アーマードコア6の推奨スペック&おすすめパソコン

アーマードコア6 スペック おすすめパソコン

アーマードコア6が10年ぶりにフロムソフトウェアから発売されました。

PS4・PS5・Xbox・Steamに対応しています。

アーマードコアシリーズには、熱烈なファンがいることで有名です。オンライン対戦がない時代、全国各地で数多くの大会が開かれ、強豪プレイヤーや最強機体構成について幾度も議論されてきました。

古くからのファンはもちろん、新規で気になっている方もたくさんいる「アーマードコア6」。


・アーマードコア6をパソコンで遊びたいけど、どのくらいのスペックが必要?
・PS4やPS5とパソコンではどう違うの?
・アーマードコア6におすすめのパソコンは?


本記事では、上記のような疑問を持つ方のために、アーマードコア6の推奨スペックとおすすめのパソコンを紹介していきます。


アーマードコア6の必要スペック

アーマードコア6 必要スペック

アーマードコア6【ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON】の公式サイトが発表している、Steam版の必要スペックと推奨スペックは以下の通りです。


必要動作環境(最低スペック)推奨動作環境(推奨スペック)
OS Windows10Windows11/10
CPU Intel Core i7-4790K
Intel Core i5-8400
AMD Ryzen 7 1800X
AMD Ryzen 5 2600
Intel Core i7-7700
Intel Core i5-10400
AMD Ryzen 7 2700X
AMD Ryzen 5 3600
メモリ 12GB RAM12GB RAM
グラボ NVIDIA GeForce GTX 1650, 4GB
AMD Radeon RX 480, 4GB
NVIDIA GeForce RTX 2070, 8GB
AMD Radeon RX 6650 XT, 8GB
Intel Arc A770, 16GB
容量60GB以上60GB以上


必要動作環境というのは、最低限プレイすることができるという意味です。
推奨動作環境は快適に遊べるという意味。

実際に上記のスペックだと、必要動作環境はフルHD画質で平均30fps、推奨動作環境だと平均60fpsほどになります。

ちなみにコンシューマー機だと、アーマードコア6ではPS4版が最大30fps、PS5版が最大60fpsとなっています。

公式の推奨スペックだと、PS5相当のプレイ環境になるということですね。


本記事では、アーマードコア6に焦点を置いた推奨スペックとオススメパソコンについてご紹介していきますが、ゲーミングPC全般に推奨されるスペックについての記事もあります。

興味がある方はご覧ください。

関連記事:ゲーミングPCのスペック目安は? 


各PCパーツ説明

OS:
Operating System(オペレーティングシステム)の略。WindowsとMacの2つが主流。ゲーミングPCではWindows1強です。MacはそもそもゲーミングPCとして考えられていないことが多く、アーマードコア6でもMacでのプレイは想定されていませんね。Macでプレイするなら、仮想OSソフト(Parallels )を使うケースが多いです。

CPU:
Central Processing Unit(中央処理装置)。コンピュータの計算処理を管理し、プログラムの実行を制御します。 Intel社の「Core i」シリーズと、AMD社の「Ryzen」シリーズの2強。ゲーミングPCとしてはそれぞれ「Core i5」「Ryzen5」以上のものが欲しい。数字が大きいほど高性能です。

メモリ:
一時的なデータストレージとして使用され、ゲームのスムーズな動作に影響します。CPUの補佐的な役割です。ゲーミングPCにおいては、8GB以上のメモリが推奨されることがおおいです。アーマードコア6の12GB以上というのは、ゲーミングPCとしても多いほうです。最近のゲーミングPCは16GBが主流で、アーマードコアも16GBあれば快適

グラフィックボード(グラボ):
グラフィックスの描画と処理を担当し、ゲームのビジュアル品質とパフォーマンスに大きく影響します。 NVIDIA社の「GeForce」シリーズとAMD社の「Radeon」シリーズの2強。アーマードコアだと、「GeForce RTX 3060」「Radeon RX 5700」以上の性能を持つグラボが欲しいGeForce RTX 3060を例に出すと、「3060」は「30(世代)60(性能)」を表しており、世代・性能ともに数字が大きいほど高性能です。性能の数字が特に大きく影響し、3060と3070では性能が大きく違います。Radeon RX 5700だと、「5(世代)700(性能)」。こちらも性能の数字が特に大きく影響します。

容量(ストレージ):
データを保存するためのデバイスです。ソリッドステートドライブ(SSD)は高速で起動時間が短く、ハードディスクドライブ(HDD)よりも応答性が高い。ゲーミングPCとしてはSSDは必須レベルです。


