3DCGの世界では、映画やゲーム業界での使用が拡大し、没入感あふれる映像が生み出されています。
デジタルメディア制作において欠かせない要素となっており、その制作において適切なパソコンスペックを選ぶことは重要です。
3DCG用パソコンにおいては、
・今持ってるパソコンだと、3DCGソフトの動作が重すぎる。
・3DCG制作に必要なパソコンのスペックってどのくらい?
・快適に3DCG制作ソフトを使うにはいくらくらいのパソコンがいる?
等の疑問を持つ方がたくさんいらっしゃいます。
デジタルアートの魔法に触れ、未知の世界を創り出す――それが3DCG制作の魅力です。
しかし、その創造性を最大限に引き出すためには、適切なパソコンが欠かせません。
本記事では、3DCG用パソコンに必要なスペックと、おすすめのパソコンを紹介していきます。
3DCG用パソコンのスペック
3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)用のパソコンは、高度なグラフィカル処理と計算能力を備えます。
クリエイターが複雑でリアルな3Dデジタルコンテンツを制作するため、高性能なパソコンが必要です。
高いパフォーマンスとグラフィカルな力を活かし、アーティストやデザイナーはデジタル空間で豊かな表現を実現することができます。
3DCG制作におけるパソコンのOSやスペックなどについて触れていきます。
OS
3DCG制作においてWindowsとMac、どちらがオススメかは、個々の好みや制作環境、使用するソフトウェアに依存します。
以下に、WindowsとMacそれぞれの特徴を挙げてみましょう。
Windows:
1. 幅広いソフトウェアサポート:
Windowsは3DCG制作に使用される多くのソフトウェアやツールに広く対応しています。Autodesk Maya、3ds Max、Blender、ZBrushなど、多くのプロフェッショナル向けソフトウェアがWindowsに最適化されています。
2. ハードウェアの選択肢:
Windowsパソコンは多様なハードウェアオプションが用意されており、ユーザーは好みや予算に合わせて柔軟に構成できます。これにより、最新のGPUやCPUを取り入れた高性能なマシンを組み立てることが可能です。
3. ゲームとの親和性:
Windowsはゲーム開発においても主流であり、ゲームエンジンや関連ツールがWindowsに特化していることがあります。ゲーム制作にも興味がある場合、Windowsは適していると言えます。
4. カスタマイズ性:
Windowsは高いカスタマイズ性を持ち、ユーザーが環境を自分好みに調整しやすいです。これにより、個々の作業スタイルや好みに合わせてパソコンを構築できます。
Mac:
1. 安定性と使いやすさ:
Macは優れた安定性と直感的なユーザーインターフェースで知られています。特に、デザインやクリエイティブ関連の作業において、Macは優れたパフォーマンスを発揮します。
2. ハードウェアとソフトウェアの一体感:
Appleがハードウェアとソフトウェアの一体設計を行っているため、Macはオペレーティングシステムとハードウェアの統合度が高く、最適化されたパフォーマンスが得られます。
3. シームレスな連携:
macOSやiOSデバイスとのシームレスな連携があり、iPhoneやiPadなどとのデバイス間でデータやプロジェクトをスムーズに共有できます。
選択のポイント:
使用するソフトウェア:
3DCG制作に使用するメインのソフトウェアが特定のプラットフォームに最適化されている場合、そのプラットフォームを選択すると良いです。
作業環境の好み:
個々のユーザーが快適に作業できる環境やインターフェースを好むかどうかも重要です。
予算とハードウェアの要件:
予算や必要なハードウェアの性能も考慮し、最適な選択を行うことが重要です。
総じて、どちらが良いかは個人の好みと作業要件に依存します。プロの3DCGアーティストやデザイナーは、時に両方のプラットフォームを併用することもあります。
ただ、個人的に、WindowsとMacの最大の違いは、性能当たりの価格、つまりコストパフォーマンスの違いが大きいと考えています。
Windowsパソコンのほうが安いというのは、かなり大きなメリット。
個人的には、3DCG制作を考えているパソコンは、高性能かつ高額になるので、Windowsパソコンのほうがおすすめです。
【OS:Windows/Mac】
OS | Windowsのほうが安い。 PCゲームなども想定しているなら、 絶対にWindowsパソコン。 |
CPU
CPU(中央演算処理装置)は、コンピュータの「頭脳」であり、様々な計算処理を担当します。3DCG制作においては、以下のような重要な役割を果たしています。
モデリング:
3Dモデルの作成や編集には高度な計算処理が必要です。プロセッサは、モデリングソフトウェアの操作や3D形状の計算などを担当します。
