CADは建築、エンジニアリング、デザインなど多くの分野で重要なツールとして使用されています。他にも機械や土木など、挙げたらきりがないほど。
CAD:Computer Aided Designの略で、和訳するとコンピュータ支援設計。文字通り、コンピュータを用いて設計を行うためのソフトウェアです。
CADを使用するにあたって、
・今持ってるパソコンだとCADの動作が重すぎる。
・CADに必要なパソコンのスペックってどのくらい?
・快適に使うには何万円くらいのパソコンがいる?
などの疑問を持つ方がたくさんいらっしゃいます。
CADは高度な製図を行うことができますが、その分パソコンの負荷も大きくなります。高性能なパソコンが必須になってくるということですね。
本記事は、CADに必要なパソコンのスペックと、CADにおすすめのパソコンについて焦点を当てています。
CADに必要なスペック
CADは使用するソフトなどにもよりますが、総じて高スペックなパソコンが必要不可欠です。
CADには「2D CAD」「3D CAD」があり、2D CADは図面や平面などの製図、3D CADは球体や直方体など立体的な形状を作れます。
3D CADのほうが、より高負荷な処理能力を必要とするため、昔は2D CADのみが多数派でした。しかし、PCスペックの向上などにより、現在は3D CADも身近な存在に。
現在、CAD用パソコンと言えば、2D・3Dのどちらも行えるスペックを持ったパソコンを指すことが多く、結果的にCAD用パソコンと言えば、3D CADが可能なパソコンを意味するようになってきています。
本記事でも、3D CADが可能なパソコンスペックとおすすめパソコンについて解説していきます。
CADに必要なパソコンスペックをざっくり述べると下記のようになります。
・CPU:Core i7もしくはRyzen7以上
・メモリ:16GB以上
・グラボ:NVIDIA RTXシリーズから
・ストレージ:好みだが500GB以上欲しい
以下、各パーツの説明とともに、最低限スペック・推奨スペックの解説をしていきます。
CPU:Core i7以上
CPUはパソコンの頭脳です。CAD作業には多くの計算が必要なため、高い処理能力が必要です。
特に3Dモデリングなどをはじめとした[3D CAD]は立体の中身にまで計算処理が及ぶので、高性能なCPUが欲しい。
現在のCPU市場では、インテル社の「Core」シリーズとAMD社の「Ryzen」シリーズが主要な選択肢となっています。
両社とも優れたCPU性能を誇りますが、CAD作業においては、インテル社の「Core」シリーズのほうが相性がいい場合が多いです。
CPUは、コアというパーツで構成されているのですが、コア単体の性能(クロック数)を重視したCPUと、コアの数(マルチコア)を重視したCPUがあります。
「Core」シリーズがクロック重視、「Ryzen」シリーズがマルチコア重視の傾向。
CADにおいては、シングルコアで作業することが多いため、マルチコア重視のCPUでは十分に性能を発揮できないことがあるからです。
とはいえ、どちらのCPUもクロック数の高いものがたくさんあるので、あくまで傾向という程度。また、並列処理で計算を行うCADソフトはマルチコア必須ですが、高性能なCPUはいずれもマルチコアで、そこからさらにコア単体のクロック数を高めたものばかりです。
具体的には、「Core i7/Ryzen7」以上のCPUを選びたいところです。「Core」「Ryzen」ともに、数字が多きいほど高性能と考えていいです。
1つ注意していただきたいのは、低い性能のCPUである「Atom」「Celeron」「Pentium」を選んではいけないということ。
これらのCPUだと最低限の動作もままなりません。
「Core i3」も選ばないほうが無難です。
Atom | ダメ |
Celeron | ダメ |
Pentium | ダメ |
Core i3 Ryzen3 | ダメ |
Core i5 Ryzen5 | ギリOK!(おすすめはしない) |
Core i7 Ryzen7 | OK!(本格的なCAD作業。 人気も高い) |
Core i9 Ryzen9 | OK!(CADを含めた マルチタスクが可能) |
メモリ:16GB以上
メモリ(RAM)は、CADソフトが読み込むデータや、作業中のデータを一時的に保存しておくためのPCパーツです。