最低スペック

OSWindows10
CPUIntel Core i7-4790K
Intel Core i5-8400
AMD Ryzen 7 1800X
AMD Ryzen 5 2600
メモリ12GB RAM
グラボNVIDIA GeForce GTX 1650, 4GB
AMD Radeon RX 480, 4GB
容量60GB以上


このスペックだと、フルHD画質(1920×1080)では、60fps以下のフレームレートでしか遊べません。40fpsがせいぜいといったところです。

フレームレート数値が低いと、機体の動きがカクカクになってしまいます。

ゲーミングPCとしては、60fpsが最低限で、100fps以上がゲーミングPCのプレイ環境としては欲しいと言われます。

このスペック帯のパソコンなら、PS5のほうがおすすめです。


推奨スペック

OSWindows11/10
CPUIntel Core i7-7700
Intel Core i5-10400
AMD Ryzen 7 2700X
AMD Ryzen 5 3600
メモリ12GB RAM
グラボNVIDIA GeForce GTX 1060, 6GB
AMD Radeon RX 590, 8GB
Intel Arc A750, 8GB
容量60GB以上


最低スペックよりもワンランクあがっています。

推奨スペックだと、フルHDで平均60fps以上は出ます。ただ、100fpsなどの高フレームレートは実現できません。

PS5と同じくらいの環境で、快適にプレイできます

パソコンを新しく購入するのであれば、コンシューマー機のPS4,PS5以上のプレイ環境が欲しいところです。

コンシューマー機と同等なら、コンシューマー機のほうが安いのでそちらを購入したほうがいいですしね。

PS5と同じくらいの環境で遊べるパソコンを持っているなら、そのパソコンで遊べばいいんですが。

次のおすすめスペックでは、フルHD画質でも平均100fps以上のプレイ環境が実現できるスペックを紹介していきます。




アーマードコア6のおすすめスペック

アーマードコア6 おすすめスペック


以下のスペックを満たせば、フルHD画質で平均100fps以上のプレイ環境を実現できます。

OSWindows10/11
CPUIntel Core i5 上位~
AMD Ryzen5 上位~
メモリ12GB~
グラボNVIDIA GeForce RTX 3060~
容量60GB以上


ゲーミングPCで最も重要なのは、グラフィックボード(グラボ)です。

公式サイトによる最低・推奨スペックも、グラフィックボードによる違いが大きい。グラボを基準に選べば、他のパーツは推奨スペックを満たしている場合がほとんどです。

「NVIDIA GeForce RTX 3060」搭載のゲーミングPCであれば、フルHD画質で100fps以上の環境で遊べます

100fpsもでるなら、十分ヌルヌルに操作機体が動いてくれます。

ただ、フルHD以上の画質であるWQHD(2560×1440)や4K画質(3840×2160)で遊びたい場合は、「NVIDIA GeForce RTX 3060」以上の性能を持ったグラフィックボードが必要です。

フルHD画質/100fps以上:GeForce RTX 3060~
WQHD画質/100fps以上:GeForce RTX 3060 Ti~
4K画質/100fps以上:GeForce RTX 4080~

4K画質で100fps以上は、必要スペックが格段に上がります。

120fpsが可能なグラボ

アーマードコアは、最大でフレームレートが120fpsまで出せる設定になっています。

PCゲームには240fpsまで対応しているゲームも多くある中では、控えめなフレームレート値ですが、PS5などのコンシューマー機でも発売されていることを考えると自然なことかもせ入れません。

パソコンでアーマードコアをプレイするのであれば、やはり最大の120fpsが出せるゲーミングPCで遊びたいのが人の性(さが)。

高画質なほど、高fpsを出すのは難しくなります。


【フレームレート:120fps】
画質グラフィックボード
フルHDGeForce RTX 4060 Ti ~
WQHDGeForce RTX 4070 ~
4KGeForce RTX 4090 ~

