パソコン工房が評判な6つの理由とは?

パソコン工房 評判

パソコン工房の評判には、

・安い
・WEBと連動した店舗チラシ
・店舗数が多い
・商品数が多い
・配送が速い
・サポートがいい
という6つの良い評判や評価と、

・探しにくい
・マウスコンピューターより優先度は低め?
という悪い評判・評価があります。


この記事では上記の7項目についての詳細をはじめ、パソコン工房の概要やパソコン機種についてのご説明もしていきます。



パソコン工房とは

パソコン工房とは

パソコン工房は、BTO(*1)と呼ばれるパソコン専門店の大手の一つです。

株式会社ユニットコムのパソコンメーカー。
ユニットコムは、2007年に株式会社MCJに子会社化され、以降はMCJグループ傘下の会社となっています。

ユニットコムはパソコン専門店としては国内でも最大規模クラス。
全国80店舗弱。

店舗数が多いため、故障などの不具合でサポートを受けたい時は、直接パソコン工房の店舗に持ち込んで修理を依頼することができます。

店舗が近くになくても、24時間365日の電話サポートを受け付けているので、通販での購入も安心。


ユニットコムの親会社であるMCJはパソコン工房の他にも、BTOメーカーのマウスコンピューターを運営しています。

企業向けに特化したパソコン会社テックウインドや、液晶モニターメーカーのiiyamaなども子会社化しています。



(*1)BTO(Build to Order):受注生産
BTOショップは消費者から注文を受けて初めて、そのパソコンの組み立てをします。
カスタマイズ性の高さ・価格の安さが、BTO最大の長所。

受注生産・特注と聞くと、すごく値段が高そうなイメージがあるかもしれませんが、BTOメーカーの最大の長所はコスパ(コストパフォーマンス)の高さにあります。

コストパフォーマンス、つまり、パソコンの性能当たりの値段が安い。

商品をパソコンのみに特化しているため、無駄な費用が生まれないんですね。

パソコン以外にも様々な電化製品を扱っている企業だと、大量生産での売れ残りや、販売ルートがAmazonだよりになっていたりします。

詳細記事:BTOのおすすめメーカーはここ!BTOパソコン19社を比較し、おすすめをご紹介します。

BTOメーカーの中でも、ドスパラ・マウスコンピューター・フロンティアと並んでパソコンが安いです。

パソコン工房とマウスコンピューターは親会社が同じ株式会社MCJ。

両メーカーともに安さで有名になるのは、ある意味当然の結果と言えますね。

WEBサイトに関しては、パソコン工房がシンプルなサイト構成で、マウスコンピューターは乃木坂46をトップに据えるなど華やかなサイト構成。
対照的な印象があります。

・パソコン工房:https://www.pc-koubou.jp/ icon・マウスコンピューター:https://www.mouse-jp.co.jp/

店舗

BTOメーカーでも最大規模の店舗数を誇るパソコン工房。

【店舗一覧 78店舗】
・北海道 4店舗[札幌市・旭川市・帯広市・函館市]
・東北 4店舗[宮城県仙台市・福島県福島市・福島県郡山市・山形県山形市]
・関東 8店舗[東京都千代田区神田秋葉原 7店舗・栃木県宇都宮市]
・北陸 4店舗[石川県野々市市・福井県福井市・富山県富山市・新潟県新潟市]
・中部 11店舗[愛知県 7店舗(名古屋市 3店舗,刈谷市,豊田市,岡崎市,豊橋市)・岐阜県 2店舗(岐阜市正木南・岐阜市茜部菱野) ・三重県 2店舗(四日市市・津市)・愛知県]
・関西 18店舗[大阪府 7店舗(大阪市 4店舗・堺市・枚方市・岸和田市)・兵庫県 7店舗(伊丹市・西宮市・三田市・神戸市 2店舗・加古川市・姫路市)・京都府京都市・奈良県奈良市・滋賀県大津市・和歌山県和歌山市]
・中国 10店舗[岡山県岡山市 2店舗・広島県 4店舗(福山市・東広島市・広島市 2店舗)・山口県 2店舗(山口市・宇部市)・島根県 2店舗(松江市・鳥取市)]
・四国 3店舗[徳島県徳島市・香川県高松市・愛媛県松山市]
・九州 13店舗[福岡県 6店舗(福岡市 3店舗・北九州市 2店舗・久留米市)・佐賀県佐賀市・長崎県 2店舗[西彼杵郡・佐世保市]・熊本県熊本市・大分県大分市・宮崎県宮崎市・鹿児島県鹿児島市]
・沖縄 3店舗[那覇市 2店舗・中頭郡]
*背景を白色と灰色に分けているのは、地域ごとに交互に色分けして見やすいようにしている感じです。どちらかが劣っているとかでは決してないのでご安心を。





