電子書籍リーダー17端末を比較!おすすめランキングも




kindle

私は現在、電子書籍リーダーの一つである「Kindle Paperwhite 32GB マンガモデル」を持っています。

購入に至った経緯を説明すると、

①Kindleの電子書籍を購入。

②iPadで読むが、目が疲れる。

③電子書籍リーダーが気になる。

AmazonのKindle系電子書籍リーダーは、Amazonプライム会員になると安く購入できると知る。

⑤Amazonで頻繁に買い物するので送料無料は大きい。Amazonプライムビデオも面白そう。よしAmazonプライム会員を無料体験してみよう。

⑥プライム会員いい感じ。無料体験が終了しても、プライム会員は継続しよう。肝心の電子書籍リーダーは、コストパフォーマンスが高いモノにしたい。

Kindle Paperwhite」のAmazonでの評価数が、Kindle商品の中でダントツに多い。平均評価も高い。売上もベストセラー1位「これにしようかな……」

⑧いや、自炊データの保存にも使いたいから容量の大きい「Kindle Paperwhite 32GB マンガモデル」にしようかな。平均評価も高いし。うん、そうしよう。

⑨「Kindle Paperwhite 32GB マンガモデル」購入。

という感じです。
32 GBあれば、端末本体に漫画は約650冊、書籍は数千冊の保存が可能です。

Kindle Paperwhite は今でも快適に使用しています。
電子書籍 紙

iPadと違い、目が疲れません。紙の本で読んでいる感覚とほとんど同じです。



これほど高性能な電子書籍専用端末がつくられたのは、それほど電子書籍の市場が大きくなったからに他なりません。
電子書籍 市場
明日は我が身((((;´゚Д゚)))……って何の話だ(錯乱)


ほんの数年前までは、出版業界は電子書籍にほとんど見向きもしていませんでした。

それが今では、電子書籍の読書に特化した専用端末(電子書籍リーダー)が登場するほど、その市場は大きくなっています。

年々、電子書籍の利用率は上昇しています。日本はアメリカに次ぐ世界第二位の市場を誇りますね。
紙の書籍の市場縮小を補うように、電子書籍が存在感を示すようになっています。
ここ数年の利用率の伸びは緩やかですが、それでも年に数%ずつ電子書籍市場が拡大するのは確実視されています。

出版社が電子書籍サービスに本格的に力を入れるようになっただけでなく、個人での電子書籍販売も頻繁に耳にするようになりました。

少し前まで、個人出版は出版社を通じての「自費出版」しか出来なかったのですが、現在では個人が無料で本(電子書籍)を販売できます。
デジタル写真集など、電子書籍限定のコンテンツもよく見かけるようになりました。

電子書籍ならではのコンテンツは今後さらに増えていくのではないでしょうか。



それでは今度は、私の会社での気まずい立ち位置について――
電子書籍リーダー 比較

さて。
電子書籍を利用するには、

・スマホなどの汎用端末
・電子書籍リーダーという専用端末

という2種類いずれかの方法を用います。

電子書籍リーダーは、電子書籍による読書に特化した端末です。

AmazonのKindleだけでなく、楽天のKobo、他にも様々な電子書籍リーダーが登場しています。

より取り見取りといえば聞こえはいいですが、電子書籍を購入しようとしているユーザーからすれば、どれを選べばいいのか分からなくなってしまいますよね。

そこで今回の記事では、
電子書籍リーダーならではのメリット・デメリットに触れ、
さらに電子書籍リーダーを選ぶポイントを、私の経験も踏まえて紹介し、
最後に10種類の電子書籍リーダーのオススメランキングを紹介していきたいと思います。





電子書籍のメリット

電子書籍全体のメリット

電子書籍について少しでも知識のある方なら、すでに知っている情報も多いかもしれませんが、僭越ながら紹介いたします。
読み流す程度に目を通していただければ幸いです。
電子書籍 場所 メリット


セールで安く購入、ポイントもつきやすい
紙の本を販売している本屋でもセールやポイントはありますが、電子書籍のセール値引き、割引率・ポイントの還元率のほうが段違いに大きいです。