4K画質で120fpsを出すには、市販で最高性能を誇る「GeForce RTX 4090」が必要です。

オンライン戦ではfpsが特に重要

アーマードコア6では、1人で遊ぶストーリーモードと、オンラインでの対人戦があります。

ストーリーモードなら、ロックオン機能で自動で照準を合わせることができるため、相手機体の動きがカクついたとしても正直そこまで問題ありません。

相手からの攻撃もロックオンされれば「ピッ」と音が鳴るのでよけることはそこまで難しくない。

オンラインでもロックオンされると「ピッ」と音が鳴るので、最終的にはロックオンはせずに自分で照準を合わせて戦うことになっていきます。

このとき、fpsが低いと照準を合わせることにおいて、かなり不利になります。

映像美を楽しむためにも、対人戦で強くなるためにも、高いfps値を平均して出せるゲーミングPCが必要です。




アーマードコア6におすすめのパソコン

デスクトップPC1

 【マウスコンピューター】NEXTGEAR JG-A5G60


価格129,800円
OSWindows11
スペックCPU:Ryzen 5 4500
メモリ:16GB
グラボ:GeForce RTX 4060
SSD:1TB(NVMe)
重量約8.6kg
公式サイトNEXTGEAR JG-A5G60


NEXTGEAR JG-A5G60。

「NEXTGEAR」はマウスコンピューターが2023年7月26日に立ち上げたばかりの、ゲーミングPCの新ブランドです。EC(電子商取引)限定販売なので、インターネット上でのみ入手可能。

多くの候補パソコンの中で、一番コストパフォーマンスが高いのが、このPCです。
このスペックでこの値段は、破格の安さ


アーマードコア6では、フルHD画質で平均110fps以上でプレイできます。

WQHD画質でも80fpsほどでます。4K画質だと60fps未満で厳しいですが。


デスクトップPC2

【マウスコンピューター】NEXTGEAR JG-A5G6T


価格149,800円
OSWindows11
スペックCPU:Ryzen 5 4500
メモリ:16GB
グラボ:GeForce RTX 4060 Ti
SSD:1TB(NVMe)
重量約8.7kg
公式サイトNEXTGEAR JG-A5G6T


NEXTGEAR JG-A5G6T。

グラフィックボード「GeForce RTX 4060 Ti」搭載のゲーミングPCです。

フルHD画質なら平均120fpsでます。アーマードコア6の最大fpsが120なので、フルHD画質でのプレイなら、これ以上の性能は必要ありません。

WQHD画質だと平均100fpsほどで、4K画質だと平均50fpsほど。



【マウスコンピューター】NEXTGEAR JG-A5G6T【公式サイト】


デスクトップPC3

【マウスコンピューター】G-Tune FZ-I9G80


価格529,800円
OSWindows11
スペックCPU:Core i9-13900KF
メモリ:32GB
グラボ:GeForce RTX 4080
SSD:1TB(NVMe)
重量約19kg
公式サイトG-Tune FZ-I9G80


G-Tune FZ-I9G80。

グラフィックボード「GeForce RTX 4080」を搭載した高性能ゲーミングPC。

このゲーミングPCなら、フルHD・WQHD画質はもちろん、4K画質でも平均120fpsが実現できます。

ただし、値段が一気に跳ね上がります。

4K画質という美麗なグラフィックで、アーマードコアの精緻なメカを縦横無尽に動かすためには、これくらいのスペックが必要になってきます。



【マウスコンピューター】G-Tune FZ-I9G80【公式サイト】


ノートPC1

【マウスコンピューター】G-Tune E4-I7G60DB-B


価格199,800円
OSWindows11
スペックCPU:Core i7-12650H
メモリ:16GB
グラボ:GeForce RTX 4060 Laptop GPU
SSD:500GB(NVMe)
モニター
解像度
重量
14インチ / 144Hz対応
1920×1080
約1.8kg
公式サイトG-Tune E4-I7G60DB-B


