ゲームの世界に足を踏み入れる際に、十分な性能を備えたゲーミングPCを手に入れることは重要です。しかし、予算に限りがある場合、安いゲーミングPCを探す必要があります。
本記事では、安いゲーミングPCのスペック基準と、格安・最安値ゲーミングPCのおすすめ機種を6つに厳選してご紹介します。
安いゲーミングPCを入手するには
安いゲーミングPCを入手するには、
・5万円以下のパソコンは、ゲーミングPCとしては役不足
・BTOメーカーから選ぶ
・セールパソコンを狙う
・デスクトップのほうが安い
という前提を認識しておくと、より正確なパソコン選びができます。以下、詳しく説明します。
予算5万円以下では厳しい
まず大前提に、安いゲーミングPCといっても、5万円前後のパソコンでは、ゲーミングPC用には役不足ということを頭に入れておきたいです。
5万円前後のパソコンだと、ゲーミングPCとして必須のグラフィックボードの性能が著しく低いか、そもそもついていないパソコンしかありません。仕事でエクセルやメール、YouTubeなどでの動画視聴くらいならできますが、PCゲームを遊ぶためにはもっと高性能なPCスペックが必要になります。
ゲーミングPCとしては、最低でも10万円くらいの予算が必要になります。10万円以下なら、ゲーミングPCとしても使用できるパソコンがあります。
ネットで調べて、5万円以下のゲーミングPCというパソコンがあっても、かなり地雷なのでやめたほうがいいです。
新品はもちろん、中古や自作でも予算5万円くらいでは厳しいのが現状ですね。
BTOメーカーから選ぶ
AmazonなどのECサイトではなく、BTO(Build To Order)メーカーから選ぶと安く購入できます。
カスタマイズ可能なオプション:
BTOメーカーは、顧客が自分のニーズに合わせてPCをカスタマイズできるサービスを提供しています。これにより、必要な機能やスペックに合わせてパーツを選択し、無駄なコストを削減することができます。例えば、ゲームに特化したGPUやCPUを選び、必要のないオプションを省くことで、コストパフォーマンスの高いPCを構築することができます。
中間マージンの排除:
BTOメーカーは通常、パーツの仕入れから組み立て、販売までを一貫して行っています。中間の販売業者や小売店のマージンが排除されるため、同じスペックのPCを通常の小売店よりも安く入手することができる場合があります。
サポートと保証:
BTOメーカーは、顧客へのサポートや保証を重視しています。通常、製品の組み立てやパーツの動作確認が行われており、長期的なサポートや保証も提供されています。
以上が、BTOメーカーを利用することの主なメリットです。
おすすめのBTOメーカーに関する記事がありますので、よければご覧ください。
セールパソコンを狙う
割引価格での購入:
セール期間中は、通常よりも低価格でゲーミングPCを購入することができます。セールイベントでは、定期的に価格が引き下げられたり、特別な割引が適用されたりすることが多い。このようなセールを活用することで、予算内で購入することができます。
限定オファーやセット特典:
セール期間中には、限定のオファーやセット特典が提供されることがあります。例えば、ゲームソフトや周辺機器がセットになったお得なパッケージが販売されるケースなど。追加のコストをかけずに付属品を手に入れることができ、総合的なコスパが向上します。
旧モデルの在庫処分:
新しいモデルのリリース時には、旧モデルの在庫処分セールが行われることがあります。新しいモデルが発売されると、旧モデルは値下げされ、セール価格で販売されることが多いです。性能や機能の差が少ない場合には、旧モデルをセールで購入することで、大幅な割引を受けることが可能に。
セールには限られた期間があるため、タイミングを逃さずに行動することも大切です。格安・最安値のパソコン=セール期間のPCというケースは非常に多い。
マウスコンピューターやフロンティア、ツクモは、セールの値引き率が高く、セール頻度も高いことで有名です。セールパソコンを狙うならチェックしておきたい。
【公式サイト】
マウスコンピューター …………商品数が多く、一部にとても安いパソコンが売られるケースがあります。乃木坂46のCMでも有名ですね。現在は、ホラン千秋さんやマツコ・デラックスさんが広告塔を務めていらっしゃるようです。
パソコン工房…………老舗のBTOメーカー。価格はBTOメーカーでも最安の部類。昔からの根強いファンがいらっしゃる印象があり、個人的にはマウスコンピューターと並んでオススメのBTOメーカー。
ツクモ ……TSUKUMO(ツクモ)。期間限定のセールを積極的に行っている印象。
パソコン工房…………老舗のBTOメーカー。価格はBTOメーカーでも最安の部類。昔からの根強いファンがいらっしゃる印象があり、個人的にはマウスコンピューターと並んでオススメのBTOメーカー。
ツクモ ……TSUKUMO(ツクモ)。期間限定のセールを積極的に行っている印象。