アニメーション:
キャラクターやオブジェクトのアニメーション作成では、繰り返しの計算や物理演算が発生します。CPUはこれらの演算を処理し、滑らかなアニメーションを生成します。
レンダリング:
最終的な映像の生成においては、シーン内の光や影、質感の計算が必要です。CPUはこれらの計算を行い、高品質なレンダリング結果を生み出します。
CPU性能が高いほど高速に表示できるため、余計な待ち時間を減らし、ストレスと作業の効率を向上させます。
3DCG制作の中核を担うパーツであり、高性能なCPUがあれば、複雑な3DCG制作作業において優れたパフォーマンスを発揮します。
現在のCPU市場では、インテル社の「Core i」シリーズとAMD社の「Ryzen」シリーズが主要な選択肢となっています。
両社とも高性能なCPUを提供していますが、古くから存在するインテル社の「Core」シリーズのほうが、相性は良い傾向にあります。
「Ryzen」シリーズは相性抜きに、ずばぬけたコスパのパソコンを販売することがあるので、有力な選択肢であることには変わりはありません。
「Core i7/Ryzen7」以上のCPUを選びたいところです。「Core」「Ryzen」ともに、数字が多きいほど高性能と考えていいです。
1つ注意していただきたいのは、低い性能のCPUである「Atom」「Celeron」「Pentium」を選んではいけないということ。
これらのCPUだと最低限の動作もままなりません。
Atom | ダメ |
Celeron | ダメ |
Pentium | ダメ |
Core i3 Ryzen3 | 非推奨(最低限) |
Core i5 Ryzen5 | OK(一通りの基本作業) |
Core i7 Ryzen7 | OK!(推奨スペック) |
Core i9 Ryzen9 | OK!!(高度かつ複雑な作業) |
メモリ
メモリは作業データを一時的に格納し、素早いアクセスを可能にします。大規模なプロジェクトや高解像度のテクスチャには大容量のメモリが必要です。
3DCG制作において、メモリは以下のような役割を果たします。メモリはCPUの補助的な役割なので、CPUと役割はかなりかぶります。
モデリング:
3Dモデルの作成や編集時には、大量のデータが扱われます。メモリはこれらのデータを一時的に格納し、素早いアクセスを可能にします。
アニメーション:
アニメーション作成時には、キーフレームやボーンの情報がメモリ上に展開されます。メモリ容量が十分であれば、滑らかで複雑なアニメーションが可能です。
レンダリング:
レンダリング時には、シーン内の要素やテクスチャなどがメモリに一時的に配置されます。大容量のメモリがあれば、高解像度のテクスチャや複雑なシーンの処理がスムーズに行えます。
3DCG制作においては、16GB以上の大容量メモリが推奨されます。大規模なプロジェクトや高解像度のテクスチャを扱う場合は、32GB以上がより好ましい。
メモリは3DCG制作において、大規模なデータの取り扱いや複雑な処理において不可欠な要素です。十分な容量と高い転送速度を備えたメモリは、快適な作業環境を提供し、制作効率を向上させます。
4GB | ダメ |
8GB | 非推奨(最低限) |
16GB | 物足りない |
32GB | OK(推奨容量) |
64GB | OK!(ハイクオリティな 技術と創作環境) |
グラボ
3DCG制作において最も重要な要素の一つで、モデルの描画やレンダリングに影響を与えます。
グラボは、GPUとビデオメモリ(VRAM)、あとは冷却装置などで構成されています。
CPUとメモリをそれぞれグラフィック処理に特化したのが、GPUとビデオメモリという感じです。
グラボ(グラフィックボード)は、3DCG制作において重要な役割を果たします。CPU・メモリと役割は被るものも多いですが、負担はグラボが最も大きくなります。その主な役割は以下の通りです。
モデリング:
GPUは、3Dモデルの描画や編集において高速な処理を担当します。モデリングソフトウェアのインタラクティブな操作がスムーズに行えるようにします。
アニメーション:
キャラクターやオブジェクトのアニメーション生成において、GPUは頻繁な計算を効率的に処理します。これにより、滑らかで複雑なアニメーションが可能です。
レンダリング:
レンダリングはGPUの強力な計算能力を要求します。シーン内の光や影、質感などをリアルタイムに処理し、最終的な映像を生成します。
シェーディング:
GPUはシェーディング処理を担当し、オブジェクトの表面に質感を与えたり、光の効果を計算したりします。これによりリアルなビジュアルが実現されます。
グラフィックボードには、NVIDIA社製のGeForce・AMD社製のRadeonという2つの選択肢があるのですが、どちらかといえばNVIDIA社のGeForceのほうが相性がいい傾向にあります。