パソコン工房の評判

パソコン工房 評判 評価



パソコン工房 icon」の評判には、

・安い
・WEBと連動した店舗チラシ
・店舗数が多い
・商品数が多い
・配送が速い
・サポートがいい
という6つの良い評判や評価と、

・探しにくい
・マウスコンピューターより優先度は低め?
という悪い評判・評価があります。

各項目について、以下、詳しく触れていきます。

安い

数あるBTOメーカーの中でも、トップクラスに安いのがパソコン工房です。

変動はあるものの、パソコンの値段が一番安いのはドスパラ・マウスコンピューター・フロンティア・パソコン工房のいずれかであることがほとんど。

手ごろなエントリーモデルから、ハイスペックな高級パソコンに至るまで、幅広い品ぞろえで、コストパフォーマンスに優れたパソコンが販売されています。

セール

セールやキャンペーンも多いです。

ただでさえ安いパソコンが、激安・特価などの謳い文句とともに広告としてネットで見かけることも多いのでは。

セール品は、ドスパラやマウスコンピューター・フロンティアでも多く行われていますね。

BTOメーカーすべてと比べても、スペック当たりのパソコンの値段が最安値であることが多くなります。

チラシ

パソコン工房 チラシ

引用:https://www.pc-koubou.jp/shopinfo/contents/sale_flyer.php icon



パソコン工房は、店舗チラシという店舗限定の特価販売チラシがあります。

いわゆるセール品を紹介しているのですが、「安い」という項目と分けたのは、「チラシ」という販促方法がパソコン工房ならではだったからです。

というのも、チラシというのは外で見かけることが大半です。
主に店舗の中だったり、チラシが置いてある近場の駅など。

つまり、店舗を全国に展開しているパソコン工房だからこそできる広告手法です

BTOメーカーが近年、急速に市場規模が増大したのは、ゲーミングPCの低価格化や、YouTubeでの動画編集用パソコンやゲーム実況、YouTube・Twitch・ニコ生などでの生配信という文化の出現によるものが大きい。

近年はインターネットでのネット通販が一般化しているため、BTOメーカーの特徴の一つと言ってもいい店舗数の少なさを、見事に補える流れが訪れたんですね。

そんなわけでBTOメーカーの多くは店舗数が少なく、インターネットからのネット通販での購入が多いのですが、パソコン工房は実店舗での販売にも強い

基本は店舗に直接赴いて購入するものですが、パソコン工房公式サイトの「WEB店舗チラシ|パソコン工房 icon」ページからも数量限定で販売されています。

店舗数が多い

上記ですでに述べてしまっていますが、パソコン工房は全国に約80店舗とBTOメーカーではトップラスの店舗数を誇ります。

実店舗が多いことは、実際に商品を確認できるという大きなメリットがあります。

ネットで注文して、実際の店舗で受け取ることも可能です。

パソコンに詳しい店員さんとやり取りできるので、細かな質問ができるのも嬉しいですね。

パソコン工房も店舗数が多いというメリットを存分に生かしており、「チラシ」というネット全盛の現代では少しステレオ(古い)タイプな感じもする広告法を、効果的に使っています。

ネットでも数量限定の特価販売パソコンがあるので、チラシを見てネットでパソコンを注文する方も多い。

パソコン機種・カテゴリーが多い

パソコン工房は、パソコンの機種数が非常に多いです。

数百種類は優に超えてきます。

正直、多すぎて、パソコン初心者の方には、何を選んだらいいかわからないほどに多く感じる方がいらっしゃるかもしれません

パソコンに関しての知識を一定以上お持ちの方(このパソコンならPCゲームをどの程度の解像度やfpsで遊べるかや、どの程度の時間・難度の動画編集ができるか大まかにわかるくらいの知識がある方)でも、ではどのパソコンが一番コスパ(コストパフォーマンス)がいいのかを選ぼうとすると、1時間ほど吟味しないと選び出すのは難しい