ノートVSデスクトップ
ゲーミングPCを安く購入するには、デスクトップパソコンがおすすめ。
コストパフォーマンス:
デスクトップパソコンは、同じ価格帯のノートパソコンに比べて、より高性能なパーツを搭載することができます。同じ予算で見た場合、デスクトップパソコンの方がより優れたパフォーマンスを発揮できます。
アップグレードの容易さ:
デスクトップパソコンは、ユーザーが部品を簡単に追加や交換することができるため、将来的なアップグレードの余地があります。ノートパソコンの場合、アップグレードの余地が限られていることが多いです。
冷却効果と耐久性:
ゲーミングは高いパフォーマンスを要求するため、長時間の連続使用や負荷がかかることがあります。デスクトップパソコンは通常、効果的な冷却システムを備えており、より優れた冷却効果を実現できます。一方、ノートパソコンは冷却効果が制約されるため、長時間のゲームプレイで過熱する可能性があります。
以上が、デスクトップパソコンが安く購入する際におすすめされる理由です。ただし、ノートパソコンにも一定の利点があり、頻繁に外出先に持っていくなど携帯性が重要な場合や、場所の制約がある場合にはノートパソコンを選ぶことも選択肢に入ります。
安いゲーミングPCのデメリット・注意点
画質やfpsは期待できない:
予算をぎりぎりまで削っているため、画質やfpsにはそこまで期待しないほうがいいです。ゲーミングPCの名を冠するパソコンなら、フルHD画質である程度快適に遊べますが、4K画質や144fpsなどの高画質・高fps環境はあまり期待できません。ちなみに、5万円くらいのパソコンを無理やりゲーミングPCとして使おうとしても最低限の起動すらできない可能性があるのでやめたほうが無難です。
YouTubeで生配信などはできない:
PCゲームをしながらメールやchromeなどを起動するくらいはできますが、obs起動だとゲーミングPC最安モデルのスペックだと落ちます。
新作ゲームだとスペックが足りなくなるかも:
新しいゲームほど美麗グラフィックだったり高度な動作が可能になります。スペックも高度なものが要求されるようになるので、五年後くらいには今の最安モデルはもはやゲーミングPCとは呼ばれていないかもしれません。
PCゲームが美麗グラフィックなどが可能になったのは、そもそもパソコンの性能が底上げされたからです。昔は10万以下で今のようなスペックのパソコンは手に入りませんでした。今のスペックを昔購入しようとすればそれこそ100万単位のお金が必要になったかと。そう考えるといい時代になりましたね。
安いゲーミングPCに最低限必要なスペック
ゲームを楽しむためには、予算に合ったゲーミングPCを選ぶことが重要です。しかし、予算を決める前にはいくつかの要素を考慮する必要があります。まず、どの程度のパフォーマンスが必要なのかを考えましょう。
ゲーミングPCの必要最低限のスペックは、ゲームの種類や要求するパフォーマンスによって異なります。
最新のゲームや要求の高いゲームに対しては、より高いスペックが必要。
CPU:重要
by:https://www.amazon.co.jp/CPUパソコンの頭脳と表されるCPUは、中央演算処理装置とも呼ばれます。パソコン全体の能力を左右する重要なパーツで、ゲーミングPCにおいても例外ではありません。
CPUはインテル「Core i」シリーズとAMD「Ryzen」シリーズが主流です。世界中で最も大きなシェアを誇る2社です。
「Core i5/Ryzen5」など、後に続く数字が大きいほど、基本的には高性能です。
ゲーミングPCには、Core i5/Ryzen5以上が欲しいところですが、なるべく安いゲーミングPCを求めている場合は、Core i3/Ryzen3も候補に入ってきます。
美麗グラフィックが売りだったり、FPSやレーシングゲームのような動きが速いPCゲームだと、Core i3/Ryzen3だとラグやカクつきが起こる危険はありますが、画質を極力落としたりラグにも目をつぶるのであれば、最新の重いゲームでも遊ぶことはできるでしょう。
ただし、低性能なCPUである「Atom」「Celeron」「Pentium」は、ゲーミングPCとしては不十分。
画質を落とせばいけなくもないですが、本来の美麗なグラフィックで楽しもうとすれば、ラグやカクつきが発生してしまう可能性が高いです。
Atom | ダメ |
Celeron | ダメ |
Pentium | ダメ |
Core i3 Ryzen3 | ギリギリOK(最低限だが、 予算重視なら有力な候補) |
Core i5 Ryzen5 | OK(人気。安いゲーミングPC としても有力な候補) |
Core i7 Ryzen7 | OKだが、安いゲーミングPCだと 予算面で候補には入りづらい |
Core i9 Ryzen9 | OKだが、予算面でほぼ無理 |
グラボ(GPU):超重要