AmazonのKindleをはじめとした電子書籍ストアを見れば一目瞭然ですが、値段が半分以下の電子書籍はざらにあります。

既刊セール・完結したシリーズのまとめ売りなどでは本来の値段の10%ほどの値段になることもあります。

ポイントは本屋だと100円につき1ポイント(還元率1%)が精々ですが、電子書籍ストアの場合は100円につき30ポイントほど帰ってくることもあります。

他にも、Kindle Unlimitedだと月額980円で豊富な本、コミック、雑誌および洋書が読み放題です。

読み放題はネット媒体である電子書籍ならではですね。

持ち運びが紙の本より楽
外出時に本を携帯しようと思っても、紙の本ではせいぜい数冊が限度だと思います。
その点、電子書籍なら端末1つに数百・数千の本をデータとして収納可能です。

膨大な量の本を端末1つから選べるので、「ふと読みたくなったけど持ってきてない」という事態も起こりません。

場所を取らない
紙の本だと本棚に収納するなどして、部屋のスペースを大きくとってしまいますが、電子書籍なら端末1つでスペースの心配とは無縁です。

文字を拡大して読める
老眼によって文字が見えづらいなどの問題が解消されます。裸眼でも快適に読めます。
私は視力がかなり悪いので近視用のメガネが必要ですが(苦笑)。

購入時に人の目を気にする必要がない
青年向けの雑誌・漫画をはじめ、大人の方の場合だとライトノベルや少年向け雑誌をレジに持っていくことは気後れしてしまうことも多いです。

電子書籍なら購入ボタンをタップまたはクリックするだけ。

海外からの送料がかからない
洋書をネットで購入する方にとっての一番のデメリットは、送料がかかるということでした。
ですが電子書籍なら送料無料です。本自体の価格を支払うだけ。

電子書籍リーダーならではのメリット

電子書籍をこれから購入しようと思っている方、
あるいは、
スマホなどで電子書籍を購入した経験があるが、より快適に読書体験できる専門端末とは、一体どういうものなのか。

そのような疑問をお持ちの方のために専用端末ならではの長所をご紹介します。

電子書籍リーダー 目 疲れ

目に優しく疲れない
電子書籍のデメリットとしてよく言及される問題として「ブルーライトなどの光などによる眼精疲労や視力低下」が取りざたされます。

しかし電子書籍リーダーならばブルーライトが発生しないので、紙の本を読んでいるときと同じ感覚で読書することが可能です。

電子書籍リーダーのディスプレイに使用されているE-inkスクリーンは、紙がそのまま画面に埋め込まれているような見た目で、外で使用しても太陽の光を反射しません。

長時間の読書でも手が疲れない
紙の本を一時間も手に持って読書していたら、目だけでなく手も疲れます。

電子書籍リーダーは読書に適したデザインと重量(軽い)なので、手がほとんど疲れません。
持ち心地という点では、紙の書籍にも勝ります。
紙の書籍は、ページを維持しておくのに握力を使うので。

バッテリーが長持ち 
iphoneやiPadなどの汎用端末に比べて消費電力が少ないため、一度充電したら一日数時間起動しても一週間は持ちます。

辞書機能
国語辞典だけでなく、英和辞典英英辞典も内蔵しているモデルがほとんどです。

調べたい単語をドラッグするだけで、簡単に意味が調べられます。

電子書籍リーダーの機種を選ぶポイント

電子書籍リーダーにはいろんな種類があり、機能や形態が違います。

ユーザーの用途に応じた電子書籍リーダーを選ぶことで、電子書籍での読書を最大限に楽しむことが可能になります。

利用する電子書籍ストアに対応しているか

ご存知の方も多いかもしれませんが、電子書籍リーダーはおおむね一つの電子書籍ストアにしか対応していません

私の持っている「Kindle Paperwhite 32GB マンガモデル」は、Amazonの電子書籍であるKindleにのみ対応しています。

「Kindle Paperwhite 32GB マンガモデル」で楽天・eBookなどの電子書籍は購入できないんです。

すでに電子書籍ストアをスマホやタブレットで利用しており、そのストア以外を利用しようと考えていない方にとっては、
「ストアに対応した機種しか使えないなら、読む必要ないかも?」
とお考えになるかもしれません。