性能的には、グラボでも中性能以上の「GeForce RTX 3060」以上のものがほしいです。
*GeForce,Radeonともに上記以外の数字のグラボはたくさんあります。あくまで代表例です。
グラフィックボードは3DCGの制作において不可欠であり、高性能なGPUは制作品質と処理速度の向上に寄与します。
GeForce MX350 Radeon R5 230 | 非推奨(最低限) |
GeForce GTX1650 Radeon RX6400 | 厳しい(簡易な使用) |
GeForce GTX1660 Radeon RX5600XT | OK(一通りの動作) |
GeForce RTX3060 Radeon RX6600 | OK(推奨スペック) |
GeForce RTX4070 Radeon RX6800XT | OK!(かなり高速) |
GeForce RTX4090~ Radeon RX7900~ | OK!(理想) |
ストレージ
高速で大容量なストレージは、プロジェクトの読み書き速度に大きく影響します。
ストレージにはHDDとSSD(Solid State Drive)が普及しており、SSDはデータの読み込みがHDDよりも高速。
前提条件と言ってもいいくらい、ストレージはSSD搭載のパソコンにするべきです。
OSや頻繁に使用するソフトウェアはSSD、大容量のデータはHDDと組み合わせると、コストパフォーマンス的にいいです。
3DCG制作において、ストレージは以下の役割を果たします。
プロジェクトデータの保存:
3Dモデル、テクスチャ、アニメーションなどのプロジェクトデータを保存します。大容量で高速なストレージが必要です。
作業ファイルの読み書き:
モデリングやレンダリングの際に発生する作業ファイルを素早く読み書きするために、高い転送速度が求められます。
ソフトウェアやプラグインのインストール:
3DCGソフトウェアや追加のプラグインなどをインストールし、アプリケーションの実行に備えます。
SSD vs HDD: SSD(Solid State Drive)は高速でアクセス速度が速く、アプリケーションの起動やファイルの読み書きが迅速に行えます。
HDD(Hard Disk Drive)は大容量で比較的低価格ですが、転送速度が低いため、主に大容量データの保存に利用されます。
M.2 NVMe接続: M.2 NVMe接続のSSDは、より高速な転送速度を提供します。プロジェクトデータの迅速な読み書きが求められる場合は、M.2 NVMe SSDの利用が有益です。
ストレージは3DCG制作においてデータの保存とアクセスに不可欠な要素です。
ストレージ | SSD |
容量 | 人によるが、数百GBは欲しい |
3DCG制作にはデスクトップPCかノートPCか
3DCG制作においてデスクトップパソコンとノートパソコン、どちらがオススメかは、主にユーザーの作業環境や使用シナリオ、予算に依存します。
デスクトップパソコンの利点:
1. パフォーマンス:
デスクトップパソコンは一般的にノートパソコンよりも高いパフォーマンスを発揮します。大容量のグラフィックスカード、複数のハードディスク、強力なCPUなどを搭載できるため、複雑な3DCGの作業に適しています。
2. アップグレードの容易性:
デスクトップパソコンは部品を交換やアップグレードしやすいため、将来的なハードウェアのアップデートがしやすいです。これにより、性能の向上や新しい技術の導入が手軽に行えます。
3. 冷却効果:
大型のケースには効率的な冷却システムが組み込まれており、ノートパソコンよりも長時間にわたる高負荷な作業に適しています。
ノートパソコンの利点:
1. 携帯性:
ノートパソコンは軽量かつコンパクトなため、移動や外出先での作業が容易です。クリエイターが柔軟に場所を選びたい場合、ノートパソコンは有用です。
2. スペースの節約:
デスクトップパソコンに比べてスペースを取らないため、限られたスペースで作業するユーザーや、スタジオ内でのスペース効率が重要な場合に適しています。
3. 電源の取り回し:
バッテリーを搭載しているため、一時的な停電や外出先でも作業が可能です。デスクトップパソコンが必要ない場所でも柔軟に作業できます。
作業環境と用途: 作業環境や用途によって選択が変わります。
スタジオ内での本格的な作業が主体ならデスクトップ、移動が多いならノートパソコンが適しています。
デスクトップパソコンは同等の性能でノートパソコンよりも予算が抑えられることがあります。
総じて、デスクトップパソコンは性能やアップグレードの自由度が高い反面、ノートパソコンは携帯性や省スペース性が高いという特徴があります。
【デスクトップPC/ノートPC】
デスクトップか ノートか | デスクトップの方がコスパ高。 長時間使用も快適 |
ノートはダメ? | 結局は予算次第。 外出先で使えるメリットも魅力 |
3DCG用パソコンはどこで買うのがオススメ?