G-Tune E4-I7G60DB-B。

グラボ「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」搭載。

同スペック帯のデスクトップパソコンに比べると、値段が高くなります。モニターが付いているのでしょうがないことではありますが。

フルHD画質で平均100fps以上の環境で遊べます。



【マウスコンピューター】G-Tune E4-I7G60DB-B【公式サイト】




アーマードコア6のオンライン対戦

アーマードコア6では、オンライン対戦が可能です。

1vs1の3戦2本先取、3vs3のリスポーンありのポイント制があります。

アーマードコアシリーズには、多くのファンがいらっしゃることで有名で、特に熱量の高さで言及されることが多い。

本作アーマードコア6が発売されるまでの10年間の空白期間で、過去作を何週も周回するプレイヤーがたくさんいることは割と有名ですね。

オンライン対戦も盛り上がるのではないでしょうか。大会の開催も考えられますね。

Steam版なら無料

PS5などのコンシューマー機だと、PSplusへの加入が必要で月額課金や年会費が必要ですが、Steam版なら加入の必要はありません。

パソコンでのプレイを考えている方には朗報ですね。

クロスプレイ不可

同じプラットフォームでしか対戦できないため、PS5ならPS5同士、パソコンならパソコン同士のプレイヤーでしか対戦できません。

友達と対戦しようと思っても、プラットフォームが違うと対戦できないのでそこは注意です。

光回線

オンライン対戦で不備がないように、インターネット回線の不安はなくしておきたいです。

PCゲームにおける回線指標は、Ping値とダウンロード速度。Ping値は少ないほど優れており、ダウンロード速度は多いほど優れています。


速度の目安としては、

Ping値:15ms以下(FPSゲームなどの1vs1対人ゲーム)
          :30ms以下(対人ゲーム以外のPCゲーム)
ダウンロード速度:30Mbps以上

くらいあるとオンライン環境で快適にプレイできます。

光回線をすでにご利用の方は、Ping値とダウンロード速度を測定するサイト「USEN GATE 02」などを使って測定してみましょう。


NURO光

NURO光は、万人向けの光回線です。NURO光はCMで見る機会が多いため、ほとんどの方がご存じではないでしょうか。

PCゲームを遊ぶ方にも例外ではなく、回線速度に定評のある「NURO 光 」がおすすめですね。

・通信速度が速い
・45,000円のキャッシュバック
・ソフトバンクのスマホ割
・他社違約金負担

などのメリットも多数。

開通から2ヶ月は完全無料でお試しができるのも大きなメリット。






ご自身でゲーミングPCを選択したい方は

ゲーミングPCをご自身で選びたい方は、BTO(Build To Order)メーカーからの選択がおすすめです。

以下のBTOメーカーがコスパ・品質ともに優れており、おすすめです。ボタンをクリック・タッチで公式サイトに飛べますので、良ければご利用ください。


【公式サイト】
マウスコンピューター …………商品数が多く、一部にとても安いパソコンが売られるケースがあります。乃木坂46のCMでも有名ですね。現在は、ホラン千秋さんやマツコ・デラックスさんが広告塔を務めていらっしゃるようです。


パソコン工房 …………老舗のBTOメーカー。価格はBTOメーカーでも最安の部類。昔からの根強いファンがいらっしゃる印象があり、個人的にはマウスコンピューターと並んでオススメのBTOメーカー。


ツクモ ……TSUKUMO(ツクモ)。期間限定のセールを積極的に行っている印象。



本サイトには、BTOメーカーの比較・おすすめ記事もあります。興味がある方は、以下のBTO比較記事もご参照いただければと思います。


【BTO比較記事】




アーマードコア6はストーリーも対人戦も超楽しい

アーマードコアの推奨スペックとおすすめパソコンについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

アーマードコア6は、メカアクションの金字塔的存在です。

ストーリーモードの隠しパーツや、ストーリー分岐も豊富。一人でも何十時間も遊べますが、対人戦も可能。

フロムソフトウェアは、Demon's Souls(デモンズソウル)から始まり、続いてDARK SOULS(ダークソウル)・SEKIRO(隻狼)と呼ばれるいわゆる「死にゲー」でその名を世界にとどろかせましたが、古くからのファンにとってはアーマードコアこそがフロムソフトウェアの代名詞でした。

YouTubeなどSNSでも盛況を見せているアーマードコア6。本記事がアーマードコア6を楽しめる一助となれたのなら嬉しいです。


また本サイトではおすすめのゲーミングPCについて、ゲーミングPC全般から触れている記事もありますので、良ければご覧ください。





追記:売上280万本突破

『アーマード・コア6(AC6)』ラスティ役の声優・加瀬康之さんの配信(2023年10月14日放送)において、フロム者の方から280万本を超える売り上げを記録していることを知らされたとのこと。

過去作で一番売れた『アーマード・コア5(AC5)』が25万本なので、10倍以上。

過去作累計売上が230万本ほどなので、今作のみでその売り上げを超えたということになります。

フロムは、前作と今作の10年という空白期間で、「Demon's Souls」や「DARK SOULS」などのいわゆる死にゲーで、世界的な評価もうなぎのぼりだったことも影響しているでしょうが、それでも今作の出来の良さは誰しもが認めるところです。

武器やボスなどのバランスなど、アップデートも発売されてから頻繁に行われているので、まだまだアーマードコア熱は高い。

今作の成功は、必ず次作への開発にもいい影響を与えるはずなので、1ユーザーとして喜ばしい限りです。




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