by:https://www.amazon.co.jp/gpuグラボ(グラフィックボード)はGPU(Graphics Processing Unit)と周辺回路が組み合わされたパーツで、グラフィックの名の通りモニターへ映像を出力するために必要なパーツです。
PCゲームは美麗な映像をモニターに映し出すことからもわかる通り、グラボはゲーミングPCにおいて最重要と言っても過言ではないパーツになっています。
ゲームにおいてはフレームレートにも大きく影響します。フレームレートとは、GPUが映像処理を行う速さのこと。fps単位で表され、60fpsが最低限、100fps以上だとキャラクターがヌルヌルに動く感じになります。
安いゲーミングPCを求めている場合でも、グラフィックボードには最低限の性能がないとゲーミングPCとしてそもそも成立しません。
大きく市場シェアを占めるメーカーは、NVIDIA社の「GeForce」シリーズとAMD社の「Radeon」シリーズ。CPUと同様、型番の数字が高いほど性能も高くなります。
ゲーミングPCとしての推奨はGeForceだとRTX3060以上、RadeonではRX6600以上欲しい。ただし、予算をなるべく抑えた安いゲーミングPCであれば、GeForce GTX1650が最低限。RadeonはRX 470あたりが候補に入ってきます。
GTX1650未満 RX470未満 | ダメ |
GTX1650 RX470 | 最低限(安さ重視) |
RTX3050~ RX5600~ | 最新ゲームならここから (安さ重視でも候補に入る) |
RTX3060~ RX6600~ | 最新ゲームを高クオリティで (予算10万以下では難しい) |
RTX4070~ RX6800 XT~ | 4K画質用 (安さ重視ならほぼ無理) |
メモリ:必要量で十分
by:https://www.amazon.co.jp/memoryメモリはCPUが仕事をする際の補助を担うパーツです。CPUが性能をフルに発揮するための作業机のような役割。メモリ容量が大きいほど一時的に保管できるデータ量も増えます。
PCゲームは高負荷な作業なので、メモリ容量もたくさん必要になります。
ゲーミングPC用のメモリは、8GB以上を見積もる必要があります。
16GB以上あればゲーミングPCとしても安心ですが、安いゲーミングPCだと8GB以上が目安になります。
高性能なほど快適に遊べるCPU・GPUに対し、メモリはプレイするゲームに必要な容量があれば、それ以上快適にはならないです。
市販のゲーミングPCに、メモリだけ必要以上に大容量なゲーミングPCなどありませんしね。
少し前までは4GB推奨くらいのゲームがほとんどでしたが、最近は8GB推奨のものが主流になりつつあります。
4GB | ダメ |
8GB | OK(最低限。低い予算でも) |
16GB | OK!(ほぼ理想。メモリ自体安いので 低予算でも可能) |
32GB | OKだが、ここに予算を割く必要はない |
ストレージはSSD
by:https://www.amazon.co.jp/ssdHDDやSSDは、データを読み込んだり書き込んだりする際に必要な記憶媒体です。
安いゲーミングPCを求めている方でも、SSD搭載パソコンを選ぶべきです。
HDDはSSDと比べて容量あたりの値段が安いため、保存媒体として便利。SSDは高額な分だけ高性能で、読み込み・書き込み速度が速い。
PCゲームファイルのインストール先にはSSD一択です。ゲームの起動時間や、ゲーム中のマップ切り替えのロード時間が、HDDとは全く違います。
安いゲーミングPCとして考えると、「SSD 250GB+HDD 2TB」のような2種類のストレージを備えたパソコンがおすすめ。デュアルストレージと呼ばれます。
PCゲームのインストール先をSSD、それ以外のデータ保存をHDDといった利用法になります。遊ばなくなったPCゲームの保存先などにHDDがあると便利。
ただ、最近ではSSD自体の値段が下がっているので、SSDのみで1TB以上の容量を持つゲーミングPCも候補に入ります。
PCゲーム用としてしか利用しない方は、SSD250GBで2~3本のデータ保存ができます。
500GBあれば5~6本くらい。
SSDかHDDか | 絶対にSSD(低予算だとしても HDDは絶対ダメ) |
オススメ | デュアルストレージ 例:SSD500GB+HDD2TB |
安いゲーミングPCでも、PCゲームの推奨動作環境(推奨スペック)以上は欲しい
PCゲームの公式サイトには、
・必要動作環境(最低限スペック)
・推奨動作環境(推奨スペック)
が掲載されていることが多いです。
推奨動作環境だと平均60fps
あくまで私個人の感想ですが、必要動作環境はフルHD(1920×1080)画質だとフレームレートが平均30~40fpsほどで、キャラクターはカクカクしてしまいます。
推奨動作環境は、フルHD(1920×1080)画質でフレームレートが平均60fpsほどでしょうか。
フレームレート(fps)は、1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示す単位のことで、この数値が大きいほど、キャラクターが滑らかに動きます。