CPUの処理が大きいほど、メモリの必要容量も増えるので、CAD作業用パソコンには大きめのメモリ容量が必要になってきます。
多くのCADソフトは16GB以上のメモリを推奨しています。
大規模なプロジェクトや3Dモデリングを行う場合、32GB以上のメモリも視野に入ってきます。
メモリ容量が足りないと、CADソフトの動作が遅くなり、プロジェクトの処理が困難になる可能性があります。
CAD作業の性質やプロジェクトの規模に合わせてメモリを選び、十分なRAMを持つことで、CADソフトウェアのスムーズな実行と高いパフォーマンスを実現できます。
4GB | 無理 |
8GB | 厳しい |
16GB | 快適に作業可能 |
32GB | 複雑なCAD作業 (3Dモデリング) |
64GB | 同時並行かつ、 複雑な作業が可能 |
グラボ:NVIDIA RTX
3DCADではグラボ(グラフィックボード)に高い性能を求められます。PCパーツの中で最も予算のかかる部分でもあります。
NVIDIA社の[NVIDIA RTX(旧Quadro)]シリーズや、AMD社の[AMD Radeon Pro]シリーズが主要な選択肢です。色彩の幅が他のグラフィックボードに比べて段違いに高いという特徴があり、3D描画やモデリングに特化しています。
どちらもCAD用グラボとして優れていますが、[NVIDIA RTX A]シリーズのほうがCADソフトとの相性やコストパフォーマンス的に人気が高いです。売り上げもNVIDIA社のほうが優勢。
主要な3DCADソフト(AutoCAD、Revit、Inventor、Alias、VectorWorks、SolidWorks)の推奨グラボでも、NVIDIA RTX(旧Quadro)シリーズが最も多い。
数字が大きいほど性能が高いです。[NVIDIA RTX A2000]よりも[NVIDIA RTX A5000]のほうが高性能といった具合ですね。
CPUをもとに使うCADソフトも多く、[NVIDIA RTX]シリーズは非常に高価なため、CPU基準のソフトを使用するのであれば、NVIDIA社のGeForceシリーズでもCAD可能。
GeForceシリーズはゲーミングPCに人気のグラフィックボードです。
ただ、グラボに依存しないCADソフトは低スペックでも動作する代わりに、できることもだいぶ制限されるため、本格的なCADを考えている方は、NVIDIA RTXシリーズの高性能グラフィックボードを搭載したパソコンがおすすめです。
CADソフトの動作確認が取れているグラボは、ソフトによって違いますが、NVIDIA RTXシリーズがダメというパターンはまずありません。
NVIDIA T600 NVIDIA T1000 NVIDIA RTX A2000 | OK。(本格的な作業は 厳しい場合がある) |
NVIDIA RTX A4000 NVIDIA RTX A4500 NVIDIA RTX A5000 NVIDIA RTX A5500 NVIDIA RTX A6000 | OK!(大規模な3Dモデリング、 シミュレーションタスク) |
ストレージ:SSD
ストレージは、CADソフトやデータの保存に使用します。SSDであれば、起動やデータの読み込みが高速で、快適に作業できます。
HDD(Hard Disk Drive)とSSD(Solid State Drive)が普及しており、SSDはデータの読み込みがHDDよりも高速。
CADソフトウェアの起動やファイルの読み込みが迅速に行えるので、SSDを搭載したモデルをおすすめします。
容量も重要であり、数百GB以上のストレージ容量を確保したい。大規模なプロジェクトを扱う場合、1TB以上の容量が必要となることがあります。
使用するCADソフトと進行中のプロジェクトをSSDに入れて、保存用に大容量のHDDを使用するデュアルストレージタイプは、予算を抑えられるためコスパが高いです。
とはいえ、近年はSSDの低価格化が進んでいるので、数TBの大容量SSDでも数万円で購入できる値段になっています。
ストレージの選択に関しては、CADプロジェクトの規模、予算、データの重要性などを考慮に入れることが重要です。高速なSSDと定期的なバックアップを組み合わせて、効率的なCADプロジェクト管理を。
SSDかHDDか | 絶対にSSD |
オススメ | デュアルストレージ 例:SSD500GB+HDD2TB |
CAD:WindowsかMacか
