMe) |
モニター | サイズ:16インチ 解像度:2560×1600 Hz:240Hz対応 |
重量 | 約2.19kg |
公式サイト | G-Tune E6-A7G70BK-A |
*Hzは数値が大きいほど液晶画面がヌルヌル動作。
60Hzが普通。144Hzがヌルヌル。240Hzは最高峰。
(液晶画面の性能なので、ノートPCのみ)。
G-Tune E6-A7G70BK-A。
60Hzが普通。144Hzがヌルヌル。240Hzは最高峰。
(液晶画面の性能なので、ノートPCのみ)。
G-Tune E6-A7G70BK-A。
Gray Zone WarfareはPCゲームの中でも高いPCスペックを要求されるゲームですが、このゲーミングノートPCなら快適にプレイできます。
モニターのリフレッシュレートは、240Hz。Gray Zone Warfareにはこれほどのリフレッシュレートは必要ないですが、他のFPSゲームをプレイするとしたらとても嬉しい。理想のリフレッシュレート値です。
Gray Zone Warfareは重いので、このスペックを持っていても高画質で遊ぶとラグはある程度起きてしまいますが、コスパ面から考えるとこのパソコンは非常にオススメ。
ノートPC2
【パソコン工房】LEVEL-17WG191-i9-XL4X
⇒ 【パソコン工房】LEVEL-17WG191-i9-XL4X【公式サイト】
価格 | 499,900円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Core i9-13900HX グラボ:GeForce RTX 4090 メモリ:32GB SSD:1TB (NVMe) |
モニター | サイズ:17.3インチ 解像度:2560×1440 Hz:165Hz対応 |
重量 | 約3.44kg |
公式サイト | LEVEL-17WG191-i9-XL4X |
*Hzは数値が大きいほど液晶画面がヌルヌル動作。
60Hzが普通。144Hzがヌルヌル。240Hzは最高峰。
(液晶画面の性能なので、ノートPCのみ)。
60Hzが普通。144Hzがヌルヌル。240Hzは最高峰。
(液晶画面の性能なので、ノートPCのみ)。
LEVEL-17WG191-i9-XL1X。
ゲーミングノートPCとしては、最高峰の性能を誇ります。
モニター解像度がWQHD画質なのですが、4Kモニターとつなげば、Gray Zone Warfareを超美麗な映像で楽しむことができます。
Gray Zone Warfareを4K画質でプレイするのは非常に高負荷なのですが、この超高性能ゲーミングノートPCなら、難なくこなします。
[Q&A]Gray Zone Warfare
PCパーツ概要
CPU:
CPUは、コンピューターの中枢部分にあたります。データを処理する処理能力の速さを担っています。プレイヤーの操作やゲーム内のイベントの処理を行います。
CPUの性能が低いと、ラグやカクつきが生じます。
ゲーミングPCにおけるCPUはゲームの高度な処理や大規模なイベントの処理速度を左右し、快適なパフォーマンスを実現するために不可欠なPCパーツと言えます。
CPUはインテル社の「Core i」シリーズとAMD社の「Ryzen」シリーズが主流です。
「Core i5」「Ryzen5」など、後に続く数字が大きいほど、基本的には高性能です。
「Core i5」「Ryzen5」など、後に続く数字が大きいほど、基本的には高性能です。
低性能なCPUである「Atom」「Celeron」「Pentium」は、ゲーミングPCとしては不十分。
Gray Zone WarfareではCPU性能が高めに設定されており、グラボと同じく、最重要視するべきパーツになっています。
Atom Celeron Pentium | ダメ |
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Core i3 Ryzen3 | ダメ |
Core i5 Ryzen5 | 物足りない |
Core i7 Ryzen7 | OK!(快適) |
Core i9 Ryzen9 | OK!(ラグなし、高画質) |
グラボ:
グラフィックボードの名の通り、ゲーム内のグラフィックスを処理し、モニターに表示するための装置です。グラボの性能が高いほど、ゲームの描画品質やフレームレートが向上します。
Gray Zone Warfareを高解像度で、高品質のグラフィック設定でプレイするために、高性能なグラフィックボードが必要。大規模なオープンワールドや高度な視覚効果を処理する能力が求められます。
グラボは、NVIDIA社の「GeForce」シリーズとAMD社の「Radeon」シリーズが主流です。
NVIDIA® GeForce® RTX 3060 AMD Radeon™ RX 5700 | 物足りない |
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NVIDIA® GeForce® RTX 3070 Ti AMD Radeon™ RX 6800 | OK! |
NVIDIA® GeForce® RTX 4070 SUPER AMD Radeon™ RX 6900XT | OK!(快適) |
NVIDIA® GeForce® RTX 4080 AMD Radeon™ RX 7900XT | OK!(高画質でもサクサク動作) |
NVIDIA® GeForce® RTX 4090 AMD Ryzen 該当なし | OK!(理想) |
メモリ:
メモリ(RAM)は、ゲームが実行されている間に使用される一時的なデータやプログラムを保持します。大規模なゲーム環境や高解像度のテクスチャを快適に処理するために必要です。
メモリは机に例えられることが多いです。広いほど、沢山の数・大きなものを置ける。
メモリ容量が大きいほど、重いゲームソフト(大きなもの)を遊べるということです。
Gray Zone WarfareはPCゲームの中でもかなり重く、最低スペック時点で32GB必要なので、やり取りする情報や計算量が大きいゲームであることがわかります。
16GB | 足りない |
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32GB | OK! |
64GB | OK!(ほぼ理想) |
128GB | OK!(ゲームのみの用途なら ここまでは必要ない) |
Gray Zone WarfareはPS5やSwitchで遊べる?