PCゲームでは最低でも60fps以上が基準とされ、APEXやヴァロラント(Valorant)などの対人シューティングゲームのようなコンマ一秒が勝敗を分けるゲームだと100fps以上は欲しいところです。
必要動作環境くらいのPCスペックだと、正直PCゲームを快適に遊ぶことはできないため、推奨動作環境を満たしたゲーミングPCが欲しいです。
PCゲームは年々グラフィック技術が向上しているため、推奨スペックも厳しくなる傾向があります。しかし、ゲーミングPCそのものの値段も下がっているため、10万円ほどでも推奨動作環境を満たしたゲーミングPCは結構あります。
各PCゲームの推奨スペック一覧
正直、このPCゲームだけを遊ぶ!という方はほとんど存在せず、複数のPCゲームを遊びたい方が圧倒的大多数を占めます。今は遊びたいタイトルが1つでも、将来的にその候補が増えることは容易に想像できます。
ただ、一般的に必要なゲーミングPCのスペックは把握しておいたほうがいいかもしれません。
最低ラインはCPU:Core i3/Ryzen3とグラボ:GeforceGTX1650/Radeon RX 470、メモリ:8GB ストレージ100GBくらいです。
APEX:
必要スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
CPU | Intel Core i3-6300 3.8GHz AMD FX-4350 4.2GHz | Intel i5 3570T および同等品 |
メモリ | 6GB以上 | 8GB以上 |
ストレージ | 22GB以上 | 22GB以上 |
グラボ | NVIDIA GeForce GT 640 AMD Radeon HD 7730 | NVIDIA GeForce GTX 970 AMD Radeon R9 290 |
ヴァロラント:
必要スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
CPU | Intel Core 2 Duo E8400以上 AMD Athlon 200GE | Intel Core i3-4150 AMD Ryzen3 1200 |
メモリ | 4GB以上 | 4GB以上 |
ストレージ | 記載なし | 記載なし |
グラボ | Intel HD 4000 AMD Radeon R5 200 | NVIDIA Geforce GT730 AMD Radeon R7 240 |
フォートナイト:
必要スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
CPU | Intel Core i3-3225 | Intel Core i5-7300U AMD Ryzen 3 3300U |
メモリ | 8GB以上 | 16GB以上 |
ストレージ | 記載なし | NVMe SSD |
グラボ | Intel HD 4000 AMD Radeon Vega8 | Nvidia GTX 960 AMD R9 280 |
FF14:
必要スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
CPU | Intel Core i5 2.4GHz 以上 | Intel Core i7 3GHz 以上 |
メモリ | 4GB以上 | 8GB以上 |
ストレージ | 80GB以上 | 80GB以上 |
グラボ | NVIDIA Geforce GTX750以上 AMD Radeon R7 260X 以上 |
NVIDIA Geforce GTX970 以上 AMD Radeon RX 480 以上 |
APEX、ヴァロラント、フォートナイト、FF14の中では、FF14が最も必要スペックが高いですね。
FF14でも、以下で紹介するゲーミングPCなら、推奨スペックを満たしています。
安いゲーミングPC3選(デスクトップ)
RM7A-E223/B
【ツクモ】AeroStream RM7A-E223/B
価格 | 104,800円 (⇒89,399円) |
---|---|
OS | Windows |
スペック | CPU:AMD Ryzen 7 5700X メモリ:8GB SSD:500GB(NVMe) GPU:GeForce GTX 1650 |
公式サイト | AeroStream RM7A-E223/B |
初期設定だと上記の通りだが、カスタマイズでCPU性能を下げると、その分値段が下がって10万円以下で購入できます。
CPUを「AMD Ryzen 7 5700X」から「AMD Ryzen 5 4500」へ変更すると、15,401円の値下げになり、89,399円での購入が可能になります。
約9万円のゲーミングPCは、ゲーミングPCとしては格安です。最安値のゲーミングPCと言っていいレベル。
