YouTubeのアップロード時間が遅い。解決策は?

youtube インターネット回線

YouTubeへの動画投稿を日常的に行うと、インターネット回線速度がいかに重要か痛感する日々です。

アップロード時間が遅いと、どうしてもストレスを感じてしまいます。



・YouTubeに動画をアップロードしているけど遅い、時間がかかり過ぎる。


一昔前まで、上記のような悩みを持つ方は滅多にいませんでした。

光回線であるなら、どこの回線事業者やプロバイダ(インターネット接続業者)でも、問題なくインターネットを楽しむことができていたのです。


しかし今では、個人の方でもインターネットに大容量データをアップロードできる時代になりました。
その代表格がYouTube(ユーチューブ)への動画投稿。
光回線にとっても強負荷な使い方が生まれました。


結果、光回線の中でも、より速い回線を求める方が増えています。




【YouTuberにおすすめのインターネット回線】
1位:NURO 光 2位:auひかり 3位:ソフトバンク光 同率3位:ドコモ光

ランキング基準は、上り回線速度(スピード)が速い順です。

上り回線速度(スピード)が速いほど、YouTube動画投稿のアップロード時間が短くなるからです。




光回線の中でも最速の[NURO 光 ]

NURO光は回線速度だけでなく、契約速度も最速です。

他の回線だと、プロバイダを新たに選ぶ必要がありますが、NURO光は【So-net】1本のみ。
迷う心配がありません。
料金も安いです。

ただし、NURO光は設置可能な地域が限られています。近年、NURO光が地域拡充の動きを活発化させていますが、九州地方などではまだありません。

NURO光の対応エリア
関東1都6県(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬)
関西2府3県大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良)
東海4県  (愛知、静岡、岐阜、三重)
※一部エリアをのぞきます




NURO光が設置できない場所にお住まいの方は、[auひかり ]が筆頭候補になります。
auひかりは、ケータイ・スマホがauだと割引を受けることができます。

ソフトバンク・ドコモ・格安ケータイなどだとau割安は使えませんが、NURO光とauひかりは光回線の中でも頭一つ回線速度が速いです。

割安といっても月額数百円の違いなので、日常的に大容量動画データをネットにアップロードする方は、NURO対応エリアでない方はauひかりがオススメです。

auひかりと契約する際は、プロバイダ(インターネット接続事業者)を選ぶ必要があります。

auひかりはどこのプロバイダを使っても速いのですが、

「auひかりX(テン)」― 最大10Gbps
「auひかりV(ファイブ)」ー 最大5Gbps

が可能で、かつキャッシュバックポイントが高く、NURO光と同じプロバイダである【
So-net】がおすすめです。



ソフトバンク光 ドコモ光 のいずれかは、
・NURO光が設置できない。
・少し回線速度が遅くてもいいから、auみたいにスマホ割の恩恵を受けたい
という方向けです。

ソフトバンクのプロバイダは、【Yahoo!BB】のみでNURO光と同様悩む必要がありません。

ドコモ光のプロバイダは、「v6プラス(速度が速い)」対応かつ「無線ルーター無料レンタル」の【GMOとくとくBB】がオススメです。




公式サイト
NURO 光 (詳しい対応エリアのご確認もこちら)

auひかり
ソフトバンク光
ドコモ光



以下、YouTubeのアップロード速度や、インターネット回線について詳しく解説していきます。



YouTubeのアップロード時間は上り回線速度が重要

YouTube アップロード 速度

インターネット速度には上り回線と下り回線があります。

アップロードが上り回線、ダウンロードが下り回線を使います。


アップロード:データを手元のコンピューターから、ネットワーク上のサーバーに転送すること。
ダウンロード:データをネットワーク上のサーバーから、手元のコンピューターに転送すること。


YouTubeのアップロード時間は、上り回線の速度に影響されます。



インターネット速度テスト YouTube
私のアップロード回線速度は、大体10~20Mbps前後。速いときでも30Mbpsを超えることはない感じです。一応光回線ですが、光回線の中では決して速くない。