CADソフトはWindowsが主流であり、ほとんどのCADベンダーは最初にWindows向けのバージョンを提供しています。
macOSにも対応したCADソフトも数多くありますが、対応ソフトの種類でいえばWindowsに軍配が上がります。
パソコンの値段や性能においても、Windowsパソコンのほうが値段当たりの性能が高くコストパフォーマンスが高いため、Windowsに軍配。市場シェアでもWindowsが9割を占めます。
Macに特別な思い入れがない限り、CAD作業用にはWindowsパソコンをおすすめします。
対応ソフト | Windwowsのほうが多い |
コスパ面 | Windowsのほうが優れる |
どちらのOSが おすすめ | Windows |
CAD:ノートPCかデスクトップPCか
CADをノートパソコンとデスクトップパソコンのどちらで行うかは、具体的な用途や作業環境、個人の好みによって変わってきます。
ノートパソコンのメリットは、なんといっても携帯性の高さです。
外出先でもCAD作業を行うことを想定しているのであれば、ノートパソコン一択。クライアントや会議先でのプレゼンテーションにも適しています。
デスクトップパソコンを外に持ち運んで作業するのは、おおよそ考えられません。モニターも持ち運ぶことになるのでなおさらです。
一方で、ノートパソコンには拡張性がありません。後から、USBポートなどの接続端子を増やしたくなっても増やすことは難しい。
対して、デスクトップパソコンのメリットは、コストパフォーマンスの高さです。値段当たりの性能はデスクトップパソコンが確実に高い。
家での作業など、一か所に腰を据えて作業することを考えている方は、デスクトップパソコン一択でしょう。
また、画面の大きさは作業効率に直結します。デスクトップパソコン用に用意したモニターは、基本的にノートパソコンのモニターより画面は大きいでしょう。
一方で、デスクトップパソコンはその大きさから持ち運ぶことはかなり難しいです。運ぶとしたら車などがいるでしょうし、持って行った後に、モニターとパソコンを繋ぐなどの一手間も面倒。
大きいので、自宅での置き場所も少しだけ考える必要があります。
外出先でも 作業する | ノートパソコン |
家で作業 | デスクトップパソコン |
コスパ重視 | デスクトップパソコン |
CAD用のパソコンはどこで買う?
パソコンの購入先の候補としては、
・Amazon/楽天/Yahoo shoppongなどの大手ECショップ
・BTO(Build To Order:受注生産)と呼ばれるパソコン専門ショップ
・家電量販店
などが挙げられます。
CAD用のパソコンは、BTOでの購入をオススメします。具体的には、マウスコンピューターやパソコン工房、ツクモ、フロンティアなどです。
まず、同じ性能であれば、間違いなくBTOのパソコンが一番安いです。
AmazonなどのECショップは、そもそもBTOから依頼されての販売、手数料の分だけ高いです。直接、BTOから買ったほうが安いです。
家電量販店はシンプルに値段が高い。
また、BTOはシンプルで、余計なソフトがついてくるといった面倒ごとがありません。
不要なソフトがあると、それだけで容量を無駄に消費してしまい、さらに動作そのものが遅くなってしまう危険性もあります。
BTOパソコンは、届いたらCADに必要なCADソフトなどをインストールすれば、すぐにCAD作業に取り掛かることができます。
CAD用パソコンのように、複雑かつ高負荷な作業に必要な高性能パソコンは、BTOでの購入一択です。
どこで買う? | BTO一択 |
CAD用パソコンの選び方
CAD用パソコンの選び方は以下のようになります。この選び方を基準に、CAD用パソコンのおすすめをご紹介していきます。
Q&A
Q:CAD用パソコンの必要スペックは?
A:
A:
CPU | Core i7以上 (高性能であるほど良い) |
メモリ | 16GB以上 |
グラボ | NVIDIA RTX Aシリーズ |
SSD | 500GB以上 |
Q:OSはWindows or Mac ?
A:コスパ的にWindowsパソコン。
Q:ノートパソコン or デスクトップパソコン?
A:人による。持ち運び重視ならノートPC。家での作業、コスパ重視ならデスクトップPC。
A:人による。持ち運び重視ならノートPC。家での作業、コスパ重視ならデスクトップPC。
Q:Amazon/楽天 or BTO or 家電量販店 ?