NEXTGEAR JG-A5G1D
【マウスコンピューター】NEXTGEAR JG-A5G1D価格 | 99,800円 |
---|---|
OS | Windows |
スペック | CPU:Ryzen 5 4500 メモリ:16GB SSD:512GB(NVMe) GPU:GeForce GTX 1660 SUPER |
公式サイト | NEXTGEAR JG-A5G1D |
「NEXTGEAR」はマウスコンピューターが2023年7月に新設したブランドです。EC(電子商取引)限定のブランド、つまりネット限定の商品です。
グラフィックボードの「GeForce GTX 1660 SUPER」をはじめ、CPU・メモリ・ストレージすべてにおいて、ほとんどのPCゲームの推奨スペックを満たしています。
なるべく安い値段、かつ、多くのPCゲームを快適に遊べるゲーミングPCは、このライン。
SENSE-M0P5-R45-RBX
【パソコン工房】SENSE-M0P5-R45-RBX価格 | 118,800円 |
---|---|
OS | Windows |
スペック | CPU:Ryzen 5 4500 メモリ:16GB SSD:500GB(NVMe) GPU:GeForce RTX 3060 |
公式サイト | SENSE-M0P5-R45-RBX |
「GeForce RTX 3060」は性能と値段のコスパが非常に高いことで、人気のあるグラフィックボードです。
ゲーミングPCとしても高いグラフィック処理能力を発揮してくれます。
フルHD画質なら、ほとんどのPCゲームを快適に遊べます。4K画質で遊びたい場合は、この価格帯では少し厳しいですが。
FPSゲームや最新のゲームでも、このスペックなら快適。
安いゲーミングPC3選(ノート)
TUF Gaming F15 FX506HF
【ASUS】TUF Gaming F15 FX506HF価格 | 99,800円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Core i5-11400H メモリ:16GB SSD:512GB GPU:GeForce RTX 2050 |
解像度 リフレッシュ レート | 1920×1080 144Hz |
サイズ 重量 | 15.6インチ 約2.3kg |
公式サイト | TUF Gaming F15 FX506HF |
送料が770円かかるので、わずかに10万円を超えてしまいますが、ゲーミングノートPCとしては最安クラス。
CPU・GPUともに、少し昔の規格(といっても2年ほど)なので、旧型のモデルとして値下げされています。
同程度の性能を持った最新パーツだと、1万円ほど高くなるので、コスパが非常に高い。
GF63-11UC-062JP
【パソコン工房】GF63-11UC-062JP価格 | 119,801円 |
---|---|
OS | Windows |
スペック | CPU:Core i7-11800H メモリ:16GB SSD:512GB (NVMe) GPU:GeForce RTX 3050 |
解像度 リフレッシュ レート | 1920×1080 144Hz |
サイズ 重量 | 15.6インチ 約1.86kg |
公式サイト | GF63-11UC-062JP |
CPU「Core i7-11800H」。Core i7というCPUとしてはかなり高性能なパーツを搭載しています。
GPU「GeForce RTX 3050」もゲーミングノートPCとして及第点の働きをしてくれます。
Victus 15
【HP】Victus 15価格 | 114,800円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Ryzen 7 5800H メモリ:16GB SSD:512GB (NVMe) GPU:GeForce RTX 3050 Ti |
解像度 リフレッシュ レート | 1920×1080 144Hz |
サイズ 重量 | 15.6インチ 約2.29kg |
公式サイト | Victus 15 |
CPU「Ryzen 7 5800H」GPU「GeForce RTX 3050 Ti」を搭載したゲーミングノートPCと考えると、非常に安いです。
安いゲーミングノートPCとしてのおすすめではありますが、単純にゲーミングノートPCとして優れたスペックを持っています。
既存のPCゲームはもちろん、最新のPCゲーム、将来の最新ゲームも、この機種なら推奨スペックを満たしてくれるでしょう。
マウスコンピューターのEC限定ブランド「NEXTGEAR」が安い
【マウスコンピューター】NEXTGEARおすすめの安いゲーミングPCで既に紹介していますが、2023年7月末に登場したマウスコンピューターのEC(電子商取引)限定ブランド「NEXTGEAR」は要注目です。
EC限定というのは、インターネット上でのみの購入が可能ということです。実店舗には置いてないブランドパソコン。