3DCG制作パソコンを購入する際には、信頼性のある販売業者やメーカーからの購入が重要です。
1. 専門のPCメーカー(BTO):
BTO(Build to Order)と呼ばれる専門のPCメーカーは、カスタム構成や高性能なハードウェアを提供することができます。有名なメーカーには、マウスコンピューターやツクモ・パソコン工房などがあります。これらのメーカーは品質の高いパソコンを提供しており、アフターサポートも充実しています。
2. オンライン小売業者:
大手のオンライン小売業者(例: Amazon、楽天)は、広範な選択肢やクチコミなどを通じて製品を比較しやすく、時折お得なセールやバンドルオファーがあります。しかし、信頼性のある業者を選ぶことが重要です。
3. 家電量販店:
ヨドバシカメラやケーズデンキなどがあります。パソコン以外にも様々な家電を取り扱っています。BTOメーカーに比べると、性能の割に価格が高い傾向にあり、コストパフォーマンスが低くなりがちです。
パソコンは、BTOでの購入をオススメします。マウスコンピューターやパソコン工房、ツクモ、フロンティアなど。
まず、同じ性能であれば、間違いなくBTOのパソコンが一番安いです。
AmazonなどのECショップは、そもそもBTOから依頼されての販売、手数料の分だけ高いです。直接、BTOから買ったほうが安いです。
家電量販店はシンプルに値段が高い。
また、BTOはシンプルで、余計なソフトがついてくるといった面倒ごとがありません。
不要なソフトがあると、それだけで容量を無駄に消費してしまい、さらに動作そのものが遅くなってしまう危険性もあります。
3DCG制作用パソコンのように、複雑かつ高負荷な作業に必要な高性能パソコンは、BTOでの購入一択です。
どこで買う? | BTO一択 |
3DCG Q&A
Q1: 3DCG制作パソコンのCPUとは何ですか?
A1: 3DCG制作パソコンのCPU(中央演算処理装置)は、コンピュータの「頭脳」であり、モデリング、アニメーション、およびレンダリングなどのタスクを処理します。高いクロック速度や多くのコアを備えたCPUは、3DCG作業の効率と品質向上に寄与します。
Q2: 3DCG制作において、メモリの役割は何ですか?
A2: 3DCG制作におけるメモリはRAM(ランダムアクセスメモリ)のことで、モデリングやアニメーション作業時に一時的にデータを格納します。大容量で高速なメモリは、滑らかで効率的な作業を可能にし、プロジェクトの複雑さに対応します。
Q3: 3DCG制作パソコンのグラフィックスカードの役割とは何ですか?
A3: 3DCG制作パソコンのグラフィックスカード(GPU)は、モデリングやアニメーションの描画、レンダリング、シェーディングなど、3Dグラフィックスの処理を担当します。VRAM容量やCUDAコア数などが性能の決定要因となります。
Q4: 3DCG制作パソコンのストレージで注意すべきポイントはありますか?
A4: 3DCG制作パソコンのストレージでは、SSDとHDDの組み合わせ、大容量なストレージ、M.2 NVMe接続の利用、RAID構成の検討などが重要です。これにより、プロジェクトデータの迅速な読み書きやデータの冗長性を確保できます。
Q5: 3DCG制作において、デスクトップパソコンとノートパソコン、どちらが適していますか?