ダウンロード速度は、5~15前後。速いときは20Mbpsちょっと。

平均すると、アップロード回線のほうが早いですね。
光回線の特徴で、アップロードのほうが速いケースが多いんです。逆に、ADSLなどはダウンロード速度のほうが早いことが多いです。


この回線速度だとネットサーフィンなどは全く問題ないのですが、YouTubeへの動画投稿には数時間以上要することもしばしば。



上り速度と下り速度の主な使われ方をご紹介します。

上り速度=アップロード速度

・動画のアップロード(YouTube、ニコ生、Dailymotionなど)

この記事で取り上げている内容ですね。

動画をインターネット上にアップロードする人はかなり少ないので、下り速度と比べると、あまり重視されません。

ネットの記事でも上り速度と下り速度とわざわざ区別せず、二つまとめて通信速度と称して言及している記事が多いです。



他には、

・メール送信
・SNSに動画や画像をあげたり、文字をつぶやく

などがありますが、いずれも回線には軽負荷なので、これらの用途に上り速度はあまり気にしなくていいです。

下り速度=ダウンロード速度

・ゲームや動画のダウンロード

ダウンロードするゲームや動画の容量が大きいものは、下り速度が速いほど快適。
ダウンロード販売しているものならなんでもそうですね。PlayStationのゲームダウンロード、アマゾンでの電子書籍のダウンロードもそうです。


他には、

・ネット視聴(YouTube、Hulu、Netflix)
・メール受信
・SNSを見る
・ネットサーフィン

などがあります。
ネット視聴の場合、100Mbpsもあれば十分過ぎるほどの速度です。

例として、YouTubeの4K動画(超高画質動画)は、25Mbpsで快適に視聴可能です。

下りと上りの両方を使う

・ゲーム実況や生配信、生放送

オンラインゲームや配信を構築しているサーバーと、ゲームや配信を行う私たちとの双方向でデータが行き来しますので、下りと上りの両方を使います。

これらを行う場合でも、回線速度は重要ですね。
光回線でもなるべく速いものを選びたいところです。


遅いと、こんなケースがあります。

この方のツイートを調べさせていただいたのですが、どのキャンペーンで何の回線にしたのかは、残念ながらわかりませんでした。


スプラトゥーンに必要な回線スペックについてツイートしている方がいらしたので引用させていただきます。
光回線でも、低質なものだとダウンロード(下り速度)が2Mbpsを下回ることがあります。


YouTubeアップロードは、上り速度が速いほど快適

アップロードといっても、ツイッターやインスタグラムへの動画投稿の場合は、動画データ容量が少ないことがほとんどなので、通信速度が気になるケースは少ないです。

昔に流行ったVineや、今流行りのTikTokなども軽負荷。お手軽にアップロードできます。


ほぼすべての用途において、インターネット速度は数十Mbpsもあれば快適です。


ただし、YouTubeに数百メガバイト、数ギガバイトという巨大容量をインターネットにアップロードするとなると話が変わってきます。


YouTubeにアップロードする動画は、小さなものなら数メガから数十メガバイト程度です。
しかし、人気YouTuberがアップロードする動画は数百メガバイトなんて当たり前です。

動画時間が10分を超えると、広告をある程度自由に挿入できます。そのため、最近のYouTube動画は10分越えという長時間動画も全く珍しくなくなりました。

さらには、フルHD画質を超える超美麗な4K画質でのアップロードも増えています。
4K動画だと、数百どころか数千メガ……つまり数ギガバイトという容量にもなりえます。