確かに、電子書籍リーダーの購入は「どの電子書籍ストアを利用するか」は重要です。

しかし、
・電子書籍ストアの品揃えの差異
・電子書籍ストア別のポイントやキャンペーン
というストア選びと同じくらい、

電子書籍リーダー別の強みやメリットは魅力的です。

懇意にしている電子書籍ストアがあるとしても、目を通していただければ新たな発見があるかもしれません。



というわけで。
電子書籍リーダーと対応ストアは以下のようになります。


Amazon Kindleストア専用のKindleシリーズ
皆さんご存知のAmazonの電子書籍です。
電子書籍市場では、日本のみならず海外でも最大手です。

楽天ブックス専用のKoboシリーズ
日本だと、Amazonと双璧をなす存在とみなされることも多い楽天の電子書籍です。
日本での市場は2位。

ソニーのReader Store・電子書店パピレス専用の「Reader」シリーズ
一旦スマホやパソコンにダウンロードしてから、データを移さないと鑑賞できません。
電子書籍リーダーの開発からは撤退しています。
Reader Store・電子書店パピレスユーザーの方が使用できます。

BookLive!専用の「BookLive!Reader Lideo」
販売終了しています。Amazonや楽天から購入できますが、いつ取り扱いがなくなるかわかりません。
BookLive!ユーザーの方にのみ使用できます。
1機種のみ。

東芝 BookPlace専用の「BookPlace DB50/25E PDB5025ENAW」
BookPlaceストア用ですが、販売を終了しています。
BookPlaceユーザーの方にのみ使用できます。
1機種のみ。

BOOXのBOOXシリーズ
電子書籍リーダーの例外。
電子書籍リーダーとして唯一のアプリによる電子書籍購入スタイル。
他の電子書籍リーダーよりも値段が高めですが、複数のストアを利用できるという大きな特徴があります。

主に4種類です。
下に行くほど新モデルで、N96とN96MLは同日の2017/4/25発売開始されました。

・BooxC67MLCarta2
・BOOX KEPLER PRO(JPモデル) *JPはJAPANの意味です。
・BOOX N96(JPモデル) 
・BOOX N96ML(JPモデル)

N96はフロントライトがなくタッチパネルあり。
N96MLはフロントライトはありますが、タッチパネルがありません。物理ボタンによるページめくりを前提にしているのかもしれません。

BookLive!などの上記ストアやAmazon・楽天以外の電子書籍ストアからの購入を考えている方は、電子書籍リーダーではBOOX一択ということになります。

BookWalkerで読むために購入する方が多いです。

複数ストアのアプリを併用したいと考えている方も、BOOXでの利用になります。


以上、6属性の端末があります。



今回の記事は電子書籍リーダーの比較ですが、電子書籍市場の二強であるAmazonと楽天の違いには触れておいて損はないと考え、少し触れていきます。

「Amazon Kindle」「楽天Kobo」
どちらのリーダー、ストアがオススメでしょうか。


KindleかKoboか

Amazon 楽天
Amazonと楽天のそれぞれのメリットとしては、

・Amazonのメリット
大きく分けると二つあります。

一つ目にはAmazonプライム会員とKindleの連動性の高さが第一に挙げられます。

Amazonプライム会員になると無料で読める「Prime Reading」は、Kindle電子書籍から厳選された数百冊の書籍・漫画・雑誌が追加料金なしで読み放題になるサービスです。
ラインナップは随時入れ替えられます。

読書家であるほどお得になるサービスです。
個人的には、ジャンルの幅広さが魅力的に感じています。
意識したことのなかった分野も、興味本位で読めてしまうのは嬉しい。

Kindle端末はAmazonプライム会員になると、数千円の割引が適用されます。

Amazonプライム会員は30日間の無料体験期間があり、その時に購入しても割引されるので非常にお得です。

無料体験を経験したことがある方でも、今は月額400円での契約が可能です。一カ月契約すれば、千円以上お得に購入できますよ。
*一年契約だと3,900円です。月に換算すると325円。

もしKindleの購入を見合わせる方も、Amazonプライム会員の無料体験は一度体験してみてほしいです。
Amazonプライム・ビデオの品揃えも素晴らしいので。

詳細を知りたい方は、以下のリンク先から公式ページに飛べます。

Amazonプライム(30日間の無料体験)

二つ目は「Kindle Unlimited」です。

月額980円の「Kindle Unlimited」は、書籍、コミック、雑誌を含む和書12万冊、洋書120万冊以上というラインナップ。

こちらも30日間の無料体験が可能です。

同じく、以下のリンク先から公式ページです。

Kindle Unlimited(30日間の無料体験)