ゲーミングPCやクリエイターパソコン(動画編集や楽曲制作など)のカテゴリー別に、人気ランキングがあるのが救いですね。

ここから選べば、まあ間違いはないので。

ただ、全部のパソコンを一度確認したいタイプの方は、ちょっとストレスに感じるかもです。

ちなみに、カテゴリー別の人気ランキングは、他にもドスパラやマウスコンピューターがやっていますね。

どちらも大手のBTOメーカー。
販売台数が多いので、人気ランキングもつくりやすい。

配送期間が短い

ドスパラには劣りますが、かなり早いです。

特に、即納パソコンというカテゴリーにある商品は、お支払方法が代金引換及びクレジットカード決済なら14:00までの注文に当日出荷されます。

・パソコン工房 即納パソコン(公式サイト)

土日祝日も含まれます。
大手BTOなら当然のように、土日祝日の配送があるのが嬉しいです。


即納パソコン以外は、商品毎に設定された出荷予定日(3~10日程度後)に出荷いたします。出荷後のお届け到着目安は、

・東京他関東全域、関西地域のほとんどが翌日到着。
・東北、四国、中国、九州が翌々日(2日後)。
・北海道のみ3日以上。


公式サイト(商品配送・納期 | パソコン工房)にお支払方法含めて、配送・納期の目安がのっています。

サポートがいい

・24時間365日電話対応受けつけ
・1年間無償保証

パソコン工房のサポートは優れていると評判です。

まず、24時間365日電話対応受付のメーカーは意外と少ないです。

年中無休でサポートを受け付けているのは、パソコン工房をはじめ、ドスパラやマウスコンピューターなど大手のBTOメーカーくらい。


ほとんどのBTOメーカーは、無償保証はオプションとして別料金を払う必要があるので、こちらも嬉しい。

修理

パソコンの修理という点でも、店舗数の多さがメリットとして活(い)きてきます。

パソコンが壊れて修理したい時、店舗数の多いパソコン工房なら直接もっていくことも他BTOメーカーよりも簡単。

直接もっていけば、その場でどの部分がおかしいかなどの細かい説明だったり、修理代金の相談といったやり取りが可能なので。


商品が探しにくい

商品が探しにくいのは、パソコン機種が多いというメリットがあるからこそ起きるデメリットです。

パソコンを初めて買う方や、PCゲームで遊ぶためのパソコンが欲しい方など、パソコン工房を訪れる方はたくさんいますが、すぐに目的のパソコンを見つけるのは難しいです。

パソコン機種が多い。

古い型のパーツを搭載しているパソコンが欲しい方などは、パソコン工房は最有力候補と言っていいです。

カスタマイズ性が低い

パソコン工房は、BTOメーカーの中ではあまりカスタマイズ性が高くありません。

カスタマイズというのは、注文時に、PCパーツ(CPU・グラボ・メモリ・容量など)の選択肢です。

ただ、パソコン工房は商品数が非常に多いので、カスタマイズ性が低くても、望みのパーツ構成のパソコンがピンポイントで存在している確率が高いです。

BTOメーカーの特徴として、パソコンの機種数が多いメーカーはカスタマイズ画面の選択肢が少なく、パソコンの機種数が少ないメーカーはカスタマイズの選択肢が多い。

どちらがいいかは一長一短ですが、カスタマイズが限定的(少数の選択肢)だとやはり初心者の方向けで、カスタマイズ性が高いと上級者の方向けという傾向が強いです。

上級者といっても、極端な性能を持つパソコンを求める上級者の方の中でも少数派に限られてはきますが。

一世代昔のパーツ

パソコン工房のパソコン機種の豊富さには、1世代前のパーツを搭載したパソコンもいくつか販売しているからという一面があります。

1世代前といっても、それは1年前などです。10年も前ということは絶対にないです。パソコンパーツは毎年のように性能が上がるので、代替わりが早いんですね。

当然ではありますが、一世代前のパーツでも、パーツ自体は新品です。

世代が新しいと性能の上限が高くなっているという特徴がありますが、旧世代でも品質的には全く問題ない。

パソコン工房のパソコンでびっくりするくらい安い機種には、この旧世代タイプも多いです。
コスパという観点から考えると、非常に優れたパソコンともいえます。

昔のパーツには掘り出し物も多く、パソコンに特定のこだわりを持つ方には非常に受けがいい。