立ち上げたばかりのブランドという点を加味しても、コストパフォーマンスに優れたゲーミングPCばかりです。
安いゲーミングPCをネットで購入しようと考えている方は、一度はマウスコンピューターの公式サイトで「NEXTGEAR」のラインナップを確認してほしいくらい期待度は高め。
安いゲーミングPCの入手法:その他
中古パソコン
中古パソコンは故障のリスクなどから、基本的にあまりオススメできないのですが、予算がだいぶ限られているケースだと、中古パソコンの購入は有力な候補の一つになります。
価格の割引:
中古パソコンは新品に比べて価格が低いです。使用済みのパソコンは、新品と比較して一定の劣化や使用痕跡があるため、それに応じて価格が値引きされています。
中古市場の多様性:
中古パソコン市場では、多種多様な製品が出回っています。ゲーミングに特化したパソコンや、軽量に特化したノートパソコンなどです。
ただし、中古パソコンを購入する際には注意点もあります。信頼できる販売業者やプラットフォームを選ぶこと、必要な機能やスペックを把握して選ぶことが重要です。
中古パソコンを販売する会社は数多くありますが、品質や人気が高いのは以下の3社が代表的です。
【公式サイト】
自作パソコン
自作パソコンかBTOメーカーから購入するかは、それぞれにメリット・デメリットがあります。
BTOでの購入のメリット:
カスタマイズと便利さ:
BTOメーカーでは、顧客が自分のニーズに合わせてPCをカスタマイズできる便利なサービスを提供しています。パーツの互換性や組み立て作業を心配する必要がなく、確実に動作するPCを手に入れることができます。
品質と信頼性:
BTOメーカーは、信頼できるパーツメーカーやパートナーシップを築いています。品質の高いパーツを選択し、組み立てや検査のプロセスを通じて高い品質と信頼性を実現。保証やアフターサポートも提供されるため、安心して利用することができます。
自作のメリット:
コストパフォーマンスの最大化:
自作PCでは、パーツを個別に選んで購入でき、予算に応じて性能の高いパーツを選ぶことができます。自分のニーズに合わせてカスタマイズすることで、同じ予算で比較しても、コストパフォーマンスが高くなることがあります。
アップグレードの自由度:
自作PCでは、自分のニーズに合わせてパーツを選び、アップグレードの余地を広げることができます。必要なパーツを追加することで、ゲームに要求するパフォーマンスを向上させることができます。
どちらを選ぶべきかは、自身のニーズや予算によって異なります。BTOでの購入は、カスタマイズの便利さと品質の高さが魅力です。自作PCは、コストパフォーマンスの最大化と自由度が高いです。
ただ、初心者の方はBTOメーカーでの購入をオススメします。パソコンは精密機械で、配線のつなぎ間違いなどが無くても、誤作動が起きることは普通にあります。動作が保証されているというのはゲーミングPCの購入においてかなり大きなメリットになります。
自作に負けないくらい安いゲーミングPCもたくさんありますし、デスクトップパソコンならBTO/自作どちらも自由度は高いです。
ローン(分割払い)
ゲーミングPCを購入する際は、一括払いかローン(分割払い)という2つの支払い手段があります。
ローンと聞くと、分割分の金利手数料がかかると思われるかもしれませんが、大手BTOメーカーはこの手数料を無料で実施しているケースが多いです。
ゲーミングPCという高価な買い物でも、複数回に分散して、月々の負担を減らすことができます。
金利0%で、最大で3~4年の分割払いが可能。10万円のゲーミングPCでも、月ごとの負担は数千円で済みます。
PCゲームにおすすめの光回線
PCゲームを快適にプレイするには、インターネット回線も重要です。ネット回線の品質が悪いと、せっかくのゲーミングPCも宝の持ち腐れです。
PCゲームにおける回線指標は、Ping値とダウンロード速度です。
Ping値はデータ送信に対する反応速度で単位はms、ダウンロード速度はサーバーからPCへのデータ受信速度でMbpsという単位で表されます。
目安としては、
Ping値:15ms以下(FPSゲームなどの1vs1対人ゲーム)
:30ms以下(対人ゲーム以外のPCゲーム)
ダウンロード速度:30Mbps以上
くらいあるとPCゲームをオンライン環境で快適にプレイできます。Ping値は少ないほど優れており、ダウンロード速度は多いほど優れています。
NURO光は、オンラインゲーム用のネット回線としてだけでなく、YouTuberの動画アップロード速度なども速く、万人向けの光回線です。
幅広くインターネット回線を利用する方は、「NURO 光
」がおすすめですね。
通信速度が速いのはもちろん、45,000円のキャッシュバックや、ソフトバンクのスマホ割、他社違約金負担などのメリットも多数。
開通から2ヶ月は完全無料でお試しができるのも非常に大きい。
独自回線は速い
独自回線を持つ光回線は、他の光回線よりも速くなるケースが多いです。