A:価格が安く、故障時の補償も万全のBTO
CAD用パソコンのおすすめ6選
CADにオススメのパソコンをご紹介していきます。
・CPU:Core i7もしくはRyzen7以上
・メモリ:16GB以上
・グラボ:NVIDIA RTXシリーズから
・ストレージ:好みだが500GB以上欲しい
上記の基準を目安に、おすすめのパソコンを選んでいます。
CAD用のおすすめデスクトップパソコン
デスクトップPC1
価格 | 249,800円 |
---|---|
OS | Windows |
スペック | CPU:Core i5-13400F メモリ:16GB グラボ:NVIDIA T1000 SSD:500GB(NVMe) |
重量 | 約11.2kg |
公式サイト | DAIV FX-I5N1A |
DAIV FX-I5N1A。
CPU:Core i5-13400F、グラボ:NVIDIA T1000を搭載したパソコン。
一般的にはとても高性能なパソコンですが、CAD用として考えると、中程度のスペックです。
2D CADは相当大規模な内容でなければ、快適な作業が可能です。
3D CADでもソフトは問題なく動作しますが、本格的に日常使いをしたいなら、少々物足りないスペックです。
CADを始めたてのうちはできることも少ないので大丈夫ですが、技術が上がってやれることや精度が上がっていくと、やりたいことに対して段々スペックが追い付かなくなっていきます。
2D CADなら非常に快適、3D CADでも基本的なものなら問題なく作成可能、といった機体になります。
デスクトップPC2
価格 | 349,800円 |
---|---|
OS | Windows |
スペック | CPU:Core i7-14700KF メモリ:32GB グラボ:NVIDIA RTX A2000 SSD:1TB(NVMe) |
重量 | 約11.3kg |
公式サイト | DAIV FX-I7N2A |
DAIV FX-I7N2A。
CPU:Core i7-14700KF、グラボ:NVIDIA RTX A2000を搭載したパソコン。
NVIDIA T1000搭載の[DAIV FX-I5N1A]より、値段が10万円ほど上がっていますが、コストパフォーマンス面で考えると、非常に優れた機体です。
CAD用グラボの指標には、CUDAコア数というものがあり、数値が大きいほど高性能で、高度かつ大規模なCAD作業が可能になります。
代表的なグラボでいうと以下のようになります。
NVIDIA T1000 CUDAコア数:896コア
NVIDIA RTX A2000 CUDAコア数:3328コア
NVIDIA RTX A4000 CUDAコア数:6144コア
NVIDIA RTX A4500 CUDAコア数:7168コア
NVIDIA RTX A5000 CUDAコア数:8192コア
NVIDIA RTX A5500 CUDAコア数:10240コア
NVIDIA RTX A6000 CUDAコア数:10752コア
10万円ほど高くなりますが[NVIDIA RTX A2000]のCUDAコア数3328コアは、NVIDIA T1000の896コアの、約3.7倍。
2D、3D両方のCADを想定しているなら、このスペック帯のパソコンが最もコストパフォーマンスが高い。
3D CADで大規模な作業だとこのスペックでも動作が重くなりますが、本格的なCAD作業でもかなり耐えることができる優れたCAD用パソコンです。
デスクトップPC3
価格 | 869,800円 |
---|---|
OS | Windows |
スペック | CPU:Core i7-14700KF メモリ:32GB グラボ:NVIDIA RTX A4500 SSD:1TB(NVMe) |
重量 | 約12.0kg |
公式サイト | DAIV FX-I7N45 |
DAIV FX-I7N45。
CPU:Core i7-14700KF、グラボ:NVIDIA RTX A4500を搭載したパソコン。
NVIDIA RTX A4500のCUDAコア数は、7168コア。NVIDIA RTX A2000から更に2倍以上のCUDAコア数を誇ります。
NVIDIA T1000 CUDAコア数:896コア
NVIDIA RTX A2000 CUDAコア数:3328コア
NVIDIA RTX A4000 CUDAコア数:6144コア
NVIDIA RTX A4500 CUDAコア数:7168コア
NVIDIA RTX A5000 CUDAコア数:8192コア
NVIDIA RTX A5500 CUDAコア数:10240コア
NVIDIA RTX A6000 CUDAコア数:10752コア
仕事としてCAD作業を生業にしている方でも、満足のいくスペック。
コストパフォーマンスも高く、上記パソコンをそのままグレードアップした感じのパソコンです。
どれくらいの精度・規模でCAD作業を想定しているかによって違いますが、個人でCAD作業を行う方ならほとんど不満のないスペックをしています。
デスクトップPC4
価格 | 984,800円 |
---|---|
OS | Windows |
スペック | CPU:Core i9-14900KF メモリ:64GB グラボ:NVIDIA RTX A6000 SSD:1TB(NVMe) |
重量 | 記載なし |
公式サイト | SENSE-F079-LC149KF-QRX |
SENSE-F079-LC149KF-QR。
CPU:Core i9-14900KF、グラボ:NVIDIA RTX A6000を搭載した最高峰のスペックを持つCAD用パソコン。