パソコン工房もそういった層の方たちの需要に応えているのかもしれません。

個人的には気にしないタイプなのですが、こればっかりは購入者の方の好みによって違ってきますね。





パソコン工房とマウスコンピューターは親会社が同じ

パソコン工房


値段が安いのは両方同じなのですが、パソコン工房はマウスコンピューターの乃木坂46のような広告塔を擁(よう)していません。

マウスコンピューターはテレビやネットに広告をたくさん出していますが、パソコン工房はほとんど見ません。

親会社のMCJが力を入れているのは、明らかにマウスコンピューターです。

乃木坂46をCMに起用するなどで知名度を一気に上げていき、ブランド力も激増していったマウスコンピューターに比べると、パソコン工房は知名度・ブランド力ではどうしても劣ります。

知名度が高い企業というのは、それだけで一種の安心感があります。知名度の高さというのは、それだけで購買数に影響を与える。

パソコン工房の店舗数の多さは、どこにも負けない大きな武器なので、「ブランド力のマウスコンピューター」「親密度のパソコン工房」かで、好みは分かれそうです。

力の入れ具合の差

パソコン工房 icon」と「 マウスコンピューター」のサイトを見ていて、これは力の入れ方が違うのかも、と思う部分があります。

上記の「一世代昔のパーツ」でも触れましたが、パソコン工房はBTOメーカーの中でもトップクラスにパソコン機種が多いですが、これは古い世代のパーツを搭載した機種も販売しているためです。

旧世代のパソコンが結構ある。

ドスパラやマウスコンピューターは、新世代のCPUやGPUを取り入れます。(ただし、コスパの高いパーツは一世代前でも現役続行することはあります。最新型のコスパが悪いケースはほとんどないので、本当に稀です。最新型になんらかの不備が見つかったときくらい。)

パソコン工房も最新パーツを取り入れはするものの、古い世代のパソコンと混じっているため少し探しにくい。

初心者の方だとどれが最新型のパソコンかを判別するのはとても難しいです。

パソコン工房のパソコンケースが何よりも好き、などのパソコン工房でしか買えないパターンでなければ、マウスコンピューターのほうがいいかもしれません。




パソコン工房 デスクトップパソコン

パソコン工房のデスクトップパソコンは100機種強あります。2019年11月17日時点では、114機種。

パソコン工房のパソコンは、「iiyama」ブランドによるものです。iiyamaもMCJ傘下の企業です。

パソコンのブランド名は「STYLE」が頭につきます。
例:STYLE-M1B6-C-UHS

選び方・大まかな分け方としては、ケースの大きさで選ぶ・パーツ性能で選ぶ・用途から選ぶ、の3種類があります。

ブランド(シリーズ)で選ぶ

I-Class:小型PC(STYLE∞ I-Class)

デスクトップパソコンの中で最も小さいケースでつくられています。

約196mm×183mm×45mmくらいです。

20㎝の四角形に厚さ5㎝ほどのデスクトップパソコン。手の大きい人なら手づかみでいけますね。

低スペックパソコンならいい感じなのですが、ケースが小さいと熱がこもりやすいため、高スペックなタイプはおすすめしづらいです。

高スペック・高負荷な使いかたをするほど、パーツも熱を持ちやすいので。



C-Class:コンパクト(STYLE∞ C-Class)

約幅224mm×奥行357mm×高さ273mmほど。

細長いイメージのあるデスクトップパソコンと違い、立方体に近い。

極端な言い方をすると、吹き抜け型の本棚にも詰めますね。
あと、太めのフォルムなので倒れづらい。



S-Class:省スペーススリム(STYLE∞ S-Class)

約幅98mm×奥行403mm×高さ363mmほど。

細身のパソコンです。

パソコンの広告で、スタイリッシュ・スリムという謳い文句があったら、大体このくらいの大きさと形状をしているパソコン。



M-Class:スタンダードミニタワー(STYLE∞ M-Class

約幅175mm×奥行387mm×高さ360mmほど。

最も機種数の多い一般的・基本的(スタンダード)なパソコンです。ミニタワーパソコンともいわれます。



R-Class:ハイパフォーマンス(STYLE∞ R-Class)