独自回線とは、NTT系列以外の光回線を指します。利用人数の少なさから回線が混雑しにくいために、回線速度が速いケースが多いんですね。
高速回線、的安い料金、豊富なキャッシュバックキャンペーンも大きなメリット。独自回線を提供するサービスプロバイダーは頻繁にキャンペーンを行っており、契約者はお得な条件でサービスを利用できる可能性が高い。
1つデメリットがあるとすれば、利用できる地域が限られることです。住んでいる地域によっては利用できないケースがあります。
ただ、該当地域にお住まいの方には、おすすめの光回線。
PS5相当のスペックを持つゲーミングPCはいくらかかるのか
PS5などのコンシューマー機は、ゲーミングPCと比べると安いです。
ゲーミングPCはインターネットや他の動作もできますが、PS5はほぼゲームのためだけの機器で他の機能が少ない分、値段も安くなっているのだと思います。
【PS5】
価格 | 60,478円(税込:通常版) 49,478円(税込:デジタル版) |
---|---|
CPU | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド (Ryzen 7 3700Xと同等) |
GPU | AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine (GeForce RTX 2060と同等) |
メモリ | GDDR6 16GB |
ストレージ | 825GB SSD |
消費電力 | 最大350W |
CPU「Ryzen 7 3700X」は「最新世代のRyzen5」シリーズと同程度の性能(Ryzen5 5600X)です。
GPU「GeForce RTX 2060」は「Radeon RX 6600」と同じくらい。GeForceの最新世代では、どれもRTX2060以上の性能ばかりだったので例を挙げられませんでした。
上記の性能、つまりPS5と同等の性能を持ったゲーミングPCは、だいたい12万円くらいかかります。
ゲーミングPCには、PS5にはできない本当に多くの機能がありますが、ゲームだけであればPS5のほうがかなり安く済みます。
おすすめのゲーミングPCとしてBTOメーカーがおすすめするパソコンが、だいたい15万円以上するのはここらへんも関係しているかもしれません。
15万円以上のゲーミングPCだと、PS5ではできないフレームレートが120以上の環境でプレイできたり、4K画質でも60fps以上で遊べるスペックのゲーミングPCを購入できます。
パソコンと比べると、当然PS5のほうが遊べるソフトは少ないですが、10万円未満のパソコンでゲームを遊ぶくらいなら、PS5のほうがよほど満足感が高くなる可能性が高いです。
Macの安いモデルでPCゲームは可能なのか
結論から言うと、Macの安いモデルでPCゲームは可能です。ただ、遊べるPCゲームタイトルは限られます。
AppleのパソコンMacシリーズ。
デスクトップ | Mac mini Mac Studio Mac Pro |
84,800円~ 298,800円~ 1,048,800円~ |
ノートパソコン | MacBook Air MacBook Pro |
134,800円~ 178,800円~ |
ディスプレイ 一体型デスク |
iMac | 174,800円~ |
上記のうち、安いパソコンと言えるのは、デスクトップのMac mini(84,800円~)と、ノートパソコンのMacBook Air(134,800円~)ですね。
MacのチップはM1とM2があるのですが、安いのはどちらもM1チップ搭載。M2チップのほうが高性能ですが、M1チップもCPU性能はCore i7シリーズに相当するほどの高性能です。
ただ、GPU性能は、Windows用GPUである「NVIDIA社のGeForce」や「AMD社のRadeon」と比べるとだいぶ劣る感じです。
Macはもともとゲーミング性能を想定して作られていないのが最大の要因で、おもに動画編集などのCPU性能を重視して作られています。
プレイ自体は可能だが、画質やリフレッシュレートはあまり期待できないといった感じです。
また、Steamを見ればわかるのですが、PCゲームは主にWindows用が多く、Macにも対応しているPCゲームはそれほど多くありません。
仮想化ツール
もし、Windows用PCゲームをMacで遊びたいのであれば、OS(オペレーティングシステム)をWindowsに仮想化するツールを利用する必要があります。Mac上でWindowsソフトを動かせるようになるツールということですね。
OS仮想化ソフトは、 「Parallels 」 がオススメです。人気が高く、Macの性能をほとんど損なわずにWindowsソフトを利用できます。
ただし、この方法は手元にMacパソコンがあり、今の手持ちで何とかゲーミングPCを遊びたい方向けです。