NVIDIA T1000 CUDAコア数:896コア
NVIDIA RTX A2000 CUDAコア数:3328コア
NVIDIA RTX A4000 CUDAコア数:6144コア
NVIDIA RTX A4500 CUDAコア数:7168コア
NVIDIA RTX A5000 CUDAコア数:8192コア
NVIDIA RTX A5500 CUDAコア数:10240コア
NVIDIA RTX A6000 CUDAコア数:10752コア
市販のCAD用パソコンでは、このパソコンが最も高性能です。
100万円以上する高額なパソコンのため、プロの方であっても中々手が出ないですが、このパソコンがあれば、動作が遅くなるなどのストレスとは無縁の環境が手に入ります。
ストレージ容量がSSD1TBと少なめなので、カスタマイズ画面で2TBに増量するとさらに快適ですね。
1TB SSD(NVMe)⇒2TB SSD(NVMe) [+19,000円]
CAD用のおすすめノートパソコン
ノートPC1
価格 | ⇒348,975円 |
---|---|
OS | Windows |
スペック | CPU:Core i7-13700H メモリ:16GB グラボ:NVIDIA RTX A1000 SSD:256GB(NVMe) |
解像度 | 1920×1200 |
サイズ 重量 | 16インチ 約1.86kg |
公式サイト | ThinkPad P1 Gen 6 |
ThinkPad P1 Gen 6。
値段が1円刻みで細かいのは、外国製品を日本円に換算してるからでしょうね。
CPU:Core i7-13700H、グラボ:NVIDIA RTX A1000搭載のノートパソコン。
CAD用ノートパソコンとして最低限のスペックを持っています。
2Dはもちろん3D CADも行えますが、高精度な3Dモデリングだと動作が重くなることもしばしば。
初めてのCAD用ノートパソコンで、外出先でも使いたいという方におすすめのノートパソコン。
ノートPC2
価格 | 727,254円 |
---|---|
OS | Windows |
スペック | CPU:Core i7-13800H メモリ:16GB グラボ:NVIDIA RTX 2000 Ada SSD:512GB(NVMe) |
解像度 | 3840×2400 |
サイズ 重量 | 16インチ 約1.86kg |
公式サイト | ThinkPad P1 Gen 6 |
ThinkPad P1 Gen 6の上位機種。
同じく、値段が細かい。日によって変動するのは為替の影響かと。
CPU:Core i7-13800H、グラボ:NVIDIA RTX 2000 Ada搭載のノートパソコン。
3D CADでも中規模程度の作業が可能であり、プロでも愛用する方がいるレベルのスペックを誇ります。
デスクトップパソコンと比べると、スペックあたりの値段がだいぶ高いですが、持ち運び可能というのはノートパソコンのみの大きな利点。
外出先で作業できることに重点を置いている方には、非常に魅力的なCAD用ノートパソコンです。
モニター解像度が4K(3840×2400)であることも、ポイントが高い。
まとめ CADには高性能パソコン必須
CADは、コンピュータを活用して設計プロセスを効率化し、品質を向上させるための不可欠なツールとなっており、多くの産業で広く利用されています。
昔は私的にCAD用パソコンを買う人はかなり限られていましたが、近年は独学でCADソフトを駆使して、3D作品を作り出す方も非常に増えています。
本記事が、CAD用パソコンを購入する際の一助になれていれば幸いです。
おすすめのCADソフト
CADを行うためのソフトは、無料ソフトから、数十万円する高額な有料ソフトまで多くの種類が存在します。
初心者向けだったり、プロ御用達のソフトや、業界人気No1のソフトまで実に幅広い。
最も人気が高いのは、AutoCADですが、他にも有力な候補はたくさんあります。
公式サイト:AutoCAD
それらCADソフトのおすすめについての記事もありますので、よければ参考にしてください。
ご自身で選択したい方は
CADに使用するパソコンをご自身で選びたい方は、BTO(Build To Order)メーカーからの選択がおすすめです。
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【公式サイト】
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【BTO比較記事】
マウスコンピューター …………商品数が多く、一部にとても安いパソコンが売られるケースがあります。乃木坂46のCMでも有名ですね。現在は、ホラン千秋さんやマツコ・デラックスさんが広告塔を務めていらっしゃるようです。
パソコン工房 …………老舗のBTOメーカー。価格はBTOメーカーでも最安の部類。昔からの根強いファンがいらっしゃる印象があり、個人的にはマウスコンピューターと並んでオススメのBTOメーカー。
ツクモ ……TSUKUMO(ツクモ)。期間限定のセールを積極的に行っている印象。
パソコン工房 …………老舗のBTOメーカー。価格はBTOメーカーでも最安の部類。昔からの根強いファンがいらっしゃる印象があり、個人的にはマウスコンピューターと並んでオススメのBTOメーカー。
ツクモ ……TSUKUMO(ツクモ)。期間限定のセールを積極的に行っている印象。
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【BTO比較記事】