約幅190mm×奥行475mm×高さ422mmほど。

個人的には、ここからがBTOパソコンの本領です。

ミドルタワーパソコン。

注文時のカスタマイズ幅が大きい。
ケースが大きいから、内部に余裕があるんですね。

幾通りものカスタマイズで、欲しいスペックがピンポイントで手に入ります。



Q-Class:プレミアム(STYLE∞ Q-Class)

約幅213mm×奥行510mm×高さ488mmほど。

頑丈なのはもちろんですが、静穏性も高いです。

ミドルタワーの位置づけですが、上記のR-Classより少しだけ大きい。

ラインアップされる機種はどれも高スペックのパソコンばかり。

頑丈なケースで包まれた高スペックパソコン。
大きなケースの利点である静穏性・冷却性の高さも非常に魅力的です。

予算を多く見積もれる方なら、このシリーズが一番おススメ。

用途で選ぶ

用途別の絞り込みがあるので、そこから予算に見合ったものも選べます。

初めてパソコンを購入する方は、ここから選ぶと間違いないです。


ENTRY PC:学生さん(宿題・課題用)や社会人の方(机仕事)向け

インターネットでサイト巡り(ネットサーフィンともいいますね)したり、メール作成、Wordで代表的な書類や表作成などの用途にピッタリです。

さらにザックリ言うと、低スペックなパソコンということです。

価格も10万以下のものばかりです。



MIDDLE SPEC PC:YouTubeやNetflix・Huluなどの動画鑑賞(4Kの超高画質も余裕)、書類や表作成を同時起動で作業(マルチタスク)が可能。

ミドルスペックのパソコンです。

娯楽用にめいいっぱい楽しむことのできる機種、仕事で少しも時間を無駄にしたくないタイプの方にうってつけです。(ENTRY PCだと、軽い作業でも同時にいくつもこなそうとすると動作が重くなるからです)



HIGH SPEC PC:PCゲーム、動画編集、ネット配信・実況など高負荷な用途に。

近年のBTO市場の勢いは、このハイスペックパソコンによるものです。

YouTubeの台頭・一般的に普及したことにより、PCゲームやその実況、動画編集という作業が身近なものになりました。

「私も動画編集始めてみたい」と思って調べてみたら、その値段の高さに驚愕してしまいますが、10万円ほどは見積もらないといけないのが辛いところではあります。

絞り込み検索で選ぶ

CPUやグラボ、メモリ・ストレージ(SSDやHDD)など、パソコンパーツの性能で絞り込むことも可能です。

カスタマイズで、CPU性能を1ランク上げたりすることも可能ですが、BTOメーカーとしては少し選択幅が狭い。

機種数は多いので、絞り込み機能で検索する方が多いです。

予算での絞り込みも可能ですが、スペック当たりでどのくらいのことができるかを把握しておきたい。
オーバースペックのパソコンを買ってしまったり、スペックが目的の用途に足りないことがあるので、初心者の方は予算だけで決めるのは危険かもしれません。





パソコン工房 ノートパソコン

パソコン工房のノートパソコンは100機種くらいです。2019年11月17日時点で90機種。

パソコンのブランド名は「STYLE」が頭につきます。デスクトップパソコンと同じですね。
例:STYLE-16FXR27-i7-ROSS

選び方・大まかな分け方もデスクトップパソコンと同じで、ケースの大きさで選ぶ・パーツ性能で選ぶ・用途から選ぶ、の3種類があります。

デスクトップパソコンは室内に置くので大きさはどうでもいいと考える方も多いのですが、ノートパソコンは持ち運ぶので大きさを重視する方が多い。

ノートパソコンには解像度もあります。多くはフルHD(1920×1080)ですが、それ以上の4K画質(3840×2160)搭載のノートパソコンもあるので、画質を重視する方はよく確認したいところです。

ブランド(シリーズ)で選ぶ

デスクトップパソコンは、ブランド名はケースの大きさで区分けされていますが、ノートパソコンは主にスペックで分けられています。


N-Class P SERIES:実用性を重視したノートパソコン。低価格。



N-Class H SERIES:動画視聴など娯楽用に最適なノートパソコン。ブラウザ型のゲームもプレイ可能。pubgのような高負荷なPCゲームは厳しいですが。


N-Class X SERIES:高画質な動画視聴が可能。ゲームも3Dゲームがいけます。



N-Class XR SERIES:GPU(グラボ)の性能が特に高いため、ゲーミングPCとしての人気が高い。


N-Class XG SERIES:ノートパソコンとは思えないほどに高性能。超ハイエンドスペックを誇るノートパソコン。

用途で選ぶ

ノートパソコンにも、デスクトップパソコン同様、用途別のパソコンが用意してあります。

デスクトップに比べて、スペック当たりの値段が少しだけ割高。

あと、ノートパソコンは上記の「ブランドで選ぶ」の項目とだいぶ被(かぶ)ります。どちらから選んでもOKですが、やりたいことが明確な方はこちらから選ぶほうがより正確。