現時点では、PS5版やSwitch版が発売される予定はありません。
Steamで4月30日に早期アクセスが開始されているのみ。今のところは、Gray Zone Warfareを購入してプレイできるのはパソコンのみになっています。
しかし、将来的には変わるかもしれません。開発者のMadfingerGamesは、PCでのゲームの完全なサポートとともに、将来的にはコンソール機で発売することに興味を示しています。
まあリップサービスの可能性も高いので、期待はあまりしないほうがいいかもしれませんが。
Gray Zone Warfareは重い。4Kで遊ぶなら数十万のゲーミングPCが必要
Gray Zone WarfareはPCゲームの中でも負荷が大きいゲームです。
4K画質でのプレイを考えているなら、公式の推奨スペックでは足りないです。CPUはCore i7/Ryzen7以上、グラボはGeForce RTX4080以上必要になってきます。
最適化が進んでいくと、負荷も軽くなっていくので、今後に期待ですね。
最後に、本記事でご紹介したおすすめのゲーミングPC一覧を載せておきます。
青文字をクリックで、公式サイトに飛べるのでよかったらご利用ください。
パソコン 形態 価格 | スペック |
---|---|
NEXTGEAR JG-A7G7S デスクトップPC 229,900円 | CPU:Ryzen 7 5700X グラボ:GeForce RTX 4070 SUPER メモリ:16GB SSD:1TB (NVMe) |
G-Tune FG-A7G8S デスクトップPC 459,800円 | CPU:Ryzen 7 7700X グラボ:GeForce RTX 4080 SUPER メモリ:32GB SSD:2TB (NVMe) |
G-Tune FZ-I9G90 デスクトップPC 659,800円 | CPU:Core i9-14900KF グラボ:GeForce RTX 4090 メモリ:64GB SSD:2TB (NVMe) |
G-Tune E6-A7G70BK-A ノートPC 279,800円 | CPU:Ryzen 7 7840HS グラボ:GeForce RTX 4070 メモリ:32GB SSD:1TB (NVMe) |
LEVEL-17WG191-i9-XLSX ノートPC 449,700円 | CPU:Core i9-13900HX グラボ:GeForce RTX 4090 メモリ:32GB SSD:500GB (NVMe) |
番外:推奨パソコンメーカー
ご自身で、パソコンを吟味したい方用。
下記リンクから公式サイトに飛びますので、よければご利用ください。
【公式サイト】
【メーカー比較記事】
【公式サイト】
マウスコンピューター …………商品数が多く、一部にとても安いパソコンが売られるケースがあります。乃木坂46のCMでも有名。
パソコン工房 …………老舗のBTOメーカー。価格はBTOメーカーでも最安の部類。昔からの根強いファンがいらっしゃる印象があり、個人的にはマウスコンピューターと並んでオススメのBTOメーカー。
ツクモ ……TSUKUMO(ツクモ)。期間限定のセールを積極的に行っている印象。
パソコン工房 …………老舗のBTOメーカー。価格はBTOメーカーでも最安の部類。昔からの根強いファンがいらっしゃる印象があり、個人的にはマウスコンピューターと並んでオススメのBTOメーカー。
ツクモ ……TSUKUMO(ツクモ)。期間限定のセールを積極的に行っている印象。
【メーカー比較記事】