A5: 3DCG制作においては、デスクトップパソコンは高いパフォーマンスやアップグレードの自由度があり、ノートパソコンは携帯性や省スペース性が優れています。選択は作業環境や予算、将来のアップグレードの可能性に依存します。
3DCGにオススメのパソコン
3DCG制作にオススメのパソコンをご紹介していきます。
3DCG制作用パソコンでは、最重要パーツであるグラフィックボードの性能を重視して選んでいます。
・CPU:Core i5/Ryzen 5以上
・メモリ:16GB以上
・グラボ:GeForce RTX 3050以上
・ストレージ:100GB以上欲しい
上記の基準を目安に、おすすめのパソコンを選んでいます。
3DCG用デスクトップPCのおすすめ3選
デスクトップPC1
【マウスコンピューター】NEXTGEAR JG-A5G60価格 | 129,800円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Ryzen 5 4500 メモリ:16G グラボ:GeForce RTX 4060 SSD:1TB(NVMe) |
重量 | 約10.6kg |
公式サイト | NEXTGEAR JG-A5G60 |
NEXTGEAR JG-A5G60。
3DCG制作の入門用として、3DCGの作業やレンダリングなど一通りの基本作業は行えるスペックです。
「3DCG制作に挑戦したいけど、予算は限られるし、長く続けていくかもわからない」
このような方に最適なパソコンです。
NEXTGEARはマウスコンピューターの通販限定ゲーミングPCブランドなので、PCゲームも一通り遊べるなど汎用性が高いのも魅力。
3DCG制作用としては入門レベルですが、一般的なパソコンと比べると高性能なので、普段使いにも動作がサクサク。
デスクトップPC2
【マウスコンピューター】G-Tune DG-I7G7S価格 | 289,800円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Core i7-14700F メモリ:32GB グラボ:GeForce RTX 4070 SUPER SSD:1TB(NVMe) |
重量 | 約11kg |
公式サイト | G-Tune DG-I7G7S |
G-Tune DG-I7G7S。CPU:Core i7-14700Fは8コア、メモリは32GB、グラボ:GeForce RTX4070 SUPERは12GB RAMで、3DCG制作用スペックを満たしたパソコンです。
モデリング・テクスチャリング・アニメーション・レンダリング、3DCG作業を快適に行えます。
作業中のラグは少なく、仕上げの待ち時間も短いです。
「3DCGやアニメーションの作成に強い興味がある、3DCG作業に集中できるパソコンが欲しい」という方に打ってつけ。
3DCG制作を本格的に始めたい方にオススメのパソコンです。
公式サイトで見る >
デスクトップPC3
価格 | 649,800円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Core i9-14900KF メモリ:64GB グラボ:GeForce RTX 4090 SSD:2TB(NVMe) |
重量 | 約13.6kg |
公式サイト | DAIV FX-I9G90 |
DAIV FX-I9G90。市販のパソコンでは、最強クラスのスペックを誇る超高性能パソコンです。
CPU:Core i9-13900KFは8コア、メモリ64GB、グラボ:GeFoce RTX 4090は24GB RAMで、3DCG制作用パソコンとしても最高クラスの性能を持っています。
Core i9は、Core i7と同じ8コアでもコア1つあたりの性能が桁違いに高いです。
3DCG制作で、ポリゴン数の多いモデリングや、アニメーション、レンダリングなど、あらゆる動作が高速。リアルタイムのビューポート表示もスムーズに行えます。
ストレスとは無縁の存在です。
「いくらかかってもいいから、最高の環境でBlender作業に没頭したい」という方にオススメ。
3DCG用ノートパソコンのおすすめ3選
ノートPC1
【パソコン工房】STYLE-15FX155-i7-PLSX価格 | 174,700円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Core i7-13700H メモリ:16GB グラボ:GeForce RTX 4050 SSD:500GB (NVMe) |
解像度 | 1920×1080 |
サイズ 重量 | 15.6インチ 約2.05kg |
公式サイト | STYLE-15FX155-i7-PLSX |
STYLE-15FX155-i7-PLSX。
CPU:Core i7-13700Hは14コア、メモリは16GB、グラボ:GeForce RTX 4050は6GB RAM。推奨スペックギリギリ。