意図が全く同じなので、記事内容もデスクトップの「用途で選ぶ」と全く同じになります。


ENTRY PC:学生さん(宿題・課題用)や社会人の方(机仕事)向け

インターネットでサイト巡り(ネットサーフィンともいいますね)したり、メール作成、Wordで代表的な書類や表作成などの用途にピッタリです。

さらにザックリ言うと、低スペックなパソコンということです。

価格も10万以下のものが多い。



MIDDLE SPEC PC:YouTubeやNetflix・Huluなどの動画鑑賞(4Kの超高画質も余裕)、書類や表作成を同時起動で作業(マルチタスク)が可能。

ミドルスペックのパソコンです。

娯楽用にめいいっぱい楽しむことのできる機種、仕事で少しも時間を無駄にしたくないタイプの方にうってつけです。(ENTRY PCだと、軽い作業でも同時にいくつもこなそうとすると動作が重くなるからです)



HIGH SPEC PC:PCゲーム、動画編集、ネット配信・実況など高負荷な用途に。

近年のBTO市場の勢いは、このハイスペックパソコンによるものです。

YouTubeの台頭・一般的に普及したことにより、PCゲームやその実況、動画編集という作業が身近なものになりました。

「私も動画編集始めてみたい」と思って調べてみたら、その値段の高さに驚愕してしまいます。

絞り込み機能で選ぶ

デスクトップパソコン同様、搭載CPU・GPU別、メモリ・ストレージ(SSDやHDD)など、パソコンパーツの性能で絞り込むことが可能です。

カスタマイズで、CPU性能を1ランク上げたりすることも可能ですが、BTOメーカーとしては少し選択幅が狭い。

機種数は多いので、絞り込み機能で検索する方が多いです。

予算での絞り込みも可能ですが、スペック当たりでどのくらいのことができるかを把握している方向け。

インチ数

インチ数はノートパソコンのみにある指標です。

大まかな目安としては、

11型(インチ):小さい
14型(インチ):普通
15型(インチ):普通
16型(インチ):少し大きい
17型(インチ):大きい

上記のような区分になります。

ただ、大きなバッグなどがあれば、17型ノートパソコンでも普通に持ち運べますね。





パソコン工房 ゲーミングPC

パソコン工房のゲーミングPC(ノートパソコン・デスクトップパソコン両方)は300機種くらいあります。2019年11月17日時点で290機種。

パソコンのブランド名は「LEVEL∞(レベルインフィニティ)」が頭につきます。

「∞」は無限大を意味します。

ゲーミングPCは高スペックを必要とするので「∞」をつけているのだと思います。

ブランド(シリーズ)で選ぶ

ゲーミングPCのブランド「LEVEL∞(レベルインフィニティ)」はデスクトップパソコン・ノートパソコンの両方を含んでいます。

主な区分けとしては、

LEVEL∞ I-Class:小型ゲーミングPC
LEVEL∞ C-Class:コンパクト
LEVEL∞ M-Class:ミニタワー
LEVEL∞ R-Class:ミドルタワー
LEVEL∞ G-Class:フルタワー
LEVEL∞ F-Class:エクストリーム
LEVEL∞ N-Class:ノートPC

上記の通り。

デスクトップのゲーミングPCは、上記のデスクトップパソコンの欄と同じく、ケースの大きさで分けられています。

ノートパソコンだけ、ノート(Note)のNから「N-Class」となっています。

ゲーム推奨で選ぶ

ゲーミングPCで遊ぶゲームによって、求められるPCスペックは違ってきます。

例えば、人物や背景が現実さながらに綺麗な「ファイナルファンタジーXIV」などのゲームは、ゲーミングPCにもとめるスペックが高い。

ゲーム性は似ていますが、「メイプルストーリー2」は人物や背景がキャラクターチックなためグラフィック性能をそれほど必要とせず、比較的低スペックなゲーミングPCでも快適に遊べます。