これから新しくゲーミングPCを購入しようと考えている方は、Windowsパソコンのほうがオススメではありますが、パソコンの選択肢がMacに限られている方には非常に便利なソフトになっています。
まとめ
予算に合わせたゲーミングPCの選択、性能の最適化、ショッピング戦略の活用、予算節約のアイデアを通じて、自分に合った安価なゲーミングPCを手に入れましょう。
予算を有効活用し、ゲームの世界での楽しみを最大限に引き出したいですね。
最後に、安いゲーミングPCのおすすめ6選を簡易的に載せておきます。青文字のパソコン商品名から公式サイトに飛べるので、よければご利用ください。
①ツクモ:安いゲーミングPC(デスクトップ)
価格 | 104,800円 (⇒89,399円) |
---|---|
OS | Windows |
スペック | CPU:AMD Ryzen 7 5700X メモリ:8GB SSD:500GB(NVMe) GPU:GeForce GTX 1650 |
公式サイト | AeroStream RM7A-E223/B |
②マウスコンピューター:安いゲーミングPC(デスクトップ)
価格 | 99,800円 |
---|---|
OS | Windows |
スペック | CPU:Ryzen 5 4500 メモリ:16GB SSD:512GB(NVMe) GPU:GeForce GTX 1660 SUPER |
公式サイト | NEXTGEAR JG-A5G1D |
③パソコン工房:安いゲーミングPC(デスクトップ)
価格 | 118,800円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Ryzen 5 4500 メモリ:16GB SSD:500GB(NVMe) GPU:GeForce RTX 3060 |
公式サイト | SENSE-M0P5-R45-RBX |
①ASUS:安いゲーミングPC(ノート)
価格 | 99,800円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Core i5-11400H メモリ:16GB SSD:512GB GPU:GeForce RTX 2050 |
解像度 リフレッシュ レート | 1920×1080 144Hz |
サイズ 重量 | 15.6インチ 約2.3kg |
公式サイト | TUF Gaming F15 FX506HF |
②パソコン工房:安いゲーミングPC(ノート)
価格 | 119,801円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Core i7-11800H メモリ:16GB SSD:512GB (NVMe) GPU:GeForce RTX 3050 |
解像度 リフレッシュ レート | 1920×1080 144Hz |
サイズ 重量 | 15.6インチ 約1.86kg |
公式サイト | GF63-11UC-062JP |
③HP(ヒューレットパッカード):安いゲーミングPC(ノート)
価格 | 124,021円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:i7-12700H メモリ:16GB SSD:512GB (NVMe) GPU:GeForce RTX 3060 |
解像度 リフレッシュ レート | 1920×1080 144Hz |
サイズ 重量 | 16.1インチ 約2.46kg |
公式サイト | Victus 16 |
メーカーから選びたい方は
安いゲーミングPCをご自身で選びたい方は、BTO(Build To Order)メーカーからの選択がおすすめです。
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【公式サイト】
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【BTO比較記事】
マウスコンピューター …………商品数が多く、一部にとても安いパソコンが売られています。セールも頻繁に行われている印象。乃木坂46のCMでも有名ですね。現在は、ホラン千秋さんやマツコ・デラックスさんが広告塔を務めていらっしゃるようです。
パソコン工房 …………老舗のBTOメーカー。価格はBTOメーカーでも最安の部類。昔からの根強いファンがいらっしゃる印象があり、個人的にはマウスコンピューターと並んでオススメのBTOメーカー。
ツクモ ……TSUKUMO(ツクモ)。期間限定のセールを積極的に行っている印象。
パソコン工房 …………老舗のBTOメーカー。価格はBTOメーカーでも最安の部類。昔からの根強いファンがいらっしゃる印象があり、個人的にはマウスコンピューターと並んでオススメのBTOメーカー。
ツクモ ……TSUKUMO(ツクモ)。期間限定のセールを積極的に行っている印象。
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