CPU性能が心もとない。
3DCG制作による基本作業はできますが、ポリゴン数などは極力減らさないと、読み込み時間などでストレスを感じてしまいます。
「なるべく安い値段で3DCG制作を試してみたい。高度な技術を身に着けたいとまでは思ってない」といった方にオススメ。
3DCG制作としては入門用ですが、一般的なパソコンよりははるかに高性能。
汎用性やコストパフォーマンスで考えると、非常に魅力的なパソコン。
ノートPC2
【マウスコンピューター】G-Tune P6-I7G60BK-A価格 | 229,900円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Core i7-13700H メモリ:32GB グラボ:GeForce RTX 4060 SSD:1TB (NVMe) |
解像度 | 1920×1200 |
サイズ 重量 | 16インチ 約2.34kg |
公式サイト | G-Tune P6-I7G60BK-A |
G-Tune P6-I7G60BK-A。CPU:Core i7-13700Hは6コア、メモリは32GB、グラボ:GeForce RTX 4060。
基本的な一通りの動作はスムーズに行えます。
同価格帯のデスクトップパソコンに比べるとスペック面で見劣りしてしまいますが、本格的な3DCG制作にも耐えられる性能を持っているノートパソコンといえます。
「ノートパソコンで3DCG制作を本腰入れて勉強したい」方におすすめ。
解像度やモニターサイズも3DCG制作に適したスペック。
ノートPC3
【パソコン工房】SENSE-17WG191-i9-XLSX価格 | 449,700円 |
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OS | Windows |
スペック | CPU:Core i9-13900HX メモリ:32GB グラボ:GeForce RTX 4090 SSD:500GB (NVMe) |
解像度 | 2560×1440 |
サイズ 重量 | 17.3インチ 約3.44kg |
公式サイト | SENSE-17WG191-i9-XLSX |
SENSE-17WG191-i9-XLSX。CPU:Core i9-13900HXは8コア、メモリは64GB、グラボ:GeForce RTX 4090。3DCG制作用の推奨スペックを大きく上回ります。
グラボのGeForce RTX 4090は、市販のグラボの最高性能。
ノートパソコンで持ち運びながら、本格的かつ高度な3DCG制作を可能にします。
「3DCG制作を本気でやりたい。自宅だけでなく、外出先でもガンガンやりたい」方にオススメのパソコンです。
熱がこもりやすいので、冷却ファンなどの外部装置も一緒に入手すると、さらに快適。
ストレージ容量が500GBと少なめなので、カスタマイズ画面で増量することをオススメします。
500GB⇒2TB(+20,900円)
まとめ
3DCG制作パソコンの選定は、クリエイティブな作業において成功への第一歩です。
3DCG制作は私たちが新しい世界を創造する手段であり、その力強さを最大限に引き出すためには、最高のツールが不可欠。
本記事が、3DCG制作を始めようとしている方に少しでもお役に立てていれば幸いです。
ご自身で選択したい方は
CADに使用するパソコンをご自身で選びたい方は、BTO(Build To Order)メーカーからの選択がおすすめです。
以下のBTOメーカーがコスパ・品質ともに優れており、おすすめです。ボタンをクリック・タッチで公式サイトに飛べますので、良ければご利用ください。
【公式サイト】
本サイトには、BTOメーカーの比較・おすすめ記事もあります。興味がある方は、以下のBTO比較記事もご参照いただければと思います。
【BTO比較記事】
マウスコンピューター …………商品数が多く、一部にとても安いパソコンが売られるケースがあります。乃木坂46のCMでも有名ですね。現在は、ホラン千秋さんやマツコ・デラックスさんが広告塔を務めていらっしゃるようです。
パソコン工房 …………老舗のBTOメーカー。価格はBTOメーカーでも最安の部類。昔からの根強いファンがいらっしゃる印象があり、個人的にはマウスコンピューターと並んでオススメのBTOメーカー。
ツクモ ……TSUKUMO(ツクモ)。期間限定のセールを積極的に行っている印象。
パソコン工房 …………老舗のBTOメーカー。価格はBTOメーカーでも最安の部類。昔からの根強いファンがいらっしゃる印象があり、個人的にはマウスコンピューターと並んでオススメのBTOメーカー。
ツクモ ……TSUKUMO(ツクモ)。期間限定のセールを積極的に行っている印象。
本サイトには、BTOメーカーの比較・おすすめ記事もあります。興味がある方は、以下のBTO比較記事もご参照いただければと思います。
【BTO比較記事】