【ゲーム推奨にあるゲームタイトル】
・ファイナルファンタジーXIV
・メイプルストーリー2
・ファンタシースターオンライン2
・星界神話 -ASTRAL TALE- 
・幻想神域 -Another Fate-
・SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE
・THE DIVISION2 (ディビジョン2) 
・ブレイドアンドソウル 
・SEVENTH DARK 
・ハンターヒーロー 
・Alliance of Valiant Arms (AVA) 
・Forza Horizon 
・ArcheAge
・黒い砂漠
・TERA(テラ) 
・機動戦士ガンダムオンライン 
・ドラゴンクエストX オンライン
・World of Warships 
・ダライアスバースト クロニクルセイバーズ 
・アラド戦記
・World of Tanks 
・マビノギ 
・テイルズウィーバー 
・ICARUS ONLINE

コラボで選ぶ

プロゲーマーの方や、有名人の方とのコラボモデルです。

好きな方がコラボしていたら、購入するのもいいですね。

ただ、遊びたいゲームが決まっている方は、ゲーム推奨やスペックでの絞り込みから購入したほうがいい。

コラボモデルといっても、プロや有名人の方が常にコラボモデルを使用しているわけではありません。


【コラボしているプロゲーマー・有名人】
・プロゲーミングチーム「令和ゲーミング」
・プロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」
・プロマルチゲーミングチーム「父ノ背中」
・プロeスポーツチーム「All Rejection Gaming」
・eスポーツストリーマー「ボドカ」
・ストリーマー「カンナ」
・ストリーマー「まゆちゃんねる」
・プロ格闘ゲーマー「ガチくん」
・レーシングドライバー 宮田莉朋選手
・声優 ・ゲーム配信者(ストリーマー) 石黒千尋さん

絞り込み機能で選ぶ

搭載CPU・GPU別、メモリ・ストレージ(SSDやHDD)など、パソコンパーツの性能で絞り込むことが可能です。

カスタマイズで、CPU性能を1ランク上げたりすることも可能ですが、BTOメーカーとしては少し選択幅が狭い。

機種数は多いので、絞り込み機能で検索する方が多いです。

ゲーミングPCで一番重要なGPU(グラボ・グラフィックボード)での絞り込みを利用する方が多いですね。

予算での絞り込みも可能ですが、スペック当たりでどのくらいのことができるかを把握している方向け。





パソコン工房 クリエイターパソコン

パソコン工房のクリエイターパソコンは180機種ほどです。2019年11月17日時点で181機種。

パソコンのブランド名には「SENSE」がつきます。

動画編集や楽曲制作など、クリエイティブな用途向けに考えられたパソコン。

ゲーミングPCと同様、高いパソコンスペックが必要です。

ブランド(シリーズ)で選ぶ

クリエイターパソコンは、用途が多岐にわたるためか、ブランド(シリーズ)で選ぶ項目がありませんでした。

用途で選ぶ

クリエイターパソコンが対象にしている用途は非常に多いです。

動画編集から楽曲制作・イラスト・アニメーション・プロ向けのゲーム制作用パソコンまで。

【クリエイターパソコン用途一覧】
・ワークステーション
・カラーコレクション向けPC
・CG・VFX映像制作向けPC
・Unreal Engine 4 推奨PC
・ディープラーニング環境構築向けPC
・CLIP STUDIO PAINT推奨PC
・動画編集向けPC
・4K動画編集向けPC
・RAW・写真編集向けPC
・DAW・DTM 音楽制作・編集向けPC
・イラストレーター向けPC
・3Dプリントデータ作成向けPC
・CG・MOVIE GARAGE
・デジタルスカルプティング向けPC
・Mayaモデラー向けPC
・Mayaアニメーター向けPC
・3ds Maxゼネラリスト向けPC
・デザインビジュアライゼーション向け
・3Dペイントツール向けPC
・3D CAD編集・解析向けPC
・スマホ3Dアプリ開発PC
・リアルタイムレンダリング向けPC
・CAD・BIM向けPC
・ファー表現・流体シミュレーション向け
・ノートパソコン SENSE∞