・楽天のメリット
楽天の場合は、ポイントがたまりやすいです。1ポイント=1円です。

普通に買い物の場合100円に1ポイントですが、Koboを楽天で購入すると、「ブックスを月一回以上購入するとプラス1倍」に該当するので、100円につき2ポイントです。

楽天カードを使っての購入だと、さらに+3倍され、5倍です。
つまり100円につき5ポイント。

Koboの購入を考えている方で、楽天カードをお持ちでない方は、この機会にぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

楽天カードは入会費も年会費も無料です。
無料で作成でき、所持していても費用が発生することは一切ありません。

余談ですが、楽天カードはクレジットカードでの取扱高が日本一になりました。その理由の一つに、ポイントの大量付与があることは間違いありません。



・普段どちらのサービスを利用するか
Amazonか楽天のどちらの端末にするかですが、普段どちらのサービスをよく利用しているかもポイントの一つです。

私の場合は、ネット通販はAmazon派だったのも決め手の一つでした。楽天で使用しているのは、クレジットカードである「楽天カード」くらいですね。





電子書籍リーダーの比較ポイント

電子書籍で何を重視するかは、人によって違います。

・とにかく安く済ませたい方は、低価格の機種。
・暗いところでも読みたい方は、ライト機能は必須。
・水場で利用したい方は、防水機能が欲しいところです。

など。

そこで、電子書籍リーダーの比較ポイントの説明だけでなく、該当する機種も記しました。

値段など比較できるものは、見やすいようランキング形式にしています。

ただ量が多く、一気にスクロールする方も多いと思うので、文字サイズはかなり小さくしています。

値段

値段が安いのに越したことはありませんよね。
安い機種から順に並べてみました。

1万円弱くらい
・Kindle

1万数千円
・Kindle Paperwhite
・BookLive! Lideo 
・Reader PRS-T2/BC(ソニー)
・kobo aura Edition 2
・Kindle Paperwhite 32GBマンガモデル

2万円くらい
・kobo aura H2O
・kobo aura H2O Edition 2

2万数千円
・kobo aura ONE
・Kindle Voyage
・Reader PRS-T3S/B(ソニー)
・BOOX KEPLER PRO(JPモデル)
・kobo aura ONE 32GBコミックEdition

3万数千円
・Kindle Oasis

4万数千円
・BOOX N96(JPモデル)
・BOOX N96ML(JPモデル)


*BookPlaceは出品者からしか購入できないほど品薄で、値段も不明なので記していません。
*BooxC67MLCarta2も出品者からしか購入できません。



白黒(モノクロ)かカラーか

電子書籍 モノクロ

カラー漫画やデジタル写真集などの色付きを楽しみたい方は、ソニーから発売されているBook Placeがありますが、Book Placeは文字通りBook Placeストア専門の電子書籍リーダーです。
KindleやKoboの電子書籍は購入できません。

汎用端末になりますが、カラーでの利用ならAmazonの「Fire HD」シリーズがコスパ的に優れています。

特に最新機種の「Fire HD 10」はコストパフォーマンスが非常に高いです。

2015年発売の旧型は3万円もしたのですが、2017年発売の新型は値段が1万円以上も値下がりし、「Fire HD 10」容量32Gは18000円、「Fire HD 10」64Gは22000円です。

Amazonプライム会員なら更に数千円安くなります。


汎用端末なので、専用端末の電子書籍リーダーに比べると長時間の使用に向きませんが、KindleやKoboをはじめ様々な電子書籍ストアをアプリを通じて利用が可能です。

ただ、電子書籍ストアは基本的には一つ、多くても二つほどにしておいたほうがいいと思います。

どこに何があるのかわからなくなりますし、ストアによっては購入金額が多いほどお得になるストアもあるからです。



ディスプレイのサイズ

電子書籍リーダーのディスプレイサイズは、6〜8インチほどとなっています。

6インチの小さめのディスプレイだとコンパクトなため持ち運びしやすいです。
6インチは種類が多く、最もスタンダードな機種と言ってもいいかもしれません。

8インチの大きめのディスプレイだと大画面で読みやすいです。

KindleよりKoboが大きいものが多いです。

参考までに、私の所持している「Kindle Paperwhite 32GB マンガモデル」は6インチですが、小説はもちろん、漫画も快適に読めています。

6インチ
・Kindle
・Kindle Paperwhite
・Kindle Paperwhite 32GBマンガモデル
・Kindle Voyage
・kobo aura Edition 2
・Reader PRS-T2/BC(ソニー)
・Reader PRS-T3S/B(ソニー)
・BookLive! Lideo
・BooxC67MLCarta2
・BOOX KEPLER PRO(JPモデル)

6.8インチ
・kobo aura H2O
・kobo aura H2O Edition 2

7インチ
・Kindle Oasis
・BookPlace DB50

7.8インチ
・kobo aura ONE
・kobo aura ONE 32GBコミックEdition

9.7インチ
・BOOX N96(JPモデル)
・BOOX N96ML(JPモデル)



解像度

単位はppiで表されています。pixel per inchの略です。
数字が大きいほど画像が綺麗に表示されます。

小説は解像度が低くても全く問題ありませんが、漫画はある程度の解像度があったほうが快適に鑑賞できます。

162ppi(漫画を読むときは画質に不満が残るかも)
・BOOX N96(JPモデル)
・BOOX N96ML(JPモデル)

167ppi
・Kindle
・Reader PRS-T2/BC(ソニー)(公式6インチ、600×800から逆算)

169ppi
・BookPlace DB50

212ppi(漫画だと画質が少し気になる可能性)
・kobo aura Edition 2
・Reader PRS-T3S/B(ソニー)

265ppi(漫画でも大丈夫)
・kobo aura H2O
・kobo aura H2O Edition 2

300ppi(漫画でも綺麗)
・Kindle Paperwhite
・Kindle Paperwhite 32GBマンガモデル
・Kindle Voyage
・Kindle Oasis
・kobo aura ONE
・kobo aura ONE 32GBコミックEdition
・BooxC67MLCarta2
・BOOX KEPLER PRO(JPモデル)

432ppi(公式の6インチ、2160×1440から逆算)
・BookLive! Lideo 




重量

電子書籍 軽い

電子書籍リーダーの形状(輪郭・厚み)は、ユーザーの手の形や好みによってベストは変わってきますが、重要は基本的に軽いほうが好ましいです。

長時間片手に持って利用する機会の多い方は、重量は軽いほうがより快適な読書を楽しめます。

161g
・Kindle
・Reader PRS-T3S/B(ソニー)

164g
・Reader PRS-T2/BC(ソニー)

168g
・BookLive! Lideo 

180g
・Kindle Voyage Wi-Fiのみ
・kobo aura Edition 2
・BooxC67MLCarta2

188g
・Kindle Voyage Wi-Fi+無料3G

194g
・Kindle Oasis

200g
・BOOX KEPLER PRO(JPモデル)

205g
・Kindle Paperwhite Wi-Fiのみ
・Kindle Paperwhite 32GBマンガモデル

207g
・kobo aura H2O Edition 2

217g
・Kindle Paperwhite Wi-Fi+無料3G

230g
・kobo aura ONE
・kobo aura ONE 32GBコミックEdition

233g
・kobo aura H2O

331g
・BookPlace DB50

470g
・BOOX N96(JPモデル)
・BOOX N96ML(JPモデル)




インターネット回線が有料または3GB無料

電子書籍リーダーには、無料で3G回線を使える機種があります。

ワイヤレス接続の設定を必要とせず、Wi-Fi環境がない場所でも通信費無料で電子書籍をダウンロードできます。

樹海など電波そのものが届かない場所では出来ませんが。

私はあらかじめ自宅のWi-Fiでダウンロードして外出するので、この機能の有無はそれほど重要視しませんでした。
(Kindle Paperwhite 32GB マンガモデルには無料3G回線バージョンがありません)

ですが、外出先でもAmazonストアから電子書籍をダウンロードしたい人には3G回線は必要です。

無料3G回線サービス付きの機種の場合、同機種でも5000円ほど高額になります。

無料サービス付きの有無を選べる機種
・Kindle Paperwhite
・Kindle Voyage
・Kindle Oasis



ページめくりボタンの有無

電子書籍リーダーのページめくりは、基本的にタッチスクリーンによります。

ですが、電子書籍リーダーの中には、側面にページめくり用のボタンが側面についている機種が存在します。

これKindleの一部シリーズとBOOX全シリーズに搭載されています。

あれば便利なボタンには違いないのですが、「Kindle Paperwhite 32GB マンガモデル」と比べた場合、
・1万円近く高価かつ4GBという容量の「Kindle Voyage」
・32GBバージョンもあり画面サイズも1インチ大きいがほぼ倍の値段がする「Kindle Oasis」
は私の懐的に、そこまで欲しい機能ではなかったので選択しませんでした。

ですが、とにかく高機能で予算は3~4万円くらいなら出せるという方は、ページめくりボタンは便利だと思います。

ページめくり機能付きのKindleシリーズとBOOX全シリーズ
・Kindle Voyage
・Kindle Oasis
・BooxC67MLCarta2
・BOOX KEPLER PRO(JPモデル)
・BOOX N96(JPモデル) 
・BOOX N96ML(JPモデル)



防水機能の有無

電子書籍リーダー 防水

お風呂で湯船につかりながら、読書したい方には必須の防水機能。

防水加工されている電子書籍リーダーは、Kindleシリーズと楽天koboシリーズにあります。

防水加工がされている電子書籍リーダー
・Kindle Oasis
・kobo aura H2O
・kobo aura H2O Edition 2
・kobo aura ONE
・kobo aura ONE 32GBコミックEdition

Kindleシリーズでは最も高価な「Kindle Oasis」にのみ付いていて、koboシリーズでは最安値の「kobo aura Edition 2」以外についています。



ライト機能の有無

電気のついてない部屋など、暗い場所でも利用したい方に必要ですね。

生まれつき視力がよくて、かつ、視力が全く下がらない方はけっこういますよね。

このような体質の方は、暗い場所でのテレビ鑑賞やスマホ利用に抵抗を感じない方が多い気がします。

私の母もそうです。

私は父に似て視力が悪く落ちやすいので、暗いところで読書はしません。

しかし、視力が落ちない体質の方はライト付きのものを購入したほうが、便利に感じることは多いのではないでしょうか。

最安値の「Kindle」を除いたKindleシリーズと、楽天koboの全機種、BOOX N96以外の機種に搭載されています。

ライト機能あり
・Kindle Paperwhite
・Kindle Paperwhite 32GBマンガモデル
・Kindle Voyage
・Kindle Oasis
・kobo aura Edition 2
・kobo aura H2O
・kobo aura H2O Edition 2
・kobo aura ONE
・kobo aura ONE 32GBコミックEdition
・BooxC67MLCarta2
・BOOX KEPLER PRO(JPモデル)
・BOOX N96ML(JPモデル)




キャンペーン情報の有無

Kindleシリーズ独自の機能です。簡単に言うと広告の有無ですね。

Youtubeの動画を見ていると、画面下に広告が出てくることがありますよね。あれと同じです。

キャンペーン情報ありだと電源のON/OFF時に出現します。

読んでいる途中にいきなり広告が入ってくるようなことはありませんが、読書を再開するときに画面をスワイプする必要があります。

2000円ほど高くなりますが、私はキャンペーン情報無しバージョンのほうにしました。

長く使うことを考えると、電源を付けるときに余計な一手間があるのは大きなストレスになると考えたからです。






電子書籍リーダー コスパ高ランキングTOP10

電子書籍リーダーにたくさんの機種があるのは、ユーザーの利用方法や目的が千差万別だからですよね。

小説だけを読む方、漫画だけを読む方、通勤途中に読む方、布団のなか暗闇で読書する方、お風呂につかりながら読む方……などなど。

値段は高くてもいいから、とにかく高機能のものが欲しい方もいると思います。

つまりユーザーによってベストの選択は変わってきます。
なので、今回のランキングではコストパフォーマンスの高さを重視してランキングをつけさせていただきました。

それぞれの機種のメリット・デメリットにも触れています。



*Kindleとkoboは複数種のモデルがあるので比較する意味があるのですが、ソニー「Reader」、Booklive!「Lideo」、「BookPlace」は該当する専門ストアを利用するかどうかが購入の決め手となります。
・該当ストアを利用するならオススメです。
・そうでないなら使用すること自体出来ません。
機種ごとのランキングをつける意味は薄いと考え、後述する番外編に記述させていただきました。

*BOOXシリーズもサイズが規格外だったり、Kindle・koboのアプリにうまく対応できない機種があったので、コストパフォーマンスが判別しづらいと考えました。
同じく番外編に要点を述べています。


10位 kobo aura ONE 8GB

メリット
画面が大きい(7,8インチ)
・koboで最も解像度が高い(300ppi)
・防水加工
・優れたライト機能

デメリット
・32GBコミックエディションに比べて、容量が4分の1
・高額



最上位機種の容量が少ないバージョン。
せっかくKoboの最上位機種を購入するなら、数千円を出し渋りして8GBにするメリットはほとんどないと思います。



9位 kobo aura H2O Edition 2

メリット
・画面がそこそこ大きい(6,8インチ)
・防水加工

デメリット
・値段がそこそこする



値段も性能も中ぐらいです。



8位 Kindle Voyage

メリット
ページめくり機能追加
・ライトが高性能(明るさの自動調整機能付き)

デメリット
・容量が少ない(4GB)
・値段がそこそこ高い



ページめくり機能明るさの自動調節機能は、この機種を除いては最上位機種の「Kindle Oasis」にしか搭載されていません。

上から2番目の上位機種なだけあって高性能ですが、「Kindle」シリーズで唯一Amazonプライム会員の割引が受けられません

これでは、せっかく「Kindle Voyage」がピンポイントでほしいユーザーがいたとしても、少し不公平感があります。



7位 Kindle Paperwhite

メリット
・値段がそこそこ安い
・解像度が高い(300ppi)
・ライト機能付加

デメリット
・容量が少ない(4GB)



解像度は最安値の「Kindle」を除けば、すべて300ppiです。
この機種からライト機能も追加されています。

Amazonの評価コメント数が2,000件を超えていて、平均評価も高いです。

電子書籍リーダーの売れ筋ランキングでは、この「Kindle Paperwhite」と「Kindle」の二強となっています。



6位 kobo aura H2O

メリット
メモリ拡張がKoboで唯一できる
microSD(最大2GB)/microSDHC(最大32GB)
※メモリーカードは別売り

デメリット
・最重量(233g)



Edition2との違いは、メモリ拡張の可否と容量の違いです。
Edition2は8GB、この機種は4GBです。

この機種を購入する方は、メモリ拡張というメリットにひかれて購入する方が多いと思うので、容量の少なさがデメリットになりません。




5位 kobo aura Edition 2

メリット
Koboシリーズ最安値(1万4000円くらい)
Koboシリーズ最軽量(180g)

デメリット
・解像度が少し低い(212ppi)
・防水加工がKoboシリーズで唯一されていない



koboシリーズ最安モデルです。
楽天ストアを利用する方で、小説や文献を中心に読む方に適しています。



4位 kobo aura ONE 32GB コミックEdition

メリット
画面が最も大きい(7,8インチ)
・質の高い防水加工
・解像度が高い(300ppi)
・フロントライト、ナチュラルライト、自動調光機能

デメリット
・高い



kobo最上位機種。
価格よりも機能性を重視する方は、これです。

画面の大きさもそうですが、32GBという大容量に惹かれて購入する方が多いようです。
以前から、大容量のkoboシリーズが欲しいというユーザーの声が多かったようで、その期待に応えたモデルともいえます。



3位 Kindle

メリット
最安値(1万円以下)
最軽量(161g)
・小説だけを読む方、または重点的に読む方はこの機種で十分に満足できる

デメリット
・暗いところで読めない
・風呂場などの水場では読めない



水場や暗い場所で読みたいと考える方は、恐らく少数派かと考えました。
Kindleはとても安いですが、小説を読むには快適な解像度と容量を備えています。

私は最後までこの「Kindle」と「Kindle Paperwhite 32GBマンガモデル」で悩みました。

容量と解像度、ライト機能という大きな違いがありますが、それを踏まえても「Kindle」の値段と軽さは魅力的です。

電子書籍リーダーの売れ筋ランキングでは、堂々のベストセラー1位。



2位 Kindle Oasis

メリット
画面がKindleシリーズで一番大きい(7インチ、他は6インチ)
Kindleシリーズ唯一の防水加工
明るさの自動調節機能があり、幅も広い(LED12個)
ページめくり機能(めくるスピードも速い)