そういったとき、光回線でも遅いものだと、1つの動画をアップロードするのにかなりの時間を要することがあります。


ツイッターから、いくつか引用してみますね。



YouTubeへの動画投稿は、GB(ギガバイト)という大容量が珍しくなくなりました。



ユーザー名が強烈すぎて内容が少しばかり薄れますが、「光回線でも遅いものだと……」という切実な声が伝わってきますね。




決してJ:COMを批判したいわけではないのですが、ツイッターで「アップロード」で検索すると、有益なツイートがあったので。。。

ちなみにNURO光って読み方としては「ニューロひかり」が正式な読み方のようです。
私はまんまヌロと呼んでいましたね。
知人はヌーロと呼んでます。

NURO光としては、読み方に対してどういった見解を持っているのか気になるところですね(そうでもない方、申し訳ありません)。


上り速度が800Mbps超えしてますね。
この速度は、光回線でもNURO光かauひかりでないと、なかなか実現しない数値です。



上り速度が遅めだと、アップロードに時間を要してしまうので辛いですね。


現在、YouTubeなどの媒体に動画を投稿している方、これから始めようとしている方は、上り(アップロード)回線速度はなるべく速いものを選ぶことをおススメします。

上り速度を強調していますが、回線速度が速いとされるインターネット回線は、基本的に上りも下りも速い。

その代表格が、「NURO光」と「auひかり」になります。




アップロードが速いインターネット光回線4社比較

・NURO光
・auひかり
・ソフトバンク光
・ドコモ光

上記4社を、通信速度(上り・下り)と月額料金で比較していきます。

通信速度(上り/下り)


上り速度 下り速度
NURO光 1Gbps 2Gbps
auひかり 1Gbps 1Gbps
ソフトバンク光1Gbps1Gbps
ドコモ光 1Gbps1Gbps
Gbps(ギガビーピーエス。bpsは、通信速度を表す単位 bits per second のことです)
1Gbps=1000Mbps

数値だけ見ると、上り速度はどこの回線も同じです。
しかし、NURO光とauひかりが1位と2位の速度であることは間違いありません。

理由は、NURO光とauひかりがダークファイバーと呼ばれる独自回線を使っているからです。

独自回線が速い理由は、同じ回線で使う人数が少ないために混雑しないからです。


理想の数値は同じでも、実際値が速いのはNURO光とauひかりです。



ちなみに、ソフトバンク光とドコモ光はNTT回線を使っています。


この方の述べているNTT・キャリア提供回線というのが、ソフトバンク光とドコモ光が該当します。

NURO光とauひかりが独自回線。
(正確には、NURO光もNTT回線ではあります。
ただし、NTTが普段使っている回線であるフレッツとは違います。
ダークファイバーが独自回線と呼ばれるのも、
NTT回線の中で特殊な回線だからです)



月額料金



プラン 月額料金
NURO光 ホーム
マンション
5,200円
2,090円
auひかり ホーム
マンション
5,610円
4,455円
ソフトバンク光ホーム
マンション
5,720円
4,180円
ドコモ光 ホーム
マンション
5,720円
4,400円


値段は大差ないです。


所持するケータイが、
・auならauひかり
・ソフトバンクならソフトバンク光とNURO光(一戸建て:ホームプランの方)
・ドコモならドコモ光
にすると、それぞれ数千円ほど少し安くなります。


下り(ダウンロード)速度しか使わない一般的な用途なら、月額料金の差が大きな着眼点になるのはわかります。



ですが、YouTubeのアップロード速度が速くなるというメリットは本当に大きいです。
時間短縮だけではなく、パソコン寿命の実質的な延命にもなります。


家族に[回線速度遅めのインターネット回線会社に勤めている]などの理由でもなければ、なるべく速い回線を選びたいところです。




YouTuberならNURO光、
NURO光対応外エリアならauひかり、

これは鉄板と言っていいです。



公式サイト:NURO 光
公式サイト:auひかり

*格安SIM(一戸建て)の方も、NURO光がオススメ。工事費が実質無料で、高額キャッシュバックもあるからです。




YouTuber向け:NURO光とauひかりの10Gbpsプラン

NURO光とauひかりには、10Gbpsプランという超高速通信プランもあります。

NURO光とauひかりの通常プランでも、YouTubeへのアップロードは大抵が数十秒~数分で終わります。

しかし、4K画質の長時間動画のように数十~数百GBという大容量データをアップロードしたい方にはとても魅力的なプランです。

通常プランと10Gbpsプランの月額差は、1,000~2,000円程度です。



通信速度月額料金
NURO光 10Gbps 10Gbps(下り)
2.5Gbps(上り)
7,128円
auひかり 10Gbps 10Gbps(上りも
10Gbpsかは不明)
7,018円