絞り込み機能で選ぶ

クリエイターPCの代表格である、動画編集やイラスト制作向けのGPU[Quadro]搭載の絞り込み機能などが他と違うところです。

上記のデスクトップパソコン・ノートパソ音。ゲーミングPCと同様、搭載CPU・GPU別、メモリ・ストレージ(SSDやHDD)など、パソコンパーツの性能で絞り込むことが可能。

カスタマイズで、CPU性能を1ランク上げたりすることも可能ですが、BTOメーカーとしては少し選択幅が狭い。

機種数は多いので、絞り込み機能で検索する方が多いです。

予算での絞り込みも可能ですが、スペック当たりでどのくらいのことができるかを把握している方向け。





パソコン工房 上記以外のパソコン

上記以外の用途に使用するパソコンです。

ビジネスパソコンなどは、企業や大学が一度に複数のパソコンを一気に購入する感じです。

長時間駆動や、超高性能パソコンもこの区分にあります。

CPU[Xeon]などの超高性能CPUが搭載しているシリーズなど。

Xeonは高性能ですが、割高。一般的には人気がないCPU。予算度外視で高性能パソコンを求めている方向けです。

ビジネスパソコン

パソコン工房のビジネスパソコンは180機種ほどです。2019年11月17日時点で181機種。クリエイターパソコンとたまたま機種数が同じですね。

ブランド名は「SOLUTION∞」。

取引先には、パソコンを使う施設なら大学・官公庁・企業と業種も規模も問わず、幅広いです。

【取引先一例(多すぎるのでかなり省いています)】
・東京大学、京都大学をはじめとした国立大学、私立大学の名門慶応義塾大学など数多くの私立大学との取引。
・東京都をはじめとする各都道府県の官公庁。
・国立天文台、理化学研究所、宇宙航空研究開発機構、海上技術安全研究所などの研究機関。
・カプコン、パナソニック、ソニー、オリックス、花王、オンキョーなどの企業。

ディープラーニング

パソコン工房のディープラーニングパソコンは6機種ほどです。2019年11月17日時点で6機種。

ブランド名は「DEEP∞」。

ディープラーニング(Deep Learning)とは、画像解析や音声認識、文書解析など人工知能や機械学習でのAI開発分野のことです。

サーバーワークステーション

パソコン工房のサーバーワークステーションパソコンは30機種ほどです。2019年11月17日時点で27機種。

ブランド名は「bz」。

サーバーワークステーションは、企業が消費者に提供するネット上でのサービスを管理しているネットワークシステムのことです。

例としては、スマホゲームのデータ管理を一手に担う会社側のパソコンとネットワークの集合体。

ポケモンGoなど膨大なユーザーのデータ管理とサービス提供を担うことになるので、連続稼働かつ高性能なパソコンが必要になります。

トレーディングパソコン

パソコン工房のトレーディングパソコンは13機種ほどです。2019年11月17日時点で13機種。

ブランド名は「kabu」。

ネット取引人口の増加にともない、オンライン証券会社とパソコン工房で共同企画・作成されたパソコンシリーズ。

自作PC

自作パソコン用のPCパーツや周辺機器・ソフトがあります。

こちらもパソコン同様、非常に数が多いです。

中古

中古のラインナップには、パソコン以外にも多くの商品が扱ってあります。

スマホ・ 携帯電話
Mac 
ノートパソコン 
液晶モニタ 
デジタルカメラ 
AV・ 家電 
デスクトップパソコン 
パソコンパーツ
パソコン周辺機器 
タブレット 
セール・ 特集 
パソコンパーツ[即納] 
ノートパソコン[即納] 
デスクトップパソコン[即納]





パソコン工房の評価:まとめ

パソコン工房 icon」の評判には、

・安い
・WEBと連動した店舗チラシ
・店舗数が多い
・商品数が多い
・配送が速い
・サポートがいい
という6つの良い評判や評価と、

・探しにくい
・マウスコンピューターより優先度は低め?
という悪い評判・評価があります。


安さと商品数の多さで名高いパソコン工房の評価記事でした。


WEBと連動した店舗チラシは、BTOメーカーの中でもパソコン工房の優れた特色なので、一度目を通してみてはいかがでしょうか(WEB店舗チラシ|パソコン工房 icon


もしご興味やお時間がある方は、パソコン工房をはじめとしたBTOメーカーについてのまとめ記事「BTOのおすすめメーカーはここ!BTOパソコン19社を比較し、おすすめをご紹介します。」がありますので、よければこちらもご覧ください。



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