デメリット
・高い(3万円以上)



Kindle最上位機種です。他のKindleシリーズにあって「Kindle Oasis」にない機能は一つもありません。

8GBと32GBの容量を選べますが、3千円の違いです。
3万円以上する「Kindle Oasis」を選ぶなら32GBを購入したいですね。



1位 Kindle Paperwhite 32GBマンガモデル

メリット
32GBという大容量
・値段がそこそこ安い
・解像度が高い(300ppi)
・ライト機能付加
価格と性能から見るコスパの高さ

デメリット
・防水加工なし



「Kindle Paperwhite」の4GBから32GBへと容量が大幅増加。漫画の保存や自炊も快適です。
「Kindle Paperwhite」との差額は2000円なので、ならば容量が8倍も大きい「Kindle Paperwhite マンガモデル」のほうがお得です。


「Kindle Paperwhite」にはWi-Fi+3G回線バージョンもありますが、値段が「Kindle Paperwhite 漫画モデル」を3000円上回ります。

外出先でもKindleストアを閲覧、Kindle書籍をダウンロードできるメリットは大きいですが、マンガモデルの容量・値段のメリットに比べると少し見劣りするのかな、と。


手前味噌な結果ですが、「Kindle Paperwhite マンガモデル」の使い心地は優れているように感じます。

コストパフォーマンスの面も加味した結果、「Kindle Paperwhite マンガモデル」をランキング1位とさせて頂きました。




番外編 Amazon・楽天以外の電子書籍ストアを利用する方


・Reader Store・電子書店パピレスの場合
Reader 
ページ送りボタンが付いています。
販売元であるソニーは、電子書籍リーダーから撤退しています。
生産は終了し、販売されている在庫のみの購入になります。




・BookLive!の場合
BookLive!Reader Lideo 
通信料が不要。端末にWIMAXを搭載しており 24時間365日、BookLive!を使う限り通信料無料で利用可能です。
2016年に販売を終了しています。
在庫からの購入になります。

ソニーの「Reader」と、BookLive!の「BookLive!Reader Lideo」の評価は上々のようで、故障した時のために複数台購入してストックしている方もいるようです。

いつ品切れになるかわからないので、早めに購入しておきたいですね。




・東芝 BookPlaceの場合
BookPlace
フルカラーで写真集や漫画を楽しめます。
電子書籍リーダーからの撤退は明示していませんが、電子書籍BookPlaceは2015年に動画配信サービス業者「U-NEXT」に売却しています。
新機種の発売は望めません。

アプリ起動などの動作時間が長いなど不評で、BookPlaceはiPadで利用する方が多そうです。





・上記ストア以外、あるいは複数の電子書籍ストアを利用する場合
BOOX比較 4機種

アプリによる電子書籍購入スタイル。
他の電子書籍リーダーよりも値段が高めですが、複数のストアを利用できるという大きな特徴があります。


BooxC67MLCarta2
メモリが少なく、kindleやkoboなどの比較的重いアプリをインストールすると、すぐ落ちるという報告があります。
Booklive!は問題なく使用できますが、Booklive!なら専門端末の「Lideo」のほうがいいです。
他の電子書籍ストアであるBookWalker愛用者の方はこれです




BOOX KEPLER PRO(JPモデル)
BooxC67MLCarta2の上位互換です。




BOOX N96(JPモデル) 
容量は1GB。特筆すべきはディスプレイの大きさです。9,7インチ。
ただ、フロントライトがありません。

品切れ状態が続いています。


BOOX N96ML(JPモデル)
同じく容量は1GB。ディスプレイは9,7インチ。
タッチパネルがないという特殊な機種です。
フロントライトはあります。

同じく品切れ状態が続いています。


*2018年3月追記
BOOX Max2
驚きのディスプレイサイズなんと13.3インチ。小型のノートパソコンよりずっと大きいです。





まとめ

目の疲れを軽減するために購入した電子書籍リーダーですが、紙の本さながらの見やすさは驚きの一言でした。
スマホやタブレット画面のような電子機器っぽさが全くないのですから。

充電の手間が減ったのも個人的に嬉しいポイントの一つでした。


読書の時間をより快適なものにしてくれる電子書籍リーダー。

スマホ・タブレット・パソコン・紙の本での読書に不便を感じている方は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。



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