ただし、10Gbpsプランはまだ全国的に普及しているわけではありません。

NURO光:東京都、神奈川県、静岡県、大阪府、兵庫県、奈良県
auひかり:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県

となっています。



とはいえ、

・YouTuberとしてやっていきたい方
・すでにYouTuberとして収益が出ている方
・時間的な制限が多くなりがちな社会人の方
・少しでも時短したい方

などにとって、10Gbpsプランはとても魅力的なプランであることに間違いありません。




地域別

関西圏など、一部の地域に集中して光回線を展開している企業もあります。
代表的なのがeo光です。


eo光:[大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県]の対応エリア、福井県の一部


NURO光では普及していない県や地域にも展開しているので、上記の地域に住んでいる方にはおすすめの光回線です。



公式サイト:eo光




YouTube動画投稿で、ケーブルTVやADSLは厳しい

光回線でも、遅いものだと厳しいことが多いです。

光回線より低速であるケーブルテレビやADSLならなおさらのことです。


この記事でご紹介している光回線の理論値は1Gbps=1000Mbps。

この方の地元ケーブルテレビより500倍速い計算になります。





光回線でも遅いものだと、ADSLなみの低速な回線があります。

この方の光回線は、少なく見積もっても数十Mbps以上の平均速度が出ていそうです。




YouTuber:ネット回線が速い場合のメリット&遅い場合のデメリット

時間の短縮はとても大事です。

アップロード時間が短縮されれば、その時間で他のことができます。

パソコンが一台のみで、今は生活のすべてをYouTubeへの動画投稿に捧げるような方なら、すぐにパソコンで別のことができます。

「いや、その時間はパソコン放置して、外出したり勉強とかで遊んだりとかしてるよ」という方でも有益です。



まずパソコンの電気代が節約できます。
しかし何より、パソコンの寿命を無用に消費することがなくなります。



パソコンは精密機械で、一日数時間扱えば数年で寿命が来ます。アップロードに毎日数時間かけていれば、寿命はものすごく縮みます。
正確に言うと、縮むのではなくて、いたずらに消費してしまうといったほうが正しいでしょうか。



動画編集には高性能なパソコンが必要です。よってパソコンでも10万円単位の高額パソコンになります。
高額パソコンの寿命が一年縮むことは、数万単位の損失と言えます。

最悪、時間の浪費だけでなく、金銭面でも損失を生む可能性があるんですね。




ちなみに、動画のアップロード時間にパソコンの性能は関係ありません。
別の安いパソコンにデータを移し替えて、その安いパソコンからYouTubeに動画アップロードすれば……と考えている方がいるかもしれませんが、やめたほうがいいです。

私はそれを試したのですが、別のパソコンへ動画データを移行する時間が、まず結構なものになります。

動画編集自体はSSDストレージを利用しますが、保存にはHDDを使う人が多いです。そのHDDからの移行というのも関係しているかもしれません。
保存ストレージがSSDでも、移行先の低価格パソコンは恐らくHDDではないでしょうか。そうなると、やはり時間がかかってしまいます。

わざわざ書く必要のない情報かもしれませんが、世界は広いです。
私のような物好きな方がどこかに存在してもおかしくありません。……いや、やっぱりおかしいですかね(汗)。

万が一を考えての補足です。あまり気にしないでください。




まとめ

YouTubeに日常的に動画投稿する方は、アップロード速度が速いインターネット回線を選びたいです。


【YouTuberにおすすめのインターネット回線】
1位:NURO 光 2位:auひかり 3位:ソフトバンク光 同率3位:ドコモ光



公式サイトでは申し込みだけでなく、プラン別料金や対応エリア・キャッシュバックなどキャンペーン詳細のご確認もできます。

以下のリンクから公式サイトに飛びます。
よければご利用ください。



